お誘いを受けて彼女と釣り旅行
和歌山に住む同級生の武部くんから遊びにおいでよとお誘いを頂いたので、GWに彼女と行ってきました。彼のホームグラウンドは和歌山と淡路島の間を流れる紀淡海峡です。2泊3日の日程でできること、やりたいことを考えた結果、タイを釣ってみよう!と友ケ島探検をしてみよう!と決めました。
GW初日の東京駅は人がたくさん
29日朝9時過ぎの新幹線に乗って、昼前に新大阪に着きました。お昼ごはんは大阪っぽいものがいいよね…とお好み焼きを頂きました。
トマトとアボカドのチーズ入り洋風お好み焼き
地下鉄御堂筋線でなんばへ移動し、南海電車の特急サザンで和歌山市駅へ。14時過ぎに到着すると武部くんが迎えに来てくれました。
午後は観光です。車で和歌山マリーナシティへ連れて行ってくれました。ここには黒潮市場という色んなお店が入っている施設があります。特に海の幸が充実していて、買ったものをその場で食べられるBBQ設備もありました。
黒潮市場です
他にもお菓子や果物など、お土産を買うにも選り取りみどりです。
みかんの国らしく柑橘類盛り合わせを購入
次に花山温泉に行きました。ここは関西最強の天然温泉と掲げる炭酸鉄泉です。
花山温泉
炭酸ガスで温泉が自ら噴き出しているそうで、館内には噴き出している様子が見られるパイプがありました。
ブシュブシュと温泉が湧いています
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噴き出す様子(2sec)
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お湯はやや温めで、じっくり温まってから冷たい水に入る、を繰り返すことをお勧めしています。サウナと同じような感じですね。整っちゃったりするのかしら?
夕食は武部くんの友人西村くんが合流し、ストウブキッチン・オルモというお店で頂きました。煮込み、炊き込みの料理が大変美味しいお店でした。
ごちそうさまでした
西村くんは当初、明日の釣りでご一緒する予定だったのですが不参加となったので、前夜の食事だけでも、と来て頂きました。色々なお話で盛り上がって楽しいひとときを過ごすことができました。
今晩は武部くんの実家に泊めてもらいます。翌日の釣りに備えて早々に寝てしまいました。
この日の朝一番は釣りです。GT釣りでご一緒した三島さんが船長を務めるさぶろう丸に乗船します。前回、2010年7月18日に乗せて貰った時はサバが1匹釣れたのみ。今回こそたくさん釣れるといいなぁ。
当初は中深海で美味しい魚を狙う、という案もあったのですが、片道2時間の航行とあって、彼女の船酔いが心配です。従って近場の好漁場である紀淡海峡の友ケ島周辺にてマダイを狙うプランとしました。
6時半に集合し、船は準備を整えて沖へ向かいます。仕掛けは5本バリの加太名物高仕掛け。イカのブランコ仕掛けのような規模のサビキ仕掛け、といった形です。
釣れるかなー?
高仕掛けでのタイ釣りは撒き餌いらず、刺し餌いらず。細かい作業が無いため船酔いの心配が少ないです。タイラバのように、底まで落としてリールをゆっくり巻き上げてくるだけなので、難しい技術不要で大きいタイが釣れちゃう、うちの彼女のような初心者でも大いに夢の持てる釣り方なのです。
尾頭付きの刺身ができるようなタイが釣れるといいねぇ…と仕掛けを落とすと、程なく魚信が伝わります。
キター!(8:19)
やったね
和歌山の初物は立派なサバでした。その後、アジも釣れました。当地のアジは鬼アジと称され、美味と評判も高いのです。
次第に増えていきます
彼女が順調にサバ・アジを釣っています。船倉が次第に賑やかになってきて、食べる分には充分かな…と思い始めた頃、僕はタイラバに初挑戦します。
僕のタイラバにはサバのみでタイは掛かりませんでした。終わり間近に彼女の竿がギュン!と大きく引き込まれたそうです。これはタイだったかもねーとは武部くんの言。残念ながらハリ掛かりしなかったのですが、彼女はビックリしたと驚いていました。
記念撮影してもらいました
11時過ぎに沖揚がりとしました。三島さんもこんな時間に揚がるのは初めてと驚いていましたが、サバもアジも食べるには充分過ぎる量を釣りましたし、夕方まで目一杯遊ぶと、この後が何もできません。港に戻って後片付けをしながら、三島船長が魚を締めてくれました。
帰り道に丸田屋というお店でお昼ごはんに和歌山ラーメンを頂きました。
和歌山ラーメン
武部くんの実家へ戻ってきて、釣った魚を晩ゴハン用に料理します。調子に乗って釣り過ぎたのか、思ったよりアジとサバの分量が多いです。何を作るか検討の結果、アジはフライ、お造り、タタキ、なめろう。サバはフライとお造り。残った分は干物を作ります。
晩ゴハンです
みんなでワイワイ頂きます
三島さんの奥さんも応援に駆け付けてくれて、総出で料理したのですが、完成が20時とすっかり遅くなってしまいました。
武部夫妻にお子さん2人、三島夫妻にお子さん2人、武部3兄弟の長兄浩一郎さんが集まってワイワイガヤガヤと楽しい団欒でした。
料理はどれも美味しくできました。三島さんは美味しく食べられるよう水氷の時間にも拘るほど。その甲斐あって、サバのお造りを飲食店以外で食べたのは初めてで、とても美味しかったです。
三島さんや浩一郎さんは、アジのなめろうを初めて食べた、とのことでした。気に入って貰えたかしら。タタキとも言われますが、元々は千葉房総の漁師料理で、ネギなどの薬味を刻んで入れ、包丁でタタキながら味噌と混ぜ合わせます。あまりに旨くて皿まで舐めるからなめろうという話があるほど。酒呑みには間違い無くウケますね。
一方関西のタタキは、細かく切るものの刺身の歯応えを残すのが特徴です。三島さん流はやや大ぶりに切ってタップリのポン酢と薬味で。久しぶりのアジのタタキは、やはり絶品のお味でした。
ワイワイと楽しく過ごしていると時間があっと言う間に経っていきます。おチビちゃん達はすっかり隣の部屋でグッスリ寝入ってしまいました。夜遅くに宴をお開きにして、早々に就寝したのでした。
その2へ続く
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