トップ釣行記

ケタバスを釣ってみたい

帰省にかこつけて琵琶湖へ

2026-07-11

 帰省にかこつけて琵琶湖に行くことにしました。釣りたいお目当ての魚はハス(ケタバス)です。活モエビでブラックバス・ブルーギルを釣るエビちゃん@霞ケ浦で過去に一度ゲストとして釣ったことはありますが、狙って釣ったことはありません。ハスはもともと琵琶湖・淀川水系・三方五湖に棲んでいる魚ですので、いわば本場に乗り込んで狙うワケです。

 10日(金)の夜のうちに実家入りし、11日(土)10時からタイムズカーシェアでノートe-powerを借りましたので、この車へ釣り具を詰め込んだコンテナボックスを積んで出発します。

ノートe-power(日産)
今回借りたのはノートe-power(日産)です

 吹田ICから名神高速に乗り、京都東ICからは湖西道路を走ります。真野ランプで降りて琵琶湖大橋方面へ向かい、天下一品堅田店でお昼ゴハンを食べました。この後北の方まで行きたいのですが、お昼ゴハンの店に難渋しそうだったので。

 冷やし麺を食べてお腹が膨れたら湖西道路を走って一気に北上し、飲み物を買い出しつつ、14時頃に知内(ちない)川に着きました。今回釣り場をGoogle Geminiに尋ねたところ知内川を勧められ、国道161号線の知内川大橋より少し上流側や上開田橋周辺の空きスペースに駐車すれば、河川敷から簡単にエントリーできると回答がありました。

 知内川橋から川沿いの道に入って上流へゆっくり走ると道の脇にはあちこちで車が停まっていて、よくみると子供連れの家族や、奥様・彼女連れのカップルが川に居ます。少し長めの延べ竿で釣りをしているところから遡上してきたアユを狙ってると見当が付きました。
 マキノ中学校の隣辺りに小規模な水門と堰堤が見えました。この空き地に車を停めて川の様子を窺っていると、ご夫婦二組と思われるグループがちょうど川から上がってきました。何が釣れますか?と声を掛けると、小アユだよ。2時間で40匹くらい釣れたかなとの返事。まさに旬の釣れっぷりでした。

小アユがたくさん浮いてました
小アユがたくさん浮いてました

 さて僕も釣りの準備を…と言いたいところですが、3日前の8日(水)に近畿地方が梅雨明けし、この日も気温が一気に上昇。30℃を軽く超えていたので、しばらく車の中でラジオを聞いて涼んで昼寝します。不用意に車外に出ると倒れてしまいそうだったので、16時頃になってからようやく準備を始めます。10本継の3番フライロッドを取り出しました。

3番フライタックル
3番フライタックル
ROD: AXISCO AIRRITE Stream ASFG693-10 6ft9in 3wt 10pcs(ANGLE)
REEL: Classic #2/3(SteelFin)
LINE: Ultra4 DT3F(Scientific Angler's)
LEADER: Standard 5X 9ft
TIPPET: SuperTippet 5X 1ft

 メッシュのフライベストを着て、着圧タイツと速乾ソックス、ショートパンツタイプの水着を履いて、ウェットウェーディングの身支度をします。ところがフォックスファイヤーのウェーディングソックスを履いた後、肝心のULウェーディングゲーターを履くのをすっかり忘れていました。しかしながら渓流のような大岩の川原を歩くわけではないので、結果的にはより軽装になって正解でした。
 数年前に買っておいたウェットウェーディングの装備品はなかなか出番に恵まれず、ようやっとの登場だったのですが、ゲーターはまたの機会に(笑)。

 竿を持って堰堤の上流から川に降りました。小アユを釣っているおじさんの迷惑にならないように下流側へ入って、堰堤の肩を覗くとザッと見ただけでも5匹くらいのケタバスが泳いでいるのが見えます。ケタバスは瀬の中や瀬頭(流れが速くなり始める場所)に群れているとGeminiから教わっていたのですが、実際に観察すると背びれが出そうな程浅く、流れのはやい瀬に魚が多いのが分かりました。

 さっそくエルクヘアカディス10番を投げて目の前に流してみるのですが、ケタバスは見向きもしません。ライズしてるワケじゃないし、旨そうな小アユがいっぱい泳いでいるのだから、水面を流れる羽虫などガン無視なんでしょうね。
 ならばとパートリッジ&ピーコックのウェットフライ10番を流すのですが、こちらも見向きもされません。スイングでは小アユが泳ぎ回っている様を再現できないのか。ダメかー。3番タックルでドライフライやウェットフライを流すだけでは厳しいと分かってきました。

 Geminiには小アユが多いため小魚を模したストリーマーを勧められたのですが、マッチ・ザ・ベイトを実行するには意外と大きめ長めのストリーマーになりそうです。ショートシャンクのフックに細長いシルエットで、光り物なんか入れて巻いたりして、ターンを重視してリーダー&ティペットを短めに組むとしても、5番以上のタックルが欲しくなりそうです。
 ストリーマーを下流から上流へ(アップストリームに)投げて、素早くストリップする(引っ張る)とケタバスを騙せるかも知れません。でもルアーのように川の流れより速くガンガン引くなんて手が追い付くのかな?あまり馴染みが無いですね。
 やはりダウンクロスに投げてスイングでターンする時にアクションさせる方が良いのか…?浅い瀬や瀬頭に居るから、それも難しい?うーん、妄想が捗るなぁ。今後研究してみたいですね。

 小アユ釣りのおじさんを追い越して上流へ歩いて様子を見ましたが、意外に水深が深くて川通しに進めません。ならばと下を見ても水際へ入る道が見当たらず、堰堤から川通しに下らないと行けないようなのですが、ここにも投網を打つおじさんが居ます。
 ここまで状況が分かってきたところで早々に作戦変更を強いられ、一旦川から上がって車に戻ってきました。とにかく暑いので17時まで車の中でラジオを聞きながらクールダウンします。頭が冷えたところで場所移動を決意します。とにかくこの堰堤上のポイントでは身動きがほとんど取れません。

 車で川沿いをゆっくり見て回ると、知内川橋の下流側右岸、マキノグラウンドの前に車が3台ほど停められるスペースがありました。行ってみると開けた河川敷から水際へアプローチできる箇所がいくつか見えて、カップルや家族連れが小アユ釣りをしています。ここが良かろうと車を停めて、ルアー釣りの準備を始めます。

 遠征用コンテナで発送可能なパックロッドで、河川で使うスピニングロッドはパワーの強いクワトロしか持っていません。これはむしろトラウトよりも海のライトゲームを目当てに買ったものなので今回は出番無し。今回白羽の矢を立てたアジング用の竿を取り出して準備します。しかし川の竿を海で使い、海の竿を川で使うって何だかなぁ(苦笑)。

スピニングタックル
スピニングタックル
ROD: ディバイドアジAJDE-608UL 6ft8in(ソルフィエスタ)
REEL: バイオマスター1000MgS(シマノ)
LINE: ナイロン5lb

 ケタバスを釣るにあたって是非とも使いたかったのがスピナーです。事前にギル神田店で中古ルアーを買ってきました。

スピナー
今回のスピナー一覧(左から)
アグリア(メップス)
・ブラッキー(ダイワ)
ブレットン2個
・ティーンウッズ(ケンクラフト)

川の様子
川の様子

 ブラッキーを結んで川へ投げると、一投目からグッと重くなって待望のケタバスが釣れました。しかもなかなか良いサイズです。

初物釣れました
初物釣れました(17:14)

 久しぶりにスピナーで魚を釣りました。10年程前にスピナーで釣りたい!と川へ行った時は、残念ながら釣れませんでした。前回釣ったのはどこかの管理釣り場でニジマスを釣ったような気がします。もう何十年ぶりでしょうかね。

 上流に向かって歩いていくと、知内川橋の橋脚付近からおじさん達の話声が聞こえてきました。どうやら小アユを釣った帰りのようで、ホクホク顔でしたから良い釣果だったのでしょう。君は何を?と聞かれたので、ケタバスを釣りにきましたと答えると、変わったものを釣りに来たんだなといった怪訝な顔をされました。
 僕だって小アユが旨い(特に天ぷらが良い)と知っていますが、たくさん釣っても一人では食べきれないのですよ。

 おじさん達が帰ってきた道を逆に進んで川へ出ます。今度はシンキングミノーを結んで投げてみたところ、これが全く釣れません。小アユを貪っているのだからミノーなんか一発でしょ?と思ったのですが、小アユの動きとは似ていないのでしょうね。もっと動きにキレのあるフローティングミノーを取り揃えておけば良かったのかもしれません。そう考えるとストリーマーでは騙し切れないかも?

 シンキングミノーで釣っているうちに、竿先でカチカチと音がし始めました。何じゃらホイ?と見ると、トップ下の2番ガイドのリングが外れていました。カチカチ音が気になってるうちに、キャストの距離感を誤って対岸の草むらに引っ掛けてしまいました。ブンブンと竿を煽っているうちに糸が切れてミノーを失くすと同時に、外れた2番ガイドのリングも水中に落ちてしまいました。あちゃー。

 ここでルアーをスピナーのアグリアに替えます。

アグリア(メップス)
アグリア(メップス)

アグリアで2匹目
アグリアで2匹目(17:55)

 今度はサイズが小さくなったものの、アグリアに替えた途端に2匹目が釣れました。さらに、岸寄りのコースにスピナーを引いたらグン!と重さが伝わって3匹目が釣れました。これは30cmを超えるような良型でした。
 今日はどうやらスピナーが当たりのようです。昨今は使う人が少ないけど、スピナーって最強説が出回るほど実は釣れるルアーなんですよ。

アグリアで3匹目
アグリアで3匹目(17:59)

 3匹目はリリースシーンを動画で撮ってみました。

動画

リリース
リリースシーン(7sec)

Click to Play
PC: MP4(14MB)

 次第に太陽が傾いてきました。3匹も釣って気持ちがかなり満たされたので、車に向かって帰りながら、最初に釣れたポイントをもう一度攻めてみます。するとやや小ぶりのケタバスが釣れました。写真を撮ろうと思ったらハリが外れてしまったので、オートリリースになっちゃいました。
 うむ。満たされた。この日の日没の時間は19時17分ですが、次第に薄暗くなり始めた19時前に終了しました。

 車の利用料金が7時間半を超えると後は12時間まで同一料金とあって、返却時間は22時にしていました。帰り道は3時間ほどあれば渋滞に遭っても大丈夫かな?と思っていたところ、湖西道路、名神高速と予想以上に順調に帰ってこれました。
 トナリエ南千里アネックスの中にあるKOHYO南千里店で晩と翌朝のゴハンを買い、荷物を下ろして、車を返して帰宅したのは20時40分頃でした。

 釣りの時間は短かったのですが、行き帰りの距離が長かったのでしっかり遊んだ気がします。子供の頃に釣ってみたいな~と思っていた琵琶湖のケタバスを釣れたので、長くやり残していた宿題を一つ片付けたような晴れやかな気分で晩酌できました。

Copyright (C) びぃ,2026-07-16,All-Rights Reserved.