イソマグロジギングとのんびり陸っぱり探検
明けて9日、朝7時にホテルのロビーに集合して、いざ出発です。
朝靄の中、出船の準備を整える間、オーナーが過去の大物の写真を見せてくれました。蒔田さんの持ってるアルバムにはハタだのカジキだのの大きいのが…。イヤでも期待が高まるっちゅうモンです。
さて港を出てテニアン島の西側を北上して行きます。グアガン岬を越えてフレミング・ポイントまでトローリングをしながら進み、約1時間近く走ったところで釣り開始です。
ここも岸は断崖になっていて、切り立った地形になっているようです。岸に近寄ったり離れたりするだけで水深がすぐに変わるようです。船長は60~80mくらいのところに船をつけていたようです。
しかし、この日はアタリがありませんでした。150gと270gのメタルジグを使って、底をコヅいたり、上の方までシャクったりしたのですが、反応がありません。
結局1回何かが触ったような感触があっただけで、瞬く間に10時になってしまい、沖揚がりの時間になってしまいました。
船長は申し訳なさそうにしていましたが、こればっかりは腕と運次第です。これまでロクに写真を撮っていなかったので、ホテルへ送ってもらう帰りのトラックからテニアンの風景を何枚か撮ってみました。
ホテルに帰ってパッキングをすると既に11時30分になってしまいました。タガ・ビーチでの陸っぱりの時間はありませんでした。蒔田さんに大中小のポッパーを渡して後を託すことにしました。
12時半過ぎにバスに乗って蒔田さんご一家と別れ、ホテルを出発します。テニアンの港からフェリーに乗ってサイパンへ着くと、バスに乗ってサイパン空港に直行です。厳しい荷物検査の列に並ぶと日本人の姿も多く、もう帰るんだなぁと感じさせられます。やはり飛行機の席が取れなかったためとはいえ、もう一日あれば良かったなぁ、とシミジミ思いました。
成田へ無事着くと天気は雨、外気温6度とのアナウンスがあり、26度のテニアンから帰ってくると冬を実感したのでした。
その5へ続く
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