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2001年久米島奮戦記

大きなマグロを目指して、2度目の久米島へ

2001-04-24

その4

 いよいよ最終日24日、船は5番パヤオへ。風も少々収まり、波もやや低くなりました。やはり次第に天候は良くなっています。やっぱりお願いして良かったなぁと思いながらジグ投入。朝イチの時合いか早々にヒット。3~5kgサイズならばイージーに釣れてきます。

いったでしょ
広川さんが朝の時合いに釣ったグッドサイズ。
10kg超えてきてますね。

 僕は根性無しですので小物で消耗する体力も惜しくなり、昨日から当たりジグのスキルジグからジャックナイフへ変更。ストンと落として小物の群れを突き破り、その下に控える大物を狙うというスケベ根性を出したのですが、移動の際の巻上げで小型が食ってしまうというなんともバチ当たりな釣れ方をしてしまいました。

 この日もやはり日が高くなるにつれて次第に食いが悪くなってきて、船長さんは「食いが悪くなってきた。大物を狙おう。」と魚探にポツンと写る大物に合わせてその潮上へ船を回し始めました。
 「あ。やっぱり大物の狙い時があるのね。」と思いながら、僕がそのスケベ根性に恥じ入っていると、にゃん次さんにドスン!と大型の感触。ジィーッ!と糸が出ていくドラグの音
 船長さんは「30kgあるな。1時間かかるよ。」とノンビリ構えてる。一方にゃん次さんは「替わって欲しいっす。」
 そこは大橋さんの「ダメ!」の一言で最後まで頑張ることに。

耐える耐える~
いきなり走るわけではなく、なかなか寄ってこない。
寄ってきたと思ったらまた走る。一向に体力の衰える気配がない。
マグロのファイトってそんな感じ。(大橋氏撮影)

 1時間以上掛けてやっと浮いてきたのは尻尾よりやや頭寄りのところに掛かった18kgのキハダマグロでした。「こりゃあキツいはずだ。」と一同納得。『この一本で終了』ムードも漂っていたのですが、時間を見ると11時30分。まだいけるよね、とめいめいジグを投入したのであります。

やりました!
ようやく上がったマグロ18kg。

 するとすぐにも広川さんにヒット!『おっ!こりゃデカいぞ!』と見ると大橋さんにも良さげなサイズと思わしきヒット。「ダブルヒットだ。ライン気を付けてね。」との声が船上に飛ぶ。しかし広川さんのラインはトモでファイトしていた大橋さんのラインと交錯。残念ながらラインブレイクとなってしまいました。
 大橋さんはこの一本を見事キャッチ。目標にされていた10kgを超えて約15kgと良いサイズでした。

これもいったぁ
目標にされていた10kgを超えてきました。
サイズ狙いがバッチリ!の大橋さんの1本。(大橋さんのデジカメより)

 その後はジグへの食いが芳しくなく、いろいろと船を回して大物を狙っていきました。時折、トリヤマが立ってキャスティングレンジに入って来たりします。そうするとトビペンが大活躍。バシュッ!と激しい音を立ててキハダが襲いかかります。他にもカツオが食ってきました。

 キャスティングレンジに入ってきたトリヤマが去ってしまうと船を立て直してジグで大物狙い。ラインブレイクした広川さんももう一本!と頑張ったのですが、飛行機の時間を考えると残念ながらタイムアップ。港に帰ることになりました。

お世話になりました
くに丸の仲道船長

 今回もお願いしたのはくに丸の仲道船長。奥さんと二人で1年がかりでHPを作成してデジカメで撮った写真をアップする、というのですから研究熱心さに頭が下がります。急なお願いも快諾して頂き、他にも何から何までお世話になりました。

 今回は珍しく写真がふんだんに使われております。それもこれも大橋さんの撮影のおかげです。僕は普段どうしても釣りに夢中になって、写真をあまり撮れないうえに、使えそうな写真は腕が悪いため、ごく僅か。大橋さんのHPともやや写真が重複しておりますが(だって船酔いして撮れなかったんだもん)、この場をお借りして御礼申し上げます。

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