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道満へら鮒会2月例会に
参加しました

筑波白水湖へ行ってきました

2009-02-14

 筑波白水湖で行われた道満へら鮒会の2月例会に参加しました。
 ここはこれまでに訪れたことがない場所でしたので、11日(祝)に試釣に行くつもりでした。ウドンを作ってまで準備したのですが、寝坊してしまい目が覚めたらお昼頃、とやらかしてしまいました。

 そんなわけで例会当日が筑波白水湖への初釣行となってしまいました。当然のことながら迷子になるのが一番困るので、やや早めの4時に自宅を出ると無事5時30分頃に到着しました。

 受付を済ませて6時30分から入場する際に会のO氏と並んで釣りましょうと声を掛けて頂きました。相談の結果、モジリが多く見えたという中央桟橋の真ん中辺りに入ります。昨日は春一番の南風が吹きましたが、今日は朝のうちに雨、北西の季節風に戻るとの予報で、南向きに釣り座を決めました。

前夜は暖かく夜明け頃は少し冷えました
釣り座からの風景です

 今日は段差の底釣りをやりたいと思っていたので、13尺を繋いで仕掛けを作ります。
 仕掛けは道糸0.6号、ハリス0.4号10cm-0.3号50cm、ハリは上が改良ヤラズ5号、下はオーナーのアクト3号、ウキはリコーサーバンス社さみだれハイテクトップ底釣り用13号です。

 仕掛けができてえさ落ちのバランスを取ろうとするとポツポツと雨が降り出しました。車へテントを取りに行こうかと悩みますが、とりあえずパラソルを立てて雨をしのぎます。
 ようやく底ダチを取ってみると、穂先とウキの間が結構余ります。そのまま底を取ろうとするとウキが沈んだり浮いてきたりと安定しません。はて?ウキに穴でも空いたかなと苦心して探ると手前が深いと気が付きました。どうやら穂先とウキの間が長いため振り込みが不安定だったようです。

 右隣のO氏は段底から始めて既に4枚あげましたが、魚は居るけど食わないと宙釣りに切り替えています。周りの段底の人もあまり竿を絞っていないし、若干風が吹いてきたこともあって、13尺を諦めてシマノの慶匠11尺に竿を替えます。

 チョウチンウドンセットがいいかな?と手近な仕掛けで底を取ってみると底が取れます。これなら段底でやろうと、道糸をDUELのSMOOTHへら0.5号に替えて、穂先から一本分の位置にウキがくるよう調節します。ウキは水深が浅かったので、さみだれハイテクトップ底釣り用12号にしました。

 ようやくエサを作ります。バラケは段底:パワーX:特S:水を200:50:50:50ccで作りました。吸水させる間にえさ落ちメモリを合わせます。喰わせは魚信のポンプ出しと力玉です。力玉は通常サイズを白・赤・青、他に大粒を準備しました。

 まさにようやく準備が整って第一投を振り込んだのは9時過ぎになっていました。いつも開始が遅いのですが、今日ほど遅くなったことはありません。もうちょっと手早く準備できるようにならなきゃなぁ。
 3投打ったところでへらむぎさんが様子を見に来られました。いくつ(釣った)?と聞かれて3投めですと答えると、3つ釣ったの?とへらむぎさん。いえいえ3投めです。準備が遅くて…と説明すると呆れて返事に困っておられました(笑)。

 とはいえ4投めにはウキにサワリが出ます。居るけど食わないって話だし…と小エサでバラケを持たせぎみにして、しつこく誘うようにすると小さいながらも鋭いアタリが出ました。待ってましたとあわせるとギュンと絞ります。いかにも冬の段底って感じだなぁとニンマリしながら魚を寄せるとポッカリ浮いてきたのは尺近い良型でした。

5投めでした
釣り開始は遅かったけど第1号は早かった(9:35)

 開始は遅いものの釣れ方のペースとしては悪くありません。9時49分に2枚め、9時55分に3枚め、10時7分、12分の4枚め5枚めは連続ヒットです。10時35分に6枚めを釣って時間6枚は悪くないペースでしょう。
 但し上ずらせないように、えさの粒子が舞い散って魚が離れないようにと気を付けていたので、振り込みの回数は全部10投くらいと少ないです。ゆっくりチリチリとバラケが溶けるようにし、バラケが付いている間はアタってもあわせず、バラケが落ちてからのアタリだけに絞り、ゆっくりたっぷり誘ってからようやくアタリが出るので一投5分以上掛けました。

一気に6枚!
10投6枚は高打率ですな(9:35)

 釣りを続けていると雲が晴れ、太陽が照って、ぐんぐん気温が上がっていきました。防寒着を着ていると暑くなってきたくらいで、後ろのお兄さんはTシャツ姿です。へらの調子も上がってきたか?とバラケに粒戦を差し込んで開きを早くし、もうちょっと早い展開を…と欲張ったら、次第に上ずってきたようです。
 10時51分に7枚めを釣った後は、8枚めが11時20分と大ブレーキです。

う~ん難しくなってきた…
このあたりは釣りがバラバラでした(11:20)

 どうやらバラケにあたっているようで、ナジんでウキが返ってくる前にサワリがあり、その後はウキが動きません。アタリが遠くなってもしつこく誘っていると、魚が薄くなってしまったようで、もっとリズム良く打ち返さないといけなかったようです。
 O氏にへらの寄りが足りないと指摘されて、ようやく打ち返しのペースを上げるとサワリが出るようになり、11時56分に9枚め、12時31分に10枚めを釣りました。

えさの切れ目が魚の切れ目なのね~
この時は枚数をちゃんと数えていなかった10枚め(12:31)

 ところがこの後風が西からになり、ほぼ真横に受ける格好になってしまいました。さらにビュウビュウと吹くほど強くなり、段底ではウキが流されて釣りになりません。1番手あげても焼け石に水です。
 O氏がメーターウドンセットで釣果を伸ばしていることだし、もう限界だな…と短竿チョウチンウドンセットへの切り替えを決断しました。

 シマノの慶匠8尺を取り出し、仕掛けを作ります。といっても道糸が0.6号になり、ウキをリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用5号に替えただけです。
 えさもそのままですが、O氏から小さく締めたえさがいいですよとのアドバイスを頂きました。ウキが沈没するようなバラケえさで、沈んでいったらウキを持ち上げてタテに誘います。誘っているうちにバラケが少しずつ溶けていくイメージさそうです。強風下のウドンセットは粒子が散らないように。お魚任せの釣りですよと言われてのんびり穂先を上げ下げすることにしました。

 段底はじーっとウキを凝視するのであまり話をする余裕も無かったのですが、強風で釣れる気配もないし、午後はO氏とお喋りタイムになってしまいました。あまり集中してウキを見ていなかったのですが、その中でも宙釣りらしいハッキリとした鋭いアタリが出て、この釣り方でも1枚釣ることができました。

強風下でも釣る方法を教えてもらいました
最後の1枚になってしまった11枚め(13:33)

 結局その後の1時間は釣っているんだかお喋りしているんだか、といったまったりとした感じで過ごしました。風は結構強いままでしたがO氏は釣果を重ねていました。やっぱり技術の差がでるなぁ。

釣りの終わりはいつも寂しげ
終了間際の様子です

 14時30分頃、僕にしては珍しく(笑)早めにあがることにしました。先月の例会といい、2009年は天候に泣かされそうな受難のスタートになっています。
 後片付けの後、計量すると11枚、6.6kgでした。

飲みきれるかな…?
今日の参加賞は缶コーヒー1ケースでした

 へらむぎさんは岸近くのカケアガリを狙って底釣りで6位、O氏はメーターウドンセットで3位とさすがの腕前を見せて頂きました。昨年11月の隼人大池では僕の隣でH氏が3位、10月の野田幸手園では僕の隣でへらむぎさんが2位、と名手の教えには恵まれているのですが、なかなか身に付きませんな…。

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