トップ釣行記

作った竿で釣ってみよう

デビューはタチウオジギングで

2014-08-16

 2014年3月に竿を一本組みました。紆余曲折を経てライトジギングロッドになった竿ですが、デビューの機会を窺っていました。

 夏になり、今年はタチウオの釣況が良いと聞いていましたが、なかなかチャンスに恵まれず、お盆を迎えてしまいました。お盆の週末はどこに行くにも車が渋滞しそう…と思っていた時に閃きました。都心方面なら空いているんじゃない?と。そこで白羽の矢を立てたのがタチウオで作ったライトジギングロッドデビューです。

 早速、2004年7月にタチウオ釣行した際に訪れた川崎の中山丸のサイトを覗いてみますと、8月13日の釣果写真に見知った顔が写っているではありませんか。普段お世話になっているにゃん次さんが35本も釣って竿頭になっておられました。これですっかり行く気になってしまいました。

 週末の釣行に向けて準備を進めているうちに、手持ちのバス用リールで釣るのも何だな…ジギングにDCは必要ないぞ…と気付き、海用の小型リールが欲しいなと考え始めました。赤い竿にしたので、どうせなら赤いリールがいいかな?と14日の帰宅途中、タックルベリー神田駅前店にフラリと入ると、このリールがありました。

赤いリール
DAIWAのIt's ICV150WR

 DAIWAのIt's ICV150WRというカウンター付きのリールです。ジギングは水深を把握したいのでカウンターは便利でしょう。また水面近くまで巻くとピッと電子音で知らせてくれます。夏のタチウオジギングでは水深が浅い場合もあって、しゃくって水面からジグが飛び出すと危険です。このアラーム機能は有難い、と決定しました。

 翌16日の帰宅途中に、PE0.8号とルアーを各種購入しました。特に気になったのがこれ。

浪速男にアピール強
ジャッカルのアンチョビミサイル

 ジャッカルアンチョビミサイルです。大阪で生まれ育った者としては、タチウオと言えばテンヤ。東京ではあまり使う機会の少ない道具ですが、効かないハズはないよね…と思ってしまうのです。

 さて、そんなこんなで前日の15日の夕方に予約を入れて、いざ当日の16日の朝に中山丸へ向かいます。出船時間の30分くらい前に着いたら、駐車場はいっぱいで、近所のコインパーキングに案内されるほど。やはりお客さんが多いのですね。
 乗船すると、乗り込み口である左舷オモテ、ミヨシより2人めの釣り座が指定されました。一人遅れている人がいるくらいで、やっぱり僕は遅めの到着だったようです。片舷5~6人居たでしょうか。

準備中
さぁて、これで釣ったるでぇ

 出発までに準備を進めます。とはいえタックルは一本、リーダーはフロロ50lb2ヒロを事前に結んでおきましたので、メタルジグを結ぶだけです。
 船長のアナウンスではポイントは観音崎沖40~60m、メタルジグは100~150gくらいとのこと。最初はDUELブランカ タチウオSP125gを結びました。

 船は河岸を払って、運河を進みます。操舵室裏に座ってウツラウツラしていたら、到着していました。
 到着して釣り開始です。早速メタルジグを投入。底まで落としてしゃくりあげようとすると、3シャクリめくらいでいきなり来ました。サイズこそ小さめだけど、無事初モノをゲットです。
 続けて投入すると、またもや掛かって連続ヒットです。ところが水面でバラしてしまいました。これは最初が良いので長く続かないパターンだな?と続けて投入すると、またまたヒットで3連発。しかしながらこれも水面でバラしてしまいました。う~ん。最初が肝心なのに!
 予想通りというか、案の定というか、その後はヒットがなくなってしまいました。やっぱり。

 その後、船を立て直しながら、船中ポツポツと釣れる状況になりました。ミヨシのお客さんはガンガン釣っています。蛍光ピンクのジグにしてみたり、100gのジグに替えてみたりとアレコレしているうちに2本ほど追加できました。

 そろそろ試してみるか?とアンチョビミサイルを投入してみます。結論から言うと、爆発的に効くワケじゃないけど、釣れないわけでもない、というところでしょうか。

よかった
釣れました(11:19)

どこの船かしら
帆船が通ってました

 とにかく右隣のミヨシのお客さんがガンガン釣ってました。僕の3倍以上のペースです。彼のシャクリ方と自分の試行錯誤で、1ピッチ1ジャークであんまり動かないような感じが良かったかな?というのが感想です。

 後半になって、少し型が良くなってきました。船団から少し離れたポイントに入ってすぐが、ポンとサイズアップした気がします。その後船が集まってきて、型が落ちた気もしましたけど。プレッシャーってやっぱあるのかな?

 ポツポツと釣れ続く感じで沖揚がりの時間になりました。トップは35本とのこと。多分ミヨシのお隣さんじゃないかしら?120cmに迫る良型も出たようです。

食べるに充分
全部で10本でした

 家に帰ってきて、ちょうど2階の方が引っ越しのご挨拶に来たので、早速、お裾分け。続けてO氏にも電話を掛けてお届け。残った魚は片っ端から捌いて、今日、明日食べる分は冷蔵庫へ。小さいものは冷凍庫で保管です。
 捌くと卵が出てきましたので、これは醤油と酒でさっと煮てみました。

旨かった
タチウオの卵です

 この日は刺身も作ってみたのですが、旨みがイマイチ足りない感じでした。一日置いた方が良かったかも知れません。うちの彼女から昆布締めのリクエストをいただいたので、料理酒で洗った昆布に挟んでタッパーに入れて冷蔵庫へ入れて置きました。

 翌日は、この昆布締めと塩焼きでいただきました。

ちょっとピンボケ
タチウオの塩焼き

こちらもピンボケ
タチウオの昆布締めです

 塩焼きは定番だけあって間違いの無い旨さでした。昆布締めは初めて食べたのですが、やはり白身の魚に合う料理法です。旨かったです。でも多分、皮をトーチで少し焙ってやると旨みがもっと出るのでは?とも思いました。またやろうっと。

 一週間後には冷凍しておいた身で料理しました。カルディでレトルトの白ワインとクリームのソースを買ったので、オリーブオイルをひいたフライパンで焼いて、茹野菜を添えてみました。

やっぱりピンボケ。なんで?
タチウオ炒め?白ワインとクリームのソース

 珍しくアレコレと料理を作ってみました。小さい魚はまだ冷凍庫に残っていますので、なんか工夫できないかな?と思っています。

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