朱鞠内湖へ行ってみたい
仕事で札幌に行きます。2018年11月9日金曜の夜遅くに解放されるスケジュールなので土日で釣りを…と考え、朱鞠内湖へ行ってみようかと考えました。2017年9月に北海道釣ーリングでお世話になった札幌在住の同級生アキバくんは、朱鞠内湖のイトウ管理に尽力しており、2018年2月のハントクラフト展でもブースで広報宣伝をやっていました。
アキバくん、朱鞠内湖をご紹介の図
朱鞠内湖で釣りをしたとて、直接彼の応援になるわけではないのですが、釣り場および魚類資源の管理としても、注目に値する事例であり、一度は行ってみたいと思っていました。
また作ってから使っていないダブルハンドのフライロッド胤舜の出番も欲しいのです。2006年1月に完成して、スペイキャスティングのスクールに一回行ったきりでずっと放置していました。当初想定していた請戸川でのサケ釣りが無くなって以来、他のターゲットを見出せていなかったのです。
この10年あまり、世間ではバックスペースの取れない湖でスペイキャストを活用するスタイルが定着してきたようです。ずっと気になっていたシューティングスペイに挑戦しようと、KenCubeのラインを購入し、11月1日に商品が到着しました。
EX シューティングライン022(フローティング)と
パワーヘッド2 4ティップチェンジャブル
少しくらいはキャスティングの練習せねばなるまい…と、3日に荒川の秋ヶ瀬堰堤下へ行って来ました。
潮が満ちてくる時間帯なので長靴を履いて立ち込む場所がありませんでした。どうしようかな…と辺りを見渡すと、お誂え向きとしか言いようが無いお立ち台があるではありませんか(笑)
荒川本流にはこのような釣り台が多数あります。どこのどなたが拵えたものかは存じませんが、設置者がいないようなので少し拝借します。なお、このような構造物を設置すると河川管理者から処罰を受ける可能性があります。
練習しかしてないタックル(笑)
ROD: 胤舜 15ft #10-11
REEL: Couse #10-11(Grain)
RUNNINGLINE: EX ShootingLine 022 Floating(KenCube)
LINE: Powerhead 2 FloatingBody + FloatingTip(KenCube)
LEADER: Salmon & Lt Salt 15ft 12lb(VARIVAS)
練習のためフローティングラインをセットしました。本当はフライを結ぶ方が良いのでしょうが、トラブルのモトなのでティペットから先は省略しました。
見よう見まねでシューティングスペイを投げてみたのですが全然飛距離が出ません。ジャンプロールキャストでようやくヘッドの倍くらいランニングが出たかな?という程度。果たして釣りになるのかい?と不安になる体たらくです。練習あるのみなんですが、一週間前に試投ってのは泥縄としか言いようがありませんね(苦笑)。
今回宿泊するレークハウスしゅまりないに竿と荷物を事前発送したのですが、15ft3本継の竿が長さ制限に引っ掛かり、ヤマト便扱いになりました。宅急便より1日以上かかり、かつ配達日指定不可の扱いで、使いたい日に届くか微妙になりました。もう一日早く出せば良かったのですが。それよりもヤマト便扱いでは送り返す時に営業所に持ち込まないといけないという条件が付いてしまうため、結局ダブルハンドはやめて、シングルハンド8番を送りました。ダブルハンドデビューは別の機会にします。
9日(金)新千歳空港に着いたら、信号機が線路に倒れるというとんでもない事態で札幌行きの電車が停まっていました。10日(土)朝8時から札幌駅前店で借りる予定だったレンタカーを、急遽新千歳空港で手配することに成功し、どうにか仕事をこなすことができました。その日は道庁近くの駐車場に停めて、翌朝出発しました。
まずは9時に開店したばかりのアメリカ屋漁具に寄り道します。内地ではあまり見かけない18g級のスプーンを購入しました。
この店は20年程前に来たことがあるのですが、その後、移転か改装かしたのかな?呼び起される記憶が何にもありませんでした。
札幌の老舗、アメリカ屋漁具
続いて札幌のルアーフライショップ、マイロッホに寄り道します。開店の10時まではセイコーマートに寄ってソフトカツゲンを買って時間潰しをしました(笑)。
北海道名物ソフトカツゲン
マイロッホではストリーマーと小さいガミーミノーを買って、漸く出発です(笑)。札幌北ICから道央道を走ること約2時間、約200km、士別剣淵ICへとやってきました。
士別の町から山間を走り、朱鞠内湖の展望台に到着したのは13時過ぎでした。
レークハウスしゅまりないに到着したのは14時頃でした。チェックインの15時にはずいぶん早いのですが、おずおずと中に入ってみると大丈夫ですよ~と言われました。ありがたし。
受付を済ませて部屋にあがります。事前に送っていた荷物も既に部屋に運び込まれていました。
部屋で荷物を開梱したら、午後の釣りの準備をします。ここの裏口脇にはウェーダーに着替える部屋があって、使い終わったウェーダーを干すこともできます。こういう設備、とてもいいですね。
身支度を整えて、レークハウスから湖岸へ向けて坂を下っていくと、漁協休憩所があります。
さらに坂を下って湖岸の浜へ出ると、渡船の出船場になっています。この岸からルアーをブン投げることにしました。朱鞠内湖ではルールがあって、バーブレスのシングルフックのみ使用可能です。今回持ってきたルアー(といっても10個くらい)は全て事前に交換しておきました。スプーンのチヌーク(ダイワ)18gを結んで、釣り開始です。
ルアー用の道具です
ROD: Trastick S610-710L(SHIMANO)
REEL: STRADIC CI4+ C3000HG(SHIMANO)
LINE: ラピノバ PE1号(Rapala)
LEADER: トヨフロンL3号(TORAY)
ダブルハンドのフライロッドを振っている釣り人が居たので、邪魔にならないよう湖に向かって右の方へと進み、これ以上進めないかな?と思う浜の右端あたりから、ふくらはぎ位まで立ち込んでスプーンを投げました。
やってみると湖岸から10mくらい沖までやたら立木が多いので、底を引きずると根掛かりが頻発します。この立木の間に潜んでいるのかしら?
フライの釣り人が居なくなったので、湖岸を左へ移動しながらルアーを投げて探っていきました。左端の流れ込みまで、スプーンを投げて探ってみましたが、アタリも何も無いまま、次第に薄暗くなる16時過ぎに終了としました。
レークハウスしゅまりないに戻って、ベッドにゴロンと横になったら、少し寝てしまいました。慌ててお風呂に入り、晩ゴハンを頂きます。少し遅めの19時と指定しておいて良かったです。
かんぱーい!
料理は大変おいしかったです。とってもお洒落な感じでダッヂオーブンが欲しくなっちゃいますね~。
食堂には、他に3人がイトウ釣り談義をしていて、食べながら話に入らせて頂きました。聞くと一人は雑誌FlyFisher12月号に掲載されていた朱鞠内湖のイトウの記事で紹介されていた荻原さんで、2人組が荻原さんにアレコレ尋ねていた感じでした。2人組のお一人は今日イトウを一匹釣ったとのことでした。
明日は5時半に漁協休憩所に集合です。夜明けから行動するので早めにベッドに入りましたが、やっぱりなかなか寝付けませんでした。夕方の仮眠の所為だけじゃないんでしょうね(笑)。
その2へ続く
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