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初めてのベイトタックル

あの頃、ブラックバスを釣るならベイトタックルしか考えられなかった
Amorphous Whisker PHANTOM AWB-561-LF : DAIWA
PHANTOM MAGSERVO SS-15AC : DAIWA

ss15ac

 僕が中坊だった80年代の中頃、ブラックバスはやや身近な存在になっていたかと思います。
 どこでも釣れる訳じゃなかったけど、近所の池のいくつかではいるらしいという噂を耳にしていたし、実際チャリンコでちょっと出張っていけば釣る事も不可能なことでは無かったのです。
 でも相変わらず腕前が上がらないので、なかなか釣り上げることは難しいままでした。そうするとやっぱり道具に頼りたくなるというか、あの道具だったらきっと…という気持ちが湧き上がってくるお年頃に差し掛かっていたわけです。

 その中でも一番の憧れはベイトリールと専用ロッドでした。友人が使っているのを見たら欲しい気持ちは膨らんでいくし、カタログを見ながらアレがいい、コレもいいかな?などと思いを馳せていたのでした。

 お目当てはダイワのファントムマグサーボSS-10ACでした。今ではお馴染みになっているサムバーがクラッチになっているオートキャスト機構がダイワに初めて装備された新発表のモデルでした。
 クラッチボタンのあるリールは友人のSS-10を触ったり、スライドさせるようにクラッチが切れるシマノのバンタムは触ったことがあったのですが、どんな操作感なんだろうと妄想を馳せながら親指を動かしているうちに、僕の親指はマムシ指になってしまうほどでした。

動画

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深く折れ曲がります

マムシ指(無音声) 10sec
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 そして中学1年の時、貰ったお年玉を握り締めて、当時国鉄吹田駅前にあった釣具屋さんに1月4日くらいに行ったのです。雪のような雨の降る寒い日だったことを覚えてます。
 いざお店に行くともう1サイズ大きいSS-15ACが置いてあって激しく悩んだのです。大きい方が何かとエエでと店のおっちゃんに言われて、SS-15ACにしたのでした。

ss15ac

 ロッドは当初リョービの5本継ぎグラスロッドを使っていたのですが、翌年のお年玉を握り締めて買いに行きました。
 今度は大阪・上新庄のスーパーマーケット、イズミヤの1階にあったOutingという店で購入しました。こちらもダイワのアモルファルウィスカーファントムAWB-561LRです。

 こちらは当時のシマノの新型バンタムスコーピオン(ローランドマーチンが宣伝していたグリップ一体型のロッド)と悩んだ末、やっぱりダイワ同士がいいだろうと思って決めたのでした。

 ようやく揃えたベイトタックルを使うのが嬉しくて、こればっかり使っていました。当時のメインだった7gのスプーンや5gのジグスピナーなども、このベイトタックルで投げていました。
 本当に当時はバスを釣るならベイトタックルという雰囲気だったんです。ルアーが軽くてもスピニングタックルを使わないでベイトで投げるのが当たり前というか格好良い、という意気込みだったんですね。

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