トップ釣行記

お地蔵さまと再び野田幸手園

アヤしげな試みも胸に秘めつつ2度めの釣行です

2007-08-11

その2 レンギョ狙いお遊び編

 今回はお地蔵さまに了解を頂いて、少しお遊びをします。7月16日の地震で大ジャンプを見せてくれたレンギョを釣ってみたい、と思っていたのです。その時に廻りにいた人達は口々にここにはこんなにレンギョが居たんだねぇと言っていました。
 おそらく頻繁にレンギョは掛かるけど、姿見ずのうちにハリスを切られてしまっているのではないかと思います。へらぶなのスレ掛かりかコイか…そんなところかと、へら釣師は糸をブチ切ったヤツは何者かと気にすることはなかったのでしょう。レンギョを釣ったことがない僕としては、ぜひ一丁コイツとパワープレイを所望するワケです。

 コンセプトはとにかく強く!です。ガチンコ勝負のための道具をアレコレ仕入れてみました。

これこそ…
10尺の振り出しコイ竿。超硬EXの表示が頼もしい

これなら…
へら道糸用PEラインのDUEL SMOOTHへら
左が道糸用0.8号耐荷重6kg、右がハリス用0.5号耐荷重3kg

これで…
大助狙いの専用ハリ ガマガツダイスケ15号
小さいハリはガマカツ 改良ヤラズ5号

 ウキはボディ17cm、太目のトップのものを購入しました。えさはマッシュポテトの単品です。ネットで調べたところ利根川や江戸川で狙う際にマッシュポテトを勧める記事がありました。管理釣り場では最近使われることが少ないようですが、却ってへらぶなにあまりアピールせずレンギョを寄せられるかな?との思惑で使ってみます。

 ウキ下を1m超にして、えさをどんどん打ち込んでいきました。えさがパカッと割れ落ちているようなウキがグイッと上がる動きをしています。最初はウキが沈没するほどでしたが、ウキがモヤモヤと動き始めたのは20投したくらいの頃でした。
 まず間違いなくへらぶなが寄っているんだろうな~と思いつつアタリを待っていると、次第にウキが馴染まなくなっていきます。遂にはほとんどナジミ幅が出なくなってしまいますが、なかなかツン!と引き込む食いアタリが出ません。

 やっぱりハリが大き過ぎたかな~?でもこの釣りの場合はへらぶながジャミなので、へらがなかなか食えないサイズを使わないことには…と思い、えさをドンドン打っていきます。
 マッシュポテト400ccを2ボウル打ち切る頃には水面にボコボコとすごい泡付けが出てくるようになりました。炭酸の気泡のように細かく大量に泡がポコポコと出てくるのはレンギョとへら専科9月号の野べらヘブンという記事の中にあったのですが、まさにこのような気泡が出てくるようになりました。

動画

movie

大量の泡付け編 26sec
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 ハッキリしたアタリがなかなか出ない中、待望のツン!と2節くらいウキが沈んだアタリをあわせると、ギュン!と魚が掛かって走り出します。すわ!レンギョか!と思ったのですが、想像していたほどの走りではありません。多分へらだなぁと竿を立てると強力な竿でグイグイ寄せてきます。
 取り込んでみるとタモがずっしりと重い良型のへらでした。それでもこの仕掛けでは余力充分です。さすがはコイ竿にPEラインです。

デカい
軽く尺を超える良型でした(12:17)

 この魚をシオにお昼ご飯休憩にしました。休憩後もマッシュポテトをドンドン投げ込むと、たちまちプクプクと泡付けが出るのですが、なかなか食いアタリが出ません。結局13時30分頃まで更にマッシュポテト400cc×2回を打ち続けたのですが、魚が掛かることはありませんでした。
 う~む。ダイスケ15号をパクッと吸い込むような大物を狙うのは乗るか反るかの一発勝負ですからやむを得ないのかも知れません。もうちょっと小さいハリでも良かったかな…。ハリを中心にもうちょっと研究を続けて行きたいと思います。

その3へ続く

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