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道満へら鮒会6月例会に
参加しました

カラ消し込みに手を焼きました

2010-06-12

 道満へら鮒会の6月例会が兎谷津へら鮒センターで行われましたので参加してきました。
 集合の5時に到着すると例会の会場となる小池に入り、今回は釣り座を最初に決めます。大池との間にある道路側の小桟橋が人気のようですが、北側から2つに空きがあったので、O氏とともに北から2つめの小桟橋に入りました。

小さい桟橋に乗りました
釣り座からの風景です

 受付、開始前の打ち合わせを終えて、5時30分頃、めいめい釣り座へ入って準備を始めます。
 僕がこの日選んだ釣り方は浅ダナの両ダンゴです。これからの時期は一番数が伸びるこの方法でなんとか釣果を伸ばしたいところです。メーター規定の無いこの池では状況如何によってはカッツケまで浅くします。
 竿はシマノ慶匠8尺、道糸は東レ将鱗へらプレミアム道糸0.6号、ハリス上下とも東レ将鱗へらプレミアムハリス0.4号20-27cm、ハリ上下とも改良ヤラズ4号、ウキはO氏からアドバイスを頂いた極心4号(モデル名不明、羽ボディ5cm、トップ7cm、カーボン足5cm、ボディ径最大5mmの細身)です。ウキ下はおよそ60cmで始めてみます。
 先週とウキが替わったのでえさは同じで始めてみようとプログラム:浅ダナ一本:水を200:200:100ccで作りました。

 えさ打ちを始めたのは6時頃でした。せっせとえさを打っていきますが、ウキにナジミが出ません。かなりトップの浮力が強いのかな?とえさを少し練り込んでみます。
 ようやくウキにナジミが出るようになってきたら、今度はウキが動きません。隣のO氏はアタりっきりになってきましたよと順調に釣っていきます。

 あまりにウキが動かないので、2ボウル打ったところでO氏のアドバイスに従いベーシックのえさに替えます。オールマイティ:ベーシック:グルダンゴ:水を各100ccで作って、後からオールマイティ100ccで仕上げました。
 このえさに替えたところ、ウキの動きが激変しました。おぉスゴイ。えさが違うとこんなに変わるのね…と感心していると、ズバッとウキが消し込むアタリが出て、ようやく初物が釣れました。

約一時間の躓きです。あいたた…
初物釣れました(6:53)

 ところがこの後が続きません。ウキにサワリが出るし、カラツンも出るのですが、一向にハリ掛かりしないのです。2枚めが釣れたのは7時20分、その後一時間も釣れない時間が続いてしまいました。このままではイカンと工夫を重ねていきます。
 寄せが足りない感じもしますので、手水を打ってベーシックを追い足します。魚の気配が増えてきたもののウキがモヤモヤと動くだけなので、アタリが明確に出るようにハリスを15-20cmに詰めてみました。

 この対応でようやくハリ掛かりするようになりました。8時24分に3枚めがようやく釣れた後は、ペースが上がってきて、連続ヒットも出るようになりました。9時台は時間7枚釣って計12枚とやっと浅ダナ両ダンゴらしい釣りになってきました。

調子出てきた
12枚まで釣れました(9:50)

 途中でO氏がフラシの計量・再放流をしたタイミングで僕も計量してしまいます。O氏は10kg、僕は4kgとペースが倍以上も違います。ここまでO氏が試した結果ウキをしっかりなじませてアタリ返しを狙うと少しサイズが良くなるとのことです。水面直下に沸くほどの活性ではなく、サワリながらウキがなじんで魚に揉まれて1~2節戻った辺りで強いアタリが出る、という傾向が感じられました。
 しかしながら理想的なイメージはもっと早いアタリをあわせて釣る感じなんです。一度ナジミを入れて…というと基本通りなんですが、粘ったえさを使ってナジミを入れる釣りをすると…

どうしてもアタリを待ってしまう
 ↓
えさ打ちの回数が少なくなる
 ↓
へらぶなを寄せきれない
 ↓
アタリが少なくなってナジむばかりになる
 ↓
さらにアタリを待ってしまう

 という釣れないスパイラルに入ってしまう心配があります。できれば常にウキが煽られて、振れアタリをあわせていくくらいのペースにしたいところです。そういった釣りを想定して先週日曜日に道満河岸へら釣り場で練習をしたんだけどな…。

 えさ合わせが今日のポイントらしい、とベーシックをシメえさに使ったり、手水で柔らかくしたり、とへらぶなのご機嫌を探っていきますが、これがなかなか決まりません。平気で30分程穴が空くかと思ったら、連続ヒットで釣れたり、と出入りの激しい釣りになりました。
 11時台は8枚を釣ったものの、12時台は6枚になってしまいました。柔らかめのえさに反応が良いようなので手水を打って調整しますが、絶えず粘ったり柔らかすぎたりを行ったり来たりです。

お昼ゴハンも食べずに頑張りました
12時台を終えて29枚です(12:53)

 途中O氏がこれは決まったか?と思うほどの連続ヒットを出すものの、しばらくするとヒットが途絶えてしまう状況で、やはり僕もまた、釣れたかと思うとまたカラツンカラ消し込みになってしまいます。えさのタッチや付け方、振り込み方などをあ~でもない、こ~でもないと試してゆき、どうにかこうにか拾っていく感じです。
 13時台も同じ6枚でペースは上がらず、ハリス寸などを工夫しても大きくは変わりません。最後の14時台も5枚を釣ったところで、まもなく終了の15時が近づきます。

 ギリギリまで粘って、そこをなんとか。ひとつヨロシクと放った泣きの一投でかろうじてアガリ一枚を釣り、やはり時間6枚ペースとなったのでした。

泣きの一投で釣りました
なんとか粘って釣った41枚め(15:00)

 計量すると約8kgでした。1回目と合わせて41枚約12kgでした。トップは20.8kg、O氏は200g差の2位でした。もうちょっと周りが釣れていると思って結果発表の時に驚いていましたが、後で聞いてみるとやはり皆さんカラツンカラ消し込みが酷くてなかなか手を焼いていたようです。

 トップの半分釣るという当面の目標はどうにか達成できたようですが、もっと早い釣りを…と頻りにバラけるえさを探り、早いアタリをあわせていったため、なんとかえさ打ちのペースが保てた気がします。とはいえO氏から頂いた情報に合わせたナジませつつも早い手返しの釣りができず、まだまだ課題が残るなぁと痛感しました。

 参加賞は美味しそうなトマトを頂いたのですが、自炊をしない独り暮らしの僕にとっては、もうご進物コースだな…と思っていたところ、O氏と賞品のトレードの申し出を頂きました。2位の賞品(缶コーヒー1ケース)とではなんだか申し訳ないところですが、お子さんがトマト好きとのことで、喜んで交換して頂きました。ありがとうございました。

 次回7月は大宮武蔵の池です。昨年はトロ掛けセットで撃沈したのでリベンジを狙うか、浅ダナ両ダンゴ強化月間を続けていくか悩ましいトコロです。う~ん、どうしよう…。

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