何故だか今年も清遊湖は荒れました
清遊湖で行われた道満へら鮒会3月例会に行ってきました。
O氏とともに釣れるでしょう!と期待に胸を弾ませながら、5時に集合すると、駐車場には先週の試釣とうって変わって車がたくさん停まっています。事前の天気予報では晴れ。ここ2週雨が続いたので、晴れを待ちわびたたくさんの人が来ているようですが、南の風が強く5~10mとの予報です。これでは先が思いやられます。
入場して中央桟橋を奥に進み、渡り桟橋と池の奥までの半分辺り、南の風を警戒して北向きに釣り座を構えました。
辺りではしきりにもじりを繰り返していることから、試釣と同じメーターウドンセットの準備を始めます。
竿はシマノ慶匠9尺、道糸0.6号、上ハリス0.5号10cm、下ハリス0.4号45cm、上ハリは改良ヤラズ5号、下ハリは改良ヤラズ3号、ウキはO氏からお預かりしている極心1号です。
バラケえさはペレ匠デカ粒:水を50:100(単位はcc)で吸水させ、鬼武者:麩王を200:100で作りました。O氏おススメのブレンドです。くわせは魚信:水を半袋:45cc(ともに目分量)の電子レンジ作り。ラップに包んでポンプに入れて持参しました。
さて釣りを始めようかと思った矢先、デジカメを忘れたことに気が付きました。オー!マイゴッド!
これでは釣った枚数が分からなくなる…とえさ打ちを始めますが、打てど暮らせどウキが動きません。
バラケのタッチを替えてアレコレ探ると、試釣の時に良かったシットリとした柔らかいバラケが良い傾向は同じのようです。次第にウキが動くようになってきましたが、なかなかツン!と落とす決めアタリが出ません。
釣り始めて一時間以上経ってようやく初物がウキを落としてくれました。
なかなか次が続きません。隣の8尺メーターウドンセットのO氏もアタらないと苦戦しています。モヤモヤとサワリを繰り返すだけで決め手に欠けるとしか言いようがありません。時折ポツッと釣れるだけで続かないのです。
さらに無情にも風が吹いてきました。予報通りの南の風なら真後ろから…と思っていたのですが、林の中にある清遊湖は、限界を超えると回りを囲む林に風が当たって巻いてしまい、風向きがコロコロと変わるのです。右から吹いたかと思えば左から…、振り込みがままならない状態です。
O氏は8尺のチョウチンウドンセットに変更しました。僕も変更しようかと迷いますが、左隣のおじさんが同じ短竿チョウチンウドンセットで釣っていること、風はあってもウキは流れていないことから、しばらく粘ってみました。
これで2枚ほどを追加したのですが、相変わらず釣れません。様子を見に来たへらむぎさんはウキが流されて釣りにならないと両ダンゴの底釣りで苦戦されています。聞くと皆さん釣れてない様子です。
下ハリスを0.25号にして80cmまで伸ばすなどジタバタするも釣果があがりません。どうしようか…手立てがない…と考えあぐねていると、左隣のおじさんが10尺程度のメーターウドンセットに変えました。ここが潮時と短竿チョウチンウドンセットに替えました。
竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、上ハリス0.5号10cm、下ハリス0.35号フロロ50cm、上ハリはバラサ6号、下ハリはギガボトム3号にしてみました。ウキはへきしゅう水凪8号です。
バラケえさはペレ匠デカ粒:水を50:100(単位はcc)で吸水させ、鬼武者:プログラム:BBフラッシュを200:100:一掴みで作ってみました。
短竿チョウチンウドンセットに替えて3投めくらいに早速一枚釣れました。これは!と色めき立っていると2枚めが続きます。このタナの方が素直に食ってくる…?
ところがサービスタイムもこの2枚で終わり、次第にモヤモヤを繰り返すだけになってしまいました。やっぱりコッチもかぁ。このモヤモヤをなんとか獲りたくて、下ハリスを80cmに伸ばし、バラケを締めてくわせに近づけるようにするのですが、やっぱり食いアタリは出ませんでした。
14時になりバラケが無くなったところで早あがりにしようかと思ったところ、一服しながらO氏の釣りを見学します。短竿チョウチンウドンセット講座の開講です(笑)。
ポイントは、大きくバラケえさを付けてトップが沈没するようになじませる。沈没してしまってから竿先を煽って縦誘いを入れて、バラケが溶けるのを促進します。トップの先端が水面から出たら、じっと待ってアタリを待ちます。丁寧にレクチャーを受けたのでバラケを少しもらってやってみました。
試してみると3投くらいでウキにサワリが出てきます。今日はここからが遠い…。数投繰り返してやっていると、水面からトップの先端が出たところでツン!とウキが入りました。なるほどぉ!
今回も検量係を仰せつかっており、14時30分を過ぎたのでこれにて終了です。最後の最後にO氏のチョウチンウドンセット講座の結果が出て良かった。なんとかお土産を持って帰れるワイと言ったところでしょうか。
釣果は7枚か8枚?6.0kgだったと思います。トップは渡り桟橋から二席め北向きに入った方。僕が試釣で入ったところのちょうど真後ろです。18kgくらいだったと思います。今日はダメダメでトップの半分さえも遠い釣果…まだまだ修行が足りません。
次回は三国池です。昨年はハタキに入った後の沈黙状態にやられた悪夢が蘇ります。今年は池の規定が変わり、タナ1m制限が無くなってカッツケもできるようになり、オカメ(角麩)の使用も可能となったようですが、さてはてどうなるのやら。
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