筑波白水湖へ行ってきました
道満へら鮒会の5月例会が筑波白水湖で行われましたので、行ってきました。
ここは毎年2月の例会会場となる釣り場なのですが、今年は雪の影響で中止となったため、5月に武蔵の池から変更となったのでした。
従って、この時期に筑波白水湖に来たのは初めてです。使用桟橋もこれまでと違って、事務所寄りのポプラ桟橋、東桟橋、南中央桟橋、西桟橋を使います。ここまで初めて尽くしなら普通は試釣をするものですが、前週はGWとあってニジマスだ、シロギスだと、他の魅力的な釣り物に彼女と出掛けてしまって、試釣には行きませんでした。だって食事やお手洗いなどの設備を考えると、とても彼女をお連れできませんもの。
朝早くに出発し、現場に到着、朝礼の後に、釣り場に入ります。どうしても底釣りをやりたかった僕は、へら選科の記事『川上魚昇の究極のポイント徹底解明』の切り抜きを持参し、岸際のポプラ桟橋に入りました。同じことを考えてこの桟橋に来ていた会のOG氏と二人で記事を見ながら、この記事お勧めNo.1の釣り座18番に釣り座を構えます。右に1席空けた隣にOG氏が座りました。
OG氏は昨年の年間順位も6位ととても上手で、熱心に試釣を重ねる方です。今回も試釣に来ていてやっぱり中の桟橋で浅ダナがいいみたいと、感想を教えてくれます。それでもポプラ桟橋に来ているのは底釣りがハマると炸裂するからとの希望を抱いているからでしょう。こういう発想が大好きです(笑)。実際、綿密な試釣をして狙うも大外しをされることもあるOG氏。僕よりいくつか年上くらいで当会では若手ですが、面倒見の良い、見習うべきお人です。
釣りの準備を始めます。竿はシマノの慶匠9尺。前掲記事とOG氏のアドバイスで決めました。道糸0.8号、ハリス0.4号30-40cm、ハリは上下ともバラサ5号、ウキは美春の赤帯(底釣)の4番です。
ウキ下を測るとウキ1本残し程で、ちょうど良い感じです。えさはダンゴの底釣り夏:ダンゴの底釣り冬:バラケマッハ:水を50cc:50cc:50cc:65ccで作りました。
えさを打ち始めたのは6時を回った頃でした。4~5投ほどすると、ウキにサワリが出始めます。おぉ!さすがはお勧め釣り座だ!と、軽く感動(笑)しながらも、ウキ下を調節し、ダンゴのタッチを探って、食いアタリを出そうと苦心が始まります。幸いにも程なくツン!とアタリが出て、初物が釣れました。
続けてえさを打つと、まだサワリが出ます。それほど間をおかずに2枚めが釣れました。おぉ!良い出足!
この2枚めは、白く綺麗でデカいへらぶなでした。最近は放流魚のサイズを大きくした、と風のウワサで聞いていたのですが、ウワサは本当でした。
この後、魚っけが無くなってしまい、右のOG氏にアタリが出始めました。こちらは、しばらくえさを打ち返し、7時頃にサワリが出始め、3枚めが釣れました。
えさ打ち点が、ちょうどかけあがりの斜面になっていて、ハリス段差を10cmと広めにとったのですが、もっと広げても良かったかも知れません。えさ打ち点が変わるとウキのトップのナジミ幅が変わってしまいました。そのため、沈没してしまう投が多く、いまいち釣れるイメージが掴めません。
アレコレとウキ下を調節しながら迷ってしまい、大きく40分ほど穴を空けてしまいました。振込みと竿の操作を固定することで、どうにかウキの動きを安定させるようにしたら、アタリが出始めました。
釣れ具合は1・2枚ずつポツポツと言う感じです。厚く寄せるという感じにはならず、小規模な群れが回ってきて気配が出てくると釣れる、という印象を僕もOG氏も持ちました。
同じ9尺の底釣りで釣っていたOG氏と魚の引っ張り合いをしている、というよりは、二人でえさを打って足を止める、という感じで釣っていきました。
一方、この日は型揃いで、0.4号のハリスが3回ほど飛ばされました。これまでは中型の魚が数多く居る池、という印象だったのですが、まるで別の池に来たような気にさせられました。
当会は1フラシ12kgカット、10kg目安を推奨しています。型が良いので17枚でフラシを換えましたが、後の検量ではちょうど10kgでした。やっぱり型がとても良くなっています。
時間が経つに連れて、1・2枚釣っては途切れる、という傾向が強くなってきました。20~30分くらい周期で群れが回ってくるようです。
聞こえてきた途中経過では、もう3フラシを掛けている人がいるとか。浅ダナは良いペースで釣れているようです。隣のOG氏は宙に切り替えようか?と悩んでいるようですが、底釣りのアタリが途切れそうで途切れないので、切り替えられないでいました。
OG氏は僕よりも良いペースで釣っています。僕のペースは、途中でお昼ゴハンを挟んで、13時に30枚めが釣れて、この間、20~25分ほどの穴が空いたのが3回ありました。もちろん、時間5枚ペースでは例会上位には行けませんが、もうちょっと良くてもやっぱり微妙かな?底釣りを楽しむ分には悪くないんですけど。
14時を回って地合が落ちてきたか、サワリが無い時間がハッキリしてきます。OG氏とともに回って来てくれ~とお願いしていると、ポチポチと追加し、37枚まで釣ったところで終了の時刻となりました。
検量したところ19.6kgでした。隣のOG氏は27kgで7位でした。トップは36.8kgで浅ダナのウドンセットから両ダンゴへのスイッチでした。試釣無し、好みで決めた底釣りでトップの半分釣れたから、まぁ良しでしょう。
参加賞は缶コーヒー1ケースでした
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