種子島へ行ってきました
この日の朝は、日の出頃の6時に起きました。釣りにはちょっと寝坊ですが、昨晩買っておいた総菜パンを朝ごはんに食べて出発します。
道中、ファミリーマートでポカリスウェットとカロリーメイトを買って、昨日の帰り道に見た沖ケ浜田海水浴場へやってきました。
アーチ状の湾に沖から波が入ってくると、湾の左右に離岸流ができそうです。湾の右側(上記写真の手前側)には岩場を利用した港の防波堤があって、川が流れ込んでおり、良いポイントだと見立てました。
ここで、かねてより考えていた砂浜でダブルハンドのフライロッドを振り回したいを実践します。メッキの良いサイズ、あるいはマゴチやシーバスが釣れれば最高です。
DHフライタックル
ROD: K-Bullet XD #10 12ft(KenCube)
REEL: SaltWater #10-11 LA(Wellstone)
RUNNINGLINE: Wetcel ShootingLine .035 Floating(SA)
SHOOTINGHEAD: Wetcel UniformSink ST-12S Type1(SA)
LEADER: VARIVAS Salmon Lt Salt 15ft 10lb
TIPPET: Seager 3号 60cm
フライは土佐カブラを使いました。魚皮はIGFAルールだと御法度ですが、別に記録を狙うわけじゃないので。
川の流れ込みから立ち込み、久しぶりのダブルハンドロッドでのキャストをします。
後になって調べてみると、この竿に合わせるラインは10番のシューティングヘッドで、バット側を少しずつ切って重さを調節する、とのことでした。10番って軽くないかな?
シューティングヘッドって指定より1番手上をのアタマで居たので、11番が在庫に無く12番を使ったのですが、特に重すぎるという感じはしませんでした。恐る恐る投げていたからかな?
というのもランニングラインがシュートの際に結構絡んだからです。20年モノだからなぁ…最近のテクノロジーは巻き癖が付きにくいらしいし、さすがに買い換えるかなぁ…?と思いましたが、投げているうちに巻き癖というより撚れの方が原因っぽい?と思って、フライを外してキャストし、しばらく流しっぱなしにしたら、糸撚れが取れたか幾分マシになった気がしました。
砂浜を歩いて投げるポイントを変えながら、ブンブン振ってみましたが、何の反応もありませんでした。
これではイカン!と9時半頃、ポイントを変えました。沖ケ浜田海水浴場から車で移動し、カシミア号救助記念碑の前に車を停めます。ここから浜に入ると、同じ湾の北側、西京川の対岸に出ます。
ルアーロッドとシングルハンドのフライロッドを持って、南へテクテク西京川の河口まで歩いて、釣りを始めようと思ったら、フライリールとルアーボックスを忘れたことに気付きました。オーマイゴッド!
仕方ないので車まで取りに帰ると、慣れない砂浜歩きで大汗をかきました。近くの自動販売機で350mlのジュースを一気に飲み干してから、持ち歩き用にアクエリアス500mlペットボトルを3本買って、もう一度歩きました。あ~シンド。
西京川の河口までやってきて準備を始めます。ここではシングルハンドのフライタックルを使ってやってみます。
ROD: Frequent Flyer 905-7 9ft #5(ORVIS)
REEL: Evotec clw-c 2-six(LOOP)
LINE: GPX WF5F(SA)
LEADER: VARIVAS Salmon Lt Salt 10lb 9ft(12ft-ButtCut)
TIPPET: Seager 3号 60cm
フライはイワイミノーのシャッドタイプを結びました。
河口は砂地なのですが、川を少し遡ったところに、底に石がゴロゴロと並ぶ場所があるのが見えます。海から上がってきた魚が最初にブツかる瀬(といっていいのか?)だよね…。釣りをするなら絶対ココだよね…と、瀬の上流から川に入ります。
上流から吹く風に乗せてキャストします。イワイミノーを素早く引っ張ると、早々に魚がアタックしてきました。
メッキ釣れました
メッキが何度も飛び出してくれます。そのうちにドバン!と派手に出るようになりましたが、2回続けてフッキングしません。ちょっといいサイズの魚かな?と思っていたら、3度目に掛かりました。
派手に出ました(1min21sec)
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mac : mp4(146MB)
win : WMV(44MB)
正体はシーバスでした
派手に出てくれて嬉しい、楽しいです。
その後もメッキがたくさん相手してくれて、なかにはコトヒキも掛かりました。
コトヒキです
晴れて暑くなってきたので、途中で一旦あがって河原でカロリーメイトとポカリスエットで栄養補給します。この川には正体不明の遺構があったので、この日陰で休むことができたのがありがたかったです。
休憩後、改めて川に入るものの、3回ほど瀬を攻めたので、さすがに反応が悪くなってきました。気分転換と場所休めに上流の様子を見て戻ってきたら潮が満ちてきて、瀬のような感じでもなくなってきたので、14時頃、早アガリと終了しました。
砂浜にはヒルガオが一杯咲いてました
車まで砂浜をテクテク歩いて戻ります。往きにはたくさんいたサーファーが、帰りには誰もいませんでした。
道具を片付けて、車で西之表へ戻ってきたところ、小腹が空いたのでスーパーだいわに飛び込み、冷やしうどんを買ってイートインコーナーで食べました。駐車場まで戻って車を停めてから、カフェ&ピザ 風車まで歩いて、ゆっくりコーヒーを飲んで一服して、向かいのコンビニ、ルート58でオヤツを買って宿へ戻ってきました。
今夜、日付が変わった明日AM1時半にロケットの打ち上げがあると聞いていたので、仮眠しようと早めに宿に帰ってきたのですが、結局、明後日25日のAM1時半に延期になったと、宿の女将さんから聞かされました。残念。
宿でシャワーを浴びて、部屋でのんびりするか…とベッドにゴロリと横になったら、ウトウトと眠ってしまいました。まぁ今朝は早起きしたし、仮眠は当初の予定通りですから。
20時頃、お腹が空いて目が覚めました。宿を出て、どこか晩ごはんは…?ルート58で何か買えるかな?とテクテク歩いていくと、目の前の風車が開いていました。これ幸い!と入って晩ごはんを食べました。
島のファミレス、といったこの店はメニューも豊富だし、晩ゴハンは毎晩ココで良かった、どうして最初から来なかったかなぁと思うくらいです。満腹満足。
お腹が膨れたところで、昨夜行かなかったカフェ コネクトへ行きました。お昼のシフトで入ってたエンドーさんに教えて貰った本を見にきましたって言ったら、カウンターに立つ女性に???な顔をされましたが、兵庫県伊丹市の出身とのことで悪ノリにも合わせてくれましたよ(感謝)。
種子島のIPA
オススメされたのは種子島ブルワリーからはなのIPAです。種子島唯一のクラフトビールメーカーとのことで、こういうご当地モノには目が無いのです。飲んでみるとスッキリと美味しいです。
ビールを頂きながら、昨日紹介された釣り場本を見ると…
なんとアカメとな!
狙える魚種にアカメと記載のあるポイントを2か所も発見しました。今回の旅の前に、こんなサイトをチラリと見たのですが、釣魚として対象になるとは思っていませんでした。
カウンターの女性に釣りキチ三平って知ってる?と尋ねたら、YouTubeでやってますよね?と。それ、釣りスギ四平じゃないかな?本家が古すぎると、もはやオマージュとさえ認識されない件…あるある。
彼女は25~6歳だったかな?これも世代か~、女子だし無理ないか~、やっぱ知らないよね~って感じですが、我々の世代はドキがムネムネするんだよって言ったら、いかにも昭和のネタって感じですねぇって返されちゃいました(苦笑)。
明日は帰るので、朝マズメしか釣りをする時間が無いのですが、ワンチャンスを目指して行ってみようかな?何だか夢があるよねぇ…と店を出て、宿に戻って就寝しました。
その5へ続く
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