聖地で両ウドンの底釣り修行を
当初ヤリイカを釣りに行こうと思っていたのですが、寝坊して7時に起きてしまいました。遅く起きた朝はへらぶな釣りに限ります。これぞご近所釣行の強みです(笑)。
1月10日の中の島センター釣行で初めて使ってみたわらびうどんをもう少し試してみたいと思っていましたので、今日も両ウドンの底釣りをと準備を始めます。
今回も菅原商会のわらび粉を使います。粉100ccに味の素少々、水290cc(目分量)を鍋に入れてかき混ぜ、強火で加熱し、固まってきたら中火に落として、時々ガス台から離して念入りに練りこみます。
ダイワのプロフェッショナルウドンメーカーに入れて、2.7mmのノズルで搾り出します。冷水で締めたら水気を切って、野本釣具店のうどん安定液に20分程浸します。うどん安定液を切って、10cm程に切り、わらびうどん専用トレーに一本ずつ収納して完成です。
結構時間が掛かってしまいました。一時間程掛かっちゃったんじゃないかな?手間で言えばやっぱりタピオカうどんの電子レンジ作り、ラップ詰めの現場ポンプ出しが一番ラクですね。事前にポンプで絞る方法は、これだけ手間を掛けるメリットをイマイチ感じられないでいるのですが…。
上尾園に到着したのはちょうど10時頃でした。駐車場は既に満杯です。事務所脇のスペースに誘導されてようやく停めました。
料金を払って釣り場に入ると、釣り座は半分ほど埋まっていてなかなか盛況です。どの場所が良いかも判らないので、安直に入口脇にしました。
最初に水深を調べている途中、池のご主人が来たので8尺で底が取れますかね?と聞いたら竿いっぱいで取れるよ。右の岸よりが少し浅いねとの返事です。鵜呑みにして8尺で道糸を切ったら僅かに足りず、泣く泣く仕掛けを作り直しました。
竿はシマノ慶匠9尺、道糸は東レ将鱗へらスーパープロプラス道糸0.6号、ハリスはダンへら名人0.25号30-37cm、ハリはガマカツのサラ2号、ウキはリコーサーバンスのさみだれウドン用ソリッドトップ(塗り替え済み)1号です。まぶし粉は以前にへらむぎさんから頂いた隼人大池特製ペレットを使用しました。
えさ落ち目盛りを合わせ、底をとって、ウキ下は1目盛りズラシに設定し、ようやく釣りを始めたのは11時頃でした。えさを打ち始めて2投めで早くもサワリが出てきました。お!魚居るじゃん。
この場所って居付いているのかな?と期待していると、ツン!と良いアタリが出て、なんと4投めにして初物が釣れました。
ここ連日あまり釣れない釣行が続きましたので、思いのほか早い釣れ出しに満足です。結構数が伸びてくれると嬉しいなぁ…と続けてえさを打っていきます。
えさ打ち点が変わると、ウキのなじみ幅が変わってしまいます。水深の傾向は右と手前が浅く、左と沖が深いようです。少しえさ打ち点が変わると、えさ落ち目盛りから沈まなかったり、トップが沈没したりします。む~結構難しい。
少し沖めに振り込み、道糸が張ったところをウキが立つ場所と決め、同じところにウキが立つようにします。ところがここがちょうど斜面になっているようで、ウキ下がどうもぴったり合わない気がします。
この後、良いアタリがことごとく皆スレ掛かりになります。ウキ下をが深過ぎるか?と少しずつ浅くしていくとアタリが遠のいてしまい、再び深くするとスレ。一匹目はあんなり素直に釣れたのに、えさを打てば打つほど釣れません。いったいどうしちゃったんだろう?
しかも途中で道糸が絡まって、再び仕掛けを作るなどどうにも釣りになりません。分からなくなった時は最初から…と底取りからやり直したら、素直にツン!とアタリが出て、釣れてしまうのです、これが。
後から考えるに、底休めをしたら釣れる、もしくはサワリが出る、といった具合なので、えさの打ち過ぎで魚が上ずっていたか、まぶし粉の粒子を追うだけになっていたかも知れません。とはいえこの時はなんで釣れないのー!とムキになってえさを打ったので、ドンドン泥沼にはまっていたのかも?
明確なアタリがドンドン減っていく、というかサッパリ出ない状況に。14時を過ぎる頃には太陽が駐車場の向こうの建物にかかってしまい、日陰になって随分寒くなってしまいました。
結局、15時に周りの人達が例会を終えて帰る中、僕もアガリとしました。あ~さっぱり釣れんかった…。
両ウドンの底釣り修行の道もまだまだ遠く険しいようです。わらびうどんとタピオカうどんの違いも明確に分からないし…、まだまだ闇の中です。2011年に入ってからツ抜けもしてないし、あぁ釣れる釣りがしたいなぁ。やっぱり海に行こうかなぁ、と肩を落として帰路に着いたのでした。
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