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シーバスジギングに
行ってきました

今年も大漁を目指して川崎・つり幸へ

2017-03-19

 昨年、シーバスジギングにデビューしました。今年も行きたいなぁと思っていたところにエノさんからお誘いを頂きましたので、いそいそと出掛けることにしました。

 今回の船宿は川崎のつり幸です。のんびり出掛けられる午後船があることが選択の決め手でした。他の釣りものでもすっかりお世話になってます。

 若干の余裕を到着したものの、既にお客さんが多く乗船していて、どうやら2艘出しになる模様です。追加の船に移ろうか二人で悩みましたが、結局、最初の船の左舷胴の間に釣り座を構えました。早速釣り支度を始めます。僕は今回も自作の竿一本きりです(笑)。

出番が来ました
今回も自作の竿を使います(12:29)

tackle

 船は河岸を払って運河を抜け、沖合へと向かいます。

抜かりなし
エノさんも準備万端(12:37)

バックアップはリールだけ(笑)
コレでやったります

 船は走り、最初にやってきたのはアクアラインの中継施設、風の塔です。

アクアラインからは非常時しか来れません
風の塔にやってきました(13:28)

 風の塔の壁に向かってルアーを落とし込んでいきます。当然片舷しか狙えませんので、壁に向かっていない時には、底まで落として巻き上げていきます。船をくるっと2回ほど回したでしょうか。ここではエノさん、僕双方とも一回アタリがあったのみでした。

 次にやってきたのは大きな貨物船でした。船に付く魚が狙い目になりますので、各舷不公平にならないように船長が船を回します。当然貨物船の舷側は海底まで無い(あったら座礁船だ^^;)ので、魚が付いているのなら、メタルジグが底まで沈んでいく途中が勝負です。
 2回目に自分の釣り座が船に向き合った時にすかさず船ギリギリにメタルジグを投げて、そのまま落としていきます。メタルジグがリールから糸を引っ張って沈んで行く途中に集中していると、スプールの回転が止まったので、すかさず大きくアワセを入れるとグン!と感触が伝わって、魚が掛かりました。何度か絞め込む良いファイトを見せてくれた魚はなかなかのサイズでした。

よっしゃー!
釣れました(14:24)

 数少ないチャンスをどうにかモノにできて一安心です。これで帰れるワイ…というのが正直な気持ちでした。この後、我々の側が貨物船に向くことは無いまま、しばらく釣った後、船はポイントを替えて、海ほたるへと走ります。

海から見る機会も無いですよね
海ほたるが見えてきました(15:18)

 海ほたるの周りは釣り禁止です。船は少し離れたアクアブリッジの下へ入りました。以前にも来たことがあるので、ポイントとなるようなモノが沈んでいるのかも知れません。

高いなー
アクアブリッジです(15:24)

 ここもアタリがありません。船の移動の途中に他のお客さんにも話を伺いましたが、みなさん厳しいねーと口を揃えていました。
 そして船はまた大きく移動して、鉱石などを運ぶ貨物船のバースのようなところにやってきました。

 ここはシーバスが溜まっているところなのか、移動してからすぐ、頻繁にアタリが出て、エノさんにも待望の一本が釣れました。

待望の一匹
釣れました(16:11)

 ただ頻繁にアタるもののシーバスのサイズは30cm程度のサイズばかりでした。たくさんいるものの型が小さいポイントなのでしょう。エノさんは何本か水面でバラしてしまいました。メタルジグが重いため、首を振られるとどうしてもバレてしまいます。
 ここでは僕が数を伸ばせず、1本は船べりでオートリリース、キャッチは1本のみ。これはエノさんに進呈しました。エノさんは3本キープしていましたので、リリースは何本かな?最後にアタリが頻発したので気持ち良く終われましたが、やはりサイズが伸び悩んだのが、ちょっと残念な感じでした。

これ一本で充分です
帰宅後計測したら約60cmでした

 獲物は帰宅後さっそく三枚に捌きました。

まずはここから
背骨が大変なんです、いつも

 今回のために、北海道は羅臼漁協から昆布をお取り寄せしておきました。

入魂の逸品でございます
羅臼昆布ですっ!

 ガッツリと半身をまるまる昆布締めにします。今回は昆布締めが食べたかったので、思いの丈を尽くすべく、贅沢にイっちゃいました。

バチアタリかなぁ?
釣った者のみ為せる決断(笑)

 翌日、彼女をお招きしまして、残った半身を使って晩ゴハンをアレコレ作ってみました。シーバス尽くしです。

シーバス尽くし
今宵の晩ゴハン

今宵のメイン
シーバスのホイル焼き

 エノさんから頂いたカレーパウダーを使ってホイル焼きにしました。これはカレーパウダーのポテンシャルが高過ぎて、淡白なシーバスの身が負けてしまいました。もっと少なめでも良かったなぁ。

スズキの定番
カマの潮汁

 カマの部分は潮汁にしました。スズキ料理の定番ですが間違いの無い上品なお味です。

やっぱコレでしょ
待望の昆布締め

 そしてもちろん昆布締めを頂きました。やっぱりこれが食べたかったので、満足です。しかしながら昆布締め好きな二人としてはもう一日昆布にくるまれていてもらっても良いかもしれないとの結論に至ったのであります(笑)。

この日の白眉!
ハラス(腹身)の炙り

 ハラス(腹身)の部分を切り分けて、トーチで炙りにしました。この日の白眉はこれでしたね。脂がたっぷり乘っている部位だけに、さっと炙ると食べやすく、それでいてジューシーな旨みが堪能できました。たくさんは食べられないけど、とても贅沢な味がしました。

う~む、最高
昆布締めと赤霧島

 さらに翌日の21日には昆布締めの残りを頂きました。しっかり昆布の旨みを吸い込んだ身は程よく締まって絶品。赤霧島との組み合わせが最高でした。

堪能しました
22日の晩ゴハン

 さらに一日経った22日はシーバス料理も最後、ムニエルにしてみました。リーフサラダの上に盛り付けして飾ったものの、小麦粉が無かったので片栗粉で代用したため、少し焦げ目がついてしまいました。エノさんから頂いたカレーパウダーをもう一度、今度は教えを守って香り付け程度と少な目に使うと、熟成の進んだ旨みと合わさって、とても美味しくできました。
 あわせてスパムと千切りキャベツのホットサンド、スーパーで買ってきた鶏肉団子の生姜スープでちょっと洋食寄りのお献立。シーバス三昧を堪能したのでありました。

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