トップ釣行記

道満へら鮒会3月例会に
参加しました

3回連続の強風も意外に高活性?

2009-03-14

 道満へら鮒会の3月例会は清遊湖で開かれました。先週にはO氏と試釣にきており気合いは充分です(笑)。目指せ優勝(者の半分くらい釣れたらいいなぁ)です。

 釣り座は中央桟橋の事務所より入り口から2/3辺り、南桟橋向きにしました。天候は雨。風がゴウゴウと音を立てて吹き荒れています。1月の野田幸手園2月の筑波白水湖に続いて3回続けての強風下での例会となってしまいました。今年の道満へら鮒会は荒れてるなぁ。

水面が波立っています
釣り座の風景

 釣り方は先週の試釣を踏まえ、曇った天気ならタナが浅いかも?と踏んでメーターウドンセットで始めます。長い竿はとても振れない風ですし、両隣が1席空いているので8尺です。

 仕掛けは道糸0.6号、上ハリス0.4号10cm、下ハリス0.3号50cm、上ハリ改良ヤラズ4号、下ハリはアクト3号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用7号です。

 バラケえさは粒戦50ccに水100ccを吸水させ、パワーX300cc:段底150cc:特S100ccで作りました。先週の試釣ではジワジワとバラける感じが良かった気がしていますので、段底を多めに入れてみました。くわせはO氏謹製野本釣具店のウドンです。ありがとうございます。

 テントの設営や風対策の荷物の配置などに手間取って、6時入場開始だったのに、釣り開始が7時前になってしまいました。15時30分までの長丁場ですから、最初の釣り支度は時間が掛かっても丁寧にやりました。

 えさを打ち始めてウキのなじみや上がり方を確認しつつ、5投もするとモヤッとさわります。風が強くても釣れそうだな?と思っていると、なかなか強いアタリが出ません。風が強いから大きなアタリは出ないかな?と思っていると、チコッと鋭いアタリが出て、初物が釣れました。おぉ!思惑とは合わないけど今日はなんだか順調じゃん!

初物釣れました
早めに一枚釣れました(7:26)

 7時43分、48分と続けて2枚め、3枚めが釣れて、へらが順調に寄ってきたかな?と思っていると、風がますます強くなっていきます。O氏は2度もテントごと煽られて釣りにならない、怖い、もう帰りたいと思っていたそうです。ところが僕が真剣に釣ってると思ってもう帰りましょうとは言い出せなかった…と後から話してくれました。当の僕はこりゃあ車の中で寝ていた方がいいかもね…と思っていたのです。

 ところが魚には強風の影響が少ないのか、10時前に10枚めが釣れてしまい、しかも尺絡みの良型が何枚か混じるという願ってもないペースです。展開O氏は途中でトップなんじゃないですか?と話していましたが、この調子ならもっと釣ってる人が居るはずと返事していました。事実僕が5枚の時点で13枚釣ったという人の話が聞こえたりしました。

釣れ具合はいいんですよ
なんと10時前にツ抜けとは(9:51)

 この頃から風が落ち着いてきて、釣り易くなってきました。へらの状況が変わってきたようで、周りでも竿を絞るようになってきたのですが、僕は状況に合わせられなくなり、びっくりアワセで仕掛けが絡む始末。落ち着いてあれこれ工夫を始めます。
 カラツンが続くので下ハリスを45cm→40cm→35cmと詰めたり、バラケがジワジワ溶けるよう粘りを出すように練ってみたり。結局10時台は1枚だけとブレーキを踏んでしまいました。
 2枚めのフラシを入れたはいいものの、そろそろ釣らないと。2枚めのフラシなんだからなんて言われちゃったりして。なかなかうまくいきませんねぇ。

 11時頃、トイレのため席を立った時にO氏の様子を聞いてみると、やわらかめでしっとりとした感触のバラケを渡されました。魚がはしゃいできてますから、丁寧に丸めてタナにしっかり入れます。すんなりナジむようになったら、ナジミ切った後、触ってドン!ときますと教わりました。
 下ハリスを40cmにして、えさに手水を打ってやわらかめにしました。すると教わった通りの良いアタリが出始めて、ペースを回復できました。

フラシ3枚めは初の快挙!
30分程穴が空いた後の自己新記録(13:56)

 その後21枚まで釣果を伸ばし、ウドンセットでの自己最高記録に漕ぎ付けました。12時00分、05分には16枚め、17枚めの連続ヒットもあり、こうなったら自己新記録まで…と欲が出てきます。ところが好事魔多しというヤツで、えさがピッタリ合う時に限ってバラケが無くなってしまうのです。

24,25枚めは連続ヒットで絶好調だったんですよ
バラケ終了前の26枚め(14:43)

 えさが無くなったので新しく作るとバラケのタッチが違ってしまい、釣果がガタ落ちになります。えさが無くなる前に次を作らなきゃとはO氏のアドバイスです。えさを作っている間があると最初からへらの寄せ直しになり、釣果に穴があきます。まだ残っているうちに作り始め、残りをお手本にすると良い、とのことでした。こういった手際が今後の課題ですね。

朝の強風がウソみたい
終了間際の様子。水面が静かでしょ?

 結局釣り切れず、なんとかアガリ一枚を、と粘って釣ったところで終了です。なんだか出入りの多い釣りでしたが、ウドンセットでこんなに釣ったのは初めてのコトです。ここ2回のO氏による集中講座の結果が出て、良かった良かった。

釣るまで帰れん!
アガリ一枚になった27枚め(15:30)

 釣果は27枚17.6kgでした。優勝者が35.2kgだったとのことでちょうど半分です。やった!目標達成!
 テントごと飛ばされそうになって凹んでいたO氏は中盤から調子を取り戻して29.6kgを釣り、さすがの2位。H氏やへらむぎさんなど、いつも隣で釣らせて頂くお師匠方の腕は確かです。今日も勉強になりました。

 終了後はさっそく次回の三国池の話題になっていました。両ダンゴでイケるんじゃないか?浅い池だからどうか?もう一回ウドンセットの出番があるかも?などなど。春真っ盛りの頃も天候が不順ですので、どうなるのか分かりません。次も嵐になったらヤダなぁ。

う~ん美味
今回の参加賞です

 今回の参加賞は東京は北区東十条の和菓子舗草月のどら焼き黒松にお茶でした。
 ジモティH氏お勧めのこの黒松、中は小倉あん、皮はカステラ生地の様にふんわり。口当たりも軽くパクパクいけちゃいます。東十条にお越しの際は、ぜひご賞味あれ。

Copyright (C) びぃ,2009-03-19,All-Rights Reserved.