トップ創作日誌

へらウキのトップを塗り替える

気に入らないところは改造しちゃおう

2010-01-06

その1 発端

 2009年の釣り納めで初めて両ウドンの底釣りをやりました。その際に使ったウキがリコーサーバンス社のさみだれウドン用ソリッドトップ1号です。
 その後も2010年1月4日での弁天閣釣り道場でも使ったのですが、冬場の両ウドンの底釣りとなると、やはりアタリが小さくなります。目盛りの半分だけが引き込まれたり、トップが震えるだけの動きを半信半疑であわせたりするのは、悩ましいくらいに面白い経験でした。

 しかしこのウキを実際使って感じたのはトップの目盛りが大き過ぎることです。全長約10cmのトップが9色に塗り分けられているのですが、小さいアタリに対応できるように目盛りをもっと小さく塗って欲しいと感じました。(全11目盛りくらいでお願いします!リコーサーバンスさん!)

使ってみた感想です
リコーサーバンス社のさみだれウドン用ソリッドトップ1号です
(クリックすると拡大します)

 もっと使い易いウキは無いものだろうか?と釣具店を巡り、ネットを流れてアレコレ探してみたのですが、なかなか良いものが見つかりません。もともと両ウドンの底釣りは関西の箱池で行われている釣りで、関東がへらぶな釣りの本場となった現在、この釣りに向いたウキを作るメーカーや作者が少ないようです。現在主流の大型管理釣り場ではあまり行われない釣りなので、ぶっちゃけて言えば昨今流行らない釣りの道具ゆえに作っても売れないんですね。

 そんな中で弘月作の琥珀 ウドン専用モデルはコレ良さそう?と目を付けたのですが8,000円超とこれまたお高い。有名なウキ作者の作品は非常に高価で、冬の一時期のみの楽しみに費やすにはちょっと抵抗があります。
 まぁ極軟9尺の竿でタナ2本程度の両ウドンの底釣りと決まっているので一本ないしは二本あれば充分、と考えるなら、ベーシックなウキを買い揃えるよりはまだマシな方ですし、言っちゃあ何ですが、この竿も決して安い物では無いので、有名な作者のウキが付いていたっておかしくはない(ちょっとヤラしー!?)のですがね。

 とはいえ入門したての身の上では、ボディの長さが何cmで径が何mm、トップの長さは?太さは?素材は?などと考え始めると、どんなウキが自分の手に合うのかも分かりません。頑張って買った高いウキがイメージと違ったものだと泣くに泣けません。
 今のさみだれウドン用ソリッドトップ1号を眺めて考えると、トップの目盛り以外は取り立てて不満はありません。贅沢を言えばもうちょっとオモリを背負ってくれて、かつ、もうちょっと感度が良ければ言うこと無しですがね(笑)。とにかく現状の不満を一つずつ解消する方向で試行錯誤しても良いのでは?と思いました。

 そこで同じウキをもう一本買ってきてトップの塗り直しに挑戦することにしました。とにかく思い立ったら手を動かしてみたくなる性格なものですから、これで失敗してからウキを買っても遅くない(笑)と。なにせ弘月作の4分の1程度のお値段ですから、多少の失敗でも大損までには至らないでしょう。さてはてそんな目論見がうまくいきますかどうか。

その2へ続く

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