トップ釣行記

裏磐梯で夏休み

フライでヤマメとブラックバスの欲張り釣行

2005-08-24

その1

 以前より計画していたサウジアラビアでのGTフィッシングに行けなくなってしまったので、改めて夏休みの計画を練り直すことになりました。最初に思いついたのは渓流でフライフィッシングをしたい!ということでした。とは言ったものの渓流釣行は経験が少ないので、どこへ行ったものやらさっぱり見当が付きませんでした。

 一方で気になっていたのがBasser9月号で特集されていたフライフィッシングでスモールマウスバスを釣るという記事です。以前にスモールを釣った小野川湖のキャンプ場の脇に良さそうな渓流が流れていたことを思い出して、裏磐梯なら渓流と湖どちらもできるんじゃないか?と閃いたのでした。

 ということで早速調べてみると、フライフィッシング好きなご主人がいる風来坊というペンションを見つけました。ここにご厄介になれば川の情報も聞けるだろうと24・25日の2泊の予約を取りました。

 いよいよ休みが近づいてくると、それに合わせるように台風11号が近づいてきました。行き先を変えようかとも思ったのですが、宿のご主人はまだ台風の影響はないですねとのこと。思い切って行ってみることにしました。

 23日の夜中に出発し、途中仮眠をとりながら24日の昼過ぎにA川に着きました。雨が降り出しそうな曇り空でしたが支度を整え、川に入って釣りを始めます。

使用タックル

 ウェーダーを履いての川歩きも久しぶりです。案の定後ろの木の枝にフライを引っ掛けながらも、慎重に上流へ釣り上っていきました。

うん、ちょうどいい
だいたい想像していたような川の規模でした。

 なかなか魚からの挨拶が無かったのですが、写真中央の大石下の流れで最初のアタリがありました。しかしフライを咥えきれないのか、僕の合わせが遅いのか、掛けることはできませんでした。

岩盤?
岩が変わって(川床の色が違う)落ち込みが出来ていました

 さらに釣り上っていくと岩の川床になっているところに出てきました。岩の切れ目で少し落ち込んでいるところで2回目のご挨拶があり慌てて合わせたのですが、僅かの感触があっただけでバラしてしまいました。

普段行かないなぁ
久しぶりに川を歩きました

 リーダーとティペットを竿2本分くらい取ってやってみたのですが、ラインの捌きが難しかったです。最終的には竿1本半から1本分くらいでやりました。長いリーダー+ティペットを使うには若干竿が硬いようです。頭上の木や枝が多いこともあり、もうちょっと開けた川で練習してからの方が良かったです。

 結局魚が出たのは2回きりでした。僕の川歩きが悪いのか、腕が悪いのか少し寂しい結果でしたが、久しぶりに川を遡ってイイ気持ちでした。暗くなると下りが大変なので16時頃早めに川から上がりました。

 宿のペンション風来坊に着いて、お風呂に入って晩御飯を頂きました。これまで釣り旅で宿に泊まることなどほとんど無かったので、とても快適でした。和食のご飯はとても美味しく、ギョウジャニンニクやメダケなど初めての山の幸に舌鼓を打ちました。
 ご主人にフライフィッシングについて色々お話を聞かせてもらいました。あまり渓流釣りに経験の無い僕の練習になるよう魚が相手をしてくれそうな川を教えて下さいという困ったお願いにも快く答えてくれました。
 さて台風の影響が心配ですが、明日以降に期待です。

その2へ続く

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