折れたシーバスロッドを使って再生!
さてはて随分と間が空いてしまいました。なんと2年半!なにぶん釣りをするのが忙しくて、製作が疎かになってしまいました。
棒の状態になった竿(ブランク)に塗装します。ブランク本体に細かい傷が残っていると、そこからいきなり折れる不安が残ります。塗装には一応傷を保護する役目を担ってもらいます。
傷の保護という役割だけならクリアで充分なのですが、せっかく自分で作る竿なら色にも拘りたいところです。そこで思いついたのが今回は若竹(青竹)色。
竹で作る和竿は火入れをして油抜きをしないと張りと調子を保てませんから若竹では作れません。どうしても茶色になってしまうのです。カワハギ釣りは和竿を持ち込む道楽人の多い釣りです。そんな方々と同船した際にも、ちょっと変わっている印象を与えられるかなぁ?という色にしたかったのです。
ところが若竹塗装に挑戦しようと思ったのですが、結局うまくいかずに渡辺釣具店に発注してしまいました。
お金をかけずに仕上げるのがシーバスロッド改造のコンセプトなのに、別途費用が発生するなんて…ダメじゃん。
2008年8月2日、椎の木湖へ例会の試釣に行った帰りに寄り道してお願いすると5,250円でした。納期は今月一杯見といてねと言われたものの連絡がなく、9月の中頃電話してみると9月23日仕上がり予定との返事でした。
9月27日にモノを取りに行くと、素晴らしい出来栄えでした。さすがプロの技術です。
若竹塗装。節アリ
その5へ続く
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