修理の依頼に便乗しました
先週の霞ヶ浦ホソ釣行の際に、真鮒竿のへび口が切れてしまったので、エノさんに修理をお願いすることにしました。エノさんは鳥羽井沼自然公園の池に通っているので、壊れた竿を持っていきますので、ご一緒してもいいですか?と、便乗させて頂きました。
朝7時に到着すると、エノさんは既に来ていて、常連さんの様子を伺ってきたそうです。北西の風予報から、いちじく販売所の駐車場から、水路流れ出し脇に釣り座を構えました。
のんびりと準備を進めます。今日は自作の8尺へら竿から竹を使ってカッツケウドンセットをやります。
道糸は0.8号、ハリスは0.4号7-30cm、上ハリがバラサ6号、下ハリがタクマ4号、ウキは弘月作の競12番をオモリから40cmくらいの位置に付けました。
バラケえさは、ペレ匠顆粒50cc:とろスイミー50cc:セットガン100ccを水100ccで混ぜて、吸水したらGTS200ccで仕上げました。食わせは昨日の残りのタピオカウドンです。
えさを打ち始めたのは8時に近かったでしょう。早速3投めにウキが動き出しました。いよいよ来たね~と思っていたら、スパッ!とウキが消し込んで初物が釣れました。
エノさんからはバラけ過ぎると良くないとアドバイスを頂きます。ジャミや小べらが多いため、浅ダナ両ダンゴで始めたエノさんは、たちまちウキが踊り出し、トップがナジまなくなっています。
えさ打ちを頻繁に繰り返すと、ウドンセットではとんでもないことになるので、えさ打ちをスローペースにします。しっかりめのバラケをタナまでちゃんと入れて、バラケが落ちても少々待ちます。小さいアタリは全部見送って、暖期のウドンセットのセオリー通り、強いアタリだけを取っていきます。
極力、ウキが踊らないように、麩の粒子を撒き散らさないように、静かに釣っていきます。バラケにジャミや小べらがサワった後に、釣れるサイズのへらが下からやってくるイメージです。ですが、やっぱり小べらが掛かってきます。
のんびり釣り進めながら、バラケの傾向を探っていきます。ポロポロと粒が零れ落ちていくイメージのセットガンですが、ボソっとしたポロポロと崩れていきそうな雰囲気のタッチはあまり反応がよくありません。手水を打って、やや柔らかいしっとりとした、少し粒子が舞いそうなタッチの方が反応が良いようです。
ウキは気持ちよく動き、これぞ!というアタリだけ取って1時間で5枚程度、という楽しいペースです。エノさんは池のネコにえさをあげたりして、のんびり魚とネコと戯れる、といった感じです。いい池や。
このネコが人懐っこくて、特にえさをあげるエノさんは相当気に入られているようです。昼寝しようと膝の上に乗ってきたので、釣りができないでしょーと強制退去させられてました。
13枚まで釣って、11時半頃、お昼ゴハンとしました。コンビニで買ってきたオニギリを食べていると、今度は僕の方にネコがおくれと膝の上に乗ってきました。
お昼ゴハンの後は両ダンゴの底釣りにします。竿を替えようと、ふと見ると、手元の玉口のあたりのカシュー塗装が割れて剥げていました。
これはイカンと竿を仕舞います。エノさんにも見せたところ、継ぎの部分に無理が掛かって、変に曲がっていたから、塗装が持たなかったんだろうとのことでした。
底釣りの竿はシマノ慶匠9尺、道糸0.8号、ハリス0.4号30-37cm、ハリは上下ともバラサ4号、ウキは武州の阿吽かやボディの底釣りPCムクトップの10番です。ジャミが多くてもPCムクトップならナジミやすいのでは、と選びました。
えさはダンゴの底釣り夏50cc:ダンゴの底釣り冬50cc:バラケマッハ50cc:水100ccで作って、手水を打って柔らかくしていきます。ペレットを入れるとコイがやって来そうなので、ド定番のスイミー系にしました。
えさを打ち始めると、3投めくらいでウキが動き始めます。最初は怪しいアタリを積極的にアワせて、どのアタリで掛かるのか、試してみます。
最初の1枚めは、1目盛り押さえ込むようなアタリで掛かりました。その後もドンドンウキが動いて、快調に釣れ出しました。
フカフカ動くのはジャミ、と割り切って、小さくても鋭いアタリをアワせていきたいのですが、意外に1目盛りくらい押さえ込むアタリが多いです。これが意外に掛かってきました。
底釣りは小さいのばっかりになるよと周りから言われていましたが、意外に小さいのから、ちょっといいサイズまでバラバラでした。アタリの出方とサイズにも相関は感じられなかったなぁ。
ハリがやっと隠れるくらいの小えさにして着底後の一発めのアタリも狙ってみましたが、ハリ掛かりしませんでした。ダンゴえさのタッチは手水を打って少し柔らかくして、表面の粒子をジャミにサワらせる感じが良かったです。
ウキが頻繁に動くので、底釣りでもえさを絞り気味にして、なじみ切ったすぐの動きや、ズルーっと持っていかれるのはジャミ!と全部見送って、一旦落ち着いてからの鋭いアタリか1目盛り押さえ込むアタリを狙うと、カラツンも少なく、ほぼハリ掛かりします。
右隣で見ていたエノさんがアタリが素直だねと言うほど、釣りやすいパターンになってきました。宙はカラが多かったですから、雲泥の差です。
そろそろえさが無くなってきました。粉150ccの底釣りえさで、これほどの消費ペースは初めてかも。最後は一個分しか無かったので、下バリにのみえさを付けたのですが、ちゃんとアガリ一枚が釣れました。
えさが無くなったのをシオに早アガリとしましたが、約1時間半で20枚と想像以上のハイペースでした。久しぶりの両ダンゴの底釣りでしたが、ウキの動きが素直で、宙のカラツンのストレスを解消し、溜飲を下げることできました。
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