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2001年久米島奮戦記

大きなマグロを目指して、2度目の久米島へ

2001-04-23

その3

 一夜明けて3日目の朝。やや風は弱まったかな~という程度。朝、船長さんに聞くと「今日は波がおさまってるよ。昨日ほど揺れないよ。」とのこと。後から聞けば注意報の類いは出ていなかった、とのことですので、次第に天候は良くなっているようです。

 この日は1時間30分程の行程を経てパヤオへ着いてみると確かにやや揺れがおさまり、昨日の特訓の成果(?)もあって船酔いなし。全員元気にジグをしゃくることができました。

今回の道具 ジギング用

今回の道具 キャスティング用


 5人が右舷にあつまってジギング開始。釣り人の糸が海へ入っていく角度を見て、右舷トモにいる船長さんがリモコンを持って操船します。5人でギリギリでした。左舷には人がいませんのでやってやれないことはないのですが、やはり船の下へ糸が入っていくのでシャクリにくくなります。4~5人が最適人員でしょう。この日は食いも上々でマグロも結構釣れてきましたし、お客さんも顔を見せてくれました。

よくあがったなぁ
にゃん次さんにサワラがヒット!(大橋氏撮影)

これもデカい!
広川さんにもサワラがヒット!(大橋氏撮影)

 僕はは相変わらず根性無しですので休み休み釣るのですが、休憩明けにジグを入れるとゴン!何故だかこの日の絶好調男になってしまいました。3本ほど続けて釣った後にきたのがこの1本。

ひ~!たいへんだぁ
12kgのメバチマグロ。手足がヘタって持ちあがらない様は要運動。

 何故に僕だけ打率が良かったのか?使っていたのはスキルジグ6ozのグロー/ピンク。この後、大橋さんがピンクを試したり、にゃん次さんがグローを試したりして何本かあげていましたので色なんでしょうかね?真相ははっきりしませんが、船長さんは「ピンクは総じて良いよ。」とのことでした。

 この日は午後からイイ天気になりました。朝イチからなかなか好調に釣れていたのですが、日が上がるとともに食いが次第に落ちてゆく…といった感じでした。お昼前になると時折思い出したように食う、という状態です。釣れ具合がイマイチになってくるとキャスティングにも目移りするのが釣り人の性。次第にペンシルやポッパーを投げる機会も増えるってもんです。しかし食いが落ちたとはいえ上々の釣り。

やりました
大橋さんキハダをゲット。
この日大橋さんはサワラ(?)の猛攻を受け苦戦されたようですが…。

カタキ討ち
見事召し取ったり~。(大橋さんのデジカメより)

 昼以降はジギングとキャスティング半々といった感じでしたが、夕方近くになってきてキャスティングにバシュッ!と勢い良くキハダが出るようになってきました。3~5kgとサイズは大きくないのですが、ペンシルやポッパーに鋭く出てくる。こりゃあ面白い!とめいめいプラグを投げるようになると、船長さんが鳥の集まっている場所に船を回してくれました。

レンズに水滴が…
山田さんのシイラ。
今回キャスティングで数本出ましたがサイズはもう一息でした。

楽しい~
山田さんがトップでキハダをキャッチ。
これぐらいのサイズでも随分威勢のいい出方をします。

 広川さん・山田さんのトビペン中、大橋さんのレンジポッパー、更にはにゃん次のトビペン大や僕のソルティアポッパーといったやや大きめのプラグにもバシュッ!と出てきて大盛り上がり。キャスティングで派手に出るとやっぱ面白いです。さんざん堪能して3日目を終えました。

いいサイズです
23日まで(2日間)のちょっとイイところ。

 当初の予定では21~23日に船に乗って24日はおかっぱりの予定だったのですが、初日が雨風で潰れてしまったので、船長さんに「明日もお願いできます?」と頼んでみたところOKが出ました。ということで24日も引き続き船に乗ってマグロジギング続行となりました。

その4へ続く

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