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木戸川シロサケ釣行記

福島でサケが釣れるなんて、これは行かねば!

2003-10-20

その4 タックルについて

tackle

ロッドについて

 750mの短い区間ですが意外とサケの個体によるパワーの差があるように感じました。やや上流の浅い瀬にいる個体は大きくてもややパワーが無く、この#8でピッタリでした。
 やや下流の河川内にいる時間が短いと思われる個体はパワフルで、#8ロッドでは辛いなぁ、ソルト用#9-10を出そうかと本気で考えました。

リールについて

 これはもうクリックブレーキでは大変です。ディスクなどのブレーキだと断然違います。このリールは大きいパッドのディスクブレーキではないようですが、目一杯締めてもズルズル出されました。

ラインについて

 区域の1/2~2/3は浅いのでフローティングでないと釣りにならなかったです。バスバグテーパーなのは単に普通のを持ってなかったから(^^;)。もし下流の深い所を探るならシンキング(Type2)ぐらいがあれば問題ないと思います。予備ラインとしてシンクティップ(Type3)とシューティングヘッド(Type4)を準備したけど出番はありませんでした。増水した時にはもしかして…というところでしょうか。
 バッキングは竿とリールのパワーによりますが最低でも50ydは必要。100~200ydあれば安心です。

リーダー・ティペットについて

 リーダーは重いフライを投げることを考えてターン性能重視で選びました。ティペットは水馴染みの良さと傷に強いフロロに決定しました。反射で食わせる釣りをしたので16lbと太くてもヒット率にはあまり関係がないような気がします。

 全長を9フィートにしたのは訳があって、取り込み時のトラブルが多いのがこの釣りの特徴でもあります。手元に寄せてから走られて竿が折れる、という話を良く聞きます。フライラインとリーダーの結節にネイルノットでは不安があったのでループトゥループにしました。

 取り込み時にガイドに掛かって折れることを避けるためリーダー+ティペットで竿1本分にしました。おかげでトラブルは一切なし。
 ラインを引く釣りなのでドラッグは考えず、リーダー+ティペットが短い方が手元にくるアタリは分かり易いです。フライラインがサケの視野に入って驚かさない長さがあれば問題ありません。

フライについて

fly

 掛けたのは全てこれと同じ紫のマツーカで、忠類川用に以前巻いていたものです。フックサイズは#4で、ウェイトは無し。ボディは紫のフロスにフラットティンセル。絡み防止でフラッシャブーを10本程度アンダーテイルに付けてます。チェーンボールのアイ付きと無しを巻いていましたがアクションがキビキビ出ることを期待してアイ付きを使いました。

 フックが大きいとスレが多くなる、とも聞いていましたが、確認できたものだけだと2回だけでした。沈め過ぎると、やっぱりスレが多くなるような気はしました。

 カラーはイマイチはっきりしません。話を聞いてみると#8フックの赤いマラブーリーチが良かった、という人もいましたので、いろいろ試すのがいいと思います。
 が、忠類川で実感した時と同じようにカラーやパターンより重さ(沈み加減)にバリエーションがあった方がいいような気がしてます。

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