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カワハギ竿をデッチあげよう

折れたシーバスロッドを使って再生!

2006-1-20~2-5

その2 解体

 まずはバラしてブランクのみの状態にする解体作業を行います。すでにガイドは取ってありますので、残る部分を取ってしまいます。

スピゴットフェルールのプラグ(印籠継ぎの芯棒)を取ります

 この部分は差し込んで接着剤で止めてあるので、グラグラ煮立ったお鍋のお湯に付けて接着剤を劣化させて抜き取ります。
 僕はイラチですので、あまりにも抜けないのでイライラし、ガスレンジの炎で暖めたらバシッ!と音がして割れてしまいました。結局プラグの無なさそうなところにマスキングテープをしてノコギリで切り落とすハメになってしまいました。(T_T)
 切り口をサンドペーパーで削って滑らかにして、ノギスで内径を測ると6.5mmでした。このサイズにソリッドグラスのティップを差し込みます。

kawahagi
補強巻きのコーティングに塗料剥離剤を塗ってスレッドを解いたのが裏目に。

グリップを外します

 EVAのグリップはペンチでむしって引き剥がします。

kawahagi
リアグリップのEVAフォームを剥がしました

 グリップエンドはクラフトナイフで切り落とし、接着剤の跡はカッターで削りました。解体作業って病みつきになります。(^^;)

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最後はリールシートです。コレが厄介

 リールシートはペンチで引きちぎると木製の円筒が出てきてゲタに使っていました。カッターで削ったものの、フード部分のアルミが切れない…。

kawahagi
ここまではまぁ何とか…。

 ってことでノコギリで地道に切り落としました。ブランクにキズを付けてもいけないし…、結構気を使いました。あぁシンド。

 ブランクに施された飾り巻きは塗装剥離剤を使って取り除き、一緒にブランク本体の紺の塗装まで剥がしてしまいます。しかしメーカー純正の塗料というのは本当に薄く強くできています。流石です。 

kawahagi
綺麗な一本棒になりました

その3へ続く

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