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帰省のついでにマス釣り場へ

小柿渓谷放流釣場へ行ってきました

2014-03-23

 亡父の一周忌で21日に帰省しました。翌日にはさっそく釣りに出掛けてしまう親不孝者です(笑)。だって4pcsのフライロッドを持って新幹線に乗っているのですもの。最初っからヤル気マンマンです。

 実家の周辺はあまりよく分からないので、京都府の美山川佐々里地区にルアー&フライ専用区間がある、と聞いて、美山川へ行ったのですが、道中雪に見舞われて転進。結局、上桂川に行ってフライを振ったのですが、魚の姿さえ見ることができませんでした。

 このままでは終われないなぁ、と23日、兵庫県三田市の小柿渓谷放流釣場へ行くことにしました。
 のんびり起きて、実家の車を借りて7時頃に出発を出ると、1時間半ほどで釣り場に到着しました。

 事務所で受付をすると、赤いタスキを渡されました。これを目安に、バケツで放流をしてくれるようです。フライ用エリアは橋の上流だよ、と教わり移動します。エリア最上流部は、川が蛇行して岩盤に当たる随分深い淵になっていました。その下流の仕切りから橋までの方が、浅くて釣り易いかなぁ?と思いながら、準備を始めます。

 竿はECHO CLASSIC 480-4xで8フィートの4番指定の4ピース。遠征の釣りに重宝してます。リールは先週も使ったKINEYAのModel700。ラインはDT-4Fです。

 水深のある難しそうな淵の前で、リーダーをどうしようかな?と思っていたら、放流の軽トラが来ました。下流に移動してもらうのも申し訳ないので、そのまま淵に放流してもらいました。従って、マーカー+ニンフの釣りの準備をします。9ft6Xのリーダーに6Xティペットを1ヒロ繋いで、マーカーを付けました。

 淵の始まる落ち込みからの流れの芯に投げるも、反応がありません。さらに下流に投げるもダメ。ショットを変え、マーカーの位置を変えるもアタリがありません。
 流芯をまたいで、岩盤に近い木の下にスポンとフライが入った時、ようやくマーカーがチコッと動いて初物が釣れました。

結構苦労した
初物釣れました(9:54)

 放流してくれたお兄さんが最近はカワウにやられるのでマスが残らないと嘆いていたのですが、まさか放流直後の魚が既に警戒している?たまたま流れの緩い対岸沿いに溜まっているのかも?続けて対岸近くに投げると、アタリが出るようになりました。

 次第に下流に移動しながら、魚の溜まっていそうな場所を探すと、淵尻が一番反応がよいようです。ここか?

続けて釣れます
溜まる場所みっけ(10:44)

 なかなかハリ掛かりしないのですが、反応は淵尻が良いようです。放流された魚は下って流れの緩い場所に固まるようです。

 次第に水面にポツリポツリとライズが出てきました。12時になる前、マーカーにガバッと食いついてきたヤツがいました。これを見て即座にドライフライに変更します。
 リーダーは6xの14ftに結び代え、6xティペットを1ヒロくらい繋いだので、全長18ftくらいのロングティペット・リーダー?にしました。去年から長いティペット・リーダーシステムに挑戦しています。

 淵尻に近い木の下、流芯をまたいだ向こう側の緩流帯が一番ライズが多いです。そこに流し込むと、パコッと魚がでました。

ヨッシャー
今年のドライ初物(12:13)

 最初はあまり流し方に気を遣わなくても食ってきたのですが、何匹か釣っているうちに、魚が警戒するようになってきたみたいです。メンディングを頻繁に使って、きちんとフライ先行で流さないと食ってくれません。
 しかし、やっぱり8フィートの竿はメンディングが楽ですね。ここのところ7フィートのバンブーロッドを使うことが多いので、長いリーダー・ティペットを扱うには、やはり竿も長い方が使い良いです。
 一方で水面に目立った特定の虫が流れているようには見えません。ハッチというわけでも無いみたいで、フライパターンは特定のものというわけではありませんでした。

やっぱ水面好きです
ドライが楽しいです(12:59)

いつ巻いたんだっけ?これ
パラシュートパターンです

 入れパクに近いペースになってきましたが、ハリ掛かりの確率が悪いのが、目下の悩みです。リーダー・ティペットが長いのでちゃんとフッキングしていない?と、かなり大げさにあわせると、ハリに掛かるようになりました。

 お隣に二人組みのお客さんが来ました。ポツポツと釣っておられるようですが、こちらの場所の方が、明らかにライズが多いです。

名残惜しいけど
そろそろ…(13:07)

フライを変えて
アガリです

 13時になって、そろそろ終わらなければいけない時間になってきました。今日のうちにさいたままで帰らなければなりません。最後にペースを上げて、結局20本くらい釣ったでしょうか。今年初のドライの釣りを堪能したので満足、と帰途に付きました。

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