川越FCで100匹釣り男の再来を
先週、鳥羽井沼自然公園の池で作った竿に入魂することができました。尺上交じりで13枚釣れて、竿が折れなかったので一安心でした。次なる目標はこの竿で一日釣ってみることです。そもそも一日釣っても大丈夫な竿を目指していたはずですし、できればたくさん釣って、この竿の限界点を探りたいと思います。
とはいえイビツな曲がり方をする竿なので、いきなり大物が揃う釣り場では少し心配です。そこでへらぶなのサイズが小さくて、数がたくさん釣れるところ…と、川越FCに行ってきました。
前夜から雨が降り、釣行を躊躇していたのですが、雨なら釣り人も少ないだろう、魚に左右に走られても迷惑を掛けずにすむだろう、と朝7時頃に出発し、8時頃到着しました。
釣り池を覗いてみるとお客さんが居ません。あれ、営業してるよね…?と事務所に入って、ご主人にへらぶな釣り、大丈夫ですかね?と訊くと、やってますよとの返事を頂きました。釣り料金とお昼の注文の代金を支払って、釣り場の中へ入ります。
釣り座は選び放題ですので、5号池の北側の壁沿い、中央やや事務所寄りに釣り座を構え、テントを立てました。
準備を始めます。周りに誰も居ませんし、水面では頻りにへらぶながパチャパチャやってます。雨で魚も上ずっているだろうし、たくさんの魚に相手をしてもらいたいので、カッツケ両ダンゴで始めます。
仕掛けは道糸0.7号、ハリス0.3号18-25cm、ハリはバラサ4号、ウキは碧舟のRapid-EXのLサイズで、ウキ下はハリスカッツケです。
えさは単品爆釣!両ダンゴA:水を480cc:120ccで作りました。
えさを打ち始めれば、すぐに魚がやってくるだろうと思ったら、意外にウキが動きません。10投ほどで動き出した、と思ったら、今度はえさが持ちません。ひゃー。
ハリスが長すぎたな…と13-18cmに詰めると、小気味良いアタリが出るようになったのですが、カラツンが頻発します。食い頃の大きさになってない?と、ハリがギリギリ隠れるサイズにすると、ようやく初物が釣れました。
最初の一枚を釣るまでに結構時間が掛かってしまいました。以前来た時には100匹釣りを達成したので安直に構えていたのですが、今日はそう簡単に行かないぞ…。
2枚目を釣ったのは、15分以上経ってからでした。どうもえさのダンゴが大きくなってしまっていたようです。極力小さく!とブツブツ自戒しながらえさ付けすると、次第にペースが上がってきました。
しかしながら、えさが揉まれて持っていない様子です。早いタイミングでスパッと強いアタリを出して欲しいので、ウキを碧舟のSnappy、Lサイズに変更します。
これで、ようやく釣れるようになってきたので、今日はGoProを使って釣り人目線で、作った竿の曲がり具合を動画で撮影してみることにしました。
えさの付いた手でレンズを触ってしまったらしく、少し見難い点をご容赦下さい。
作った竿で一日釣ってみる その1(34sec)
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SmartPhone : youtube
Macintosh : mp4(9,067KB)
Windows : WMV(21,378KB)
作った竿で一日釣ってみる その2(34sec)
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SmartPhone : youtube
Macintosh : mp4(10,512KB)
Windows : WMV(23,282KB)
作った竿で一日釣ってみる その3(39sec)
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SmartPhone : youtube
Macintosh : mp4(13,879KB)
Windows : WMV(27,066KB)
改めて見ると、やっぱりイビツな曲がり方をしていますね…。釣っている本人が一番不安に感じています(笑)。それでも11時頃まで撮影しながら16枚釣ることができました。しかし前回釣行時の100匹ペースにはほど遠い…。
雨が上がってお客さんが来ました。釣り座は選び放題なんですが、ご挨拶されながら何故か僕の右3席ほど隣に入られたので、GoProでの撮影は終了し、テントを外して、脇で乾燥させることにしました。
隣に入られたお客さんは朝から来てるんですか?とか新しいウキを使ってみたくて、雨が止んだところを見て来ちゃいましたと話しかけてくる親しげな感じの方でした。
僕は作った竿を使いたくて朝から来ましたと答えると、やっぱりそんな動機で来ちゃうんですよねと笑っておられました。
他にはちょうど正面に一人お客さんが来たくらいで、雨が上がったとはいえ、ほぼ貸切状態のままでした。
ちょうどお昼ゴハンができました、とアナウンスが掛かったので昼食休憩とします。今日の注文は前回と同じ野菜炒め定食でした。
釣り座に帰ってくると池の猫がえさを食べつくしてしまっていたので、新たに作ります。今度は少し重いめの配合を…と、ガッテン:ダンゴの底釣り夏:水を240cc:60cc:120ccで作りました。
どうやら小さめのえさで、食い込みをよくするのが重要なようですので、ハリをバラサ3号に変えます。これでバランスが取れるかと。
お昼ゴハンの後はみるみる晴れてきて、日差しが強く、暑いくらいになってきました。これからはガンガン釣って、竿の底力がいかほどのものか、釣果重視のテストにします。
13時以降はなんとかペースがあがったものの、時間10枚とカッツケにしてはイマイチ。カラツンが多かったです。終了の16時まで頑張って、結局57枚でした。
右隣のお客さんは、途中知り合いが来て、二人で延々話してました。お隣さんには横から竿の曲がりを見てもらって、終了時にそこで継いでいるのが分かりますね。でも一日ハリスカッツケでそれだけ釣れれば、大丈夫じゃないですか?と言って頂きました。
とりあえずは川越FCなら一日釣っても大丈夫!という結果が出ました。ハリスカッツケの速い釣りは硬式先調子の竿でガンガン掛けてガンガン寄せてくるのがセオリーですが、軟式胴調子の竿でのんびりやってもなかなか味があって良かったです。気が付いたら一日使い切って、これと言った問題はありませんでした。竿の硬さがちょうどこの池の魚に合っている印象ですね。
今後は竿いっぱいの底釣りとかチョウチンで釣り味を試してみたいところです。もちろん魚のサイズが小さいところで(笑)。
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