PCムクトップのウキのおさらいになりました
GT遠征が荒天のため中止になってしまいました。週末の予定が空いてしまったので、来週の例会の試釣に加須吉沼に行こうかと考えてました。するとO氏がお付き合いしますよと言ってくれたので、来週参加できない彼を加須吉沼にお連れしてもな…と、彼の希望を聞くと神扇池との返事が来ました。
ところが神扇池に着いてみると、ちょうど第2回天水杯が開催されていました。これはイカンと再び転進し、結局隼人大池に行くことになりました。
6時30分過ぎに到着すると、朝イチのお客さんがちょうど入ったところ、といった感じでした。新池の桟橋に進み、南向きの282番に釣り座を構えました。O氏は左隣です。
例会に関係の無い釣りですので、特段準備もしてなければ希望も無いというお気楽モードです。17尺竿での底釣りをやってみようかな?と取り出して、仕掛けを繋いで底を取ってみると、ちょうど僅かに足りません。どう考えても18尺がベストという水深でした。
これはイカンと17尺を仕舞い、どうしようかと思案した結果、この夏に購入したメーター両ダンゴ用のウキ3本のオモリ負荷量を確認しようと、8尺を繋ぎました。
ニューカマーの極心の足長4号は、普段使っている碧舟Rapid EXのLサイズとOサイズの間のオモリ負荷量でした。さらにcrucianのプロタイプSR-2のボディ5cm、5.5cmとオモリ負荷量が大きくなります。こういうことは余裕のある時じゃないと実験できませんからね。
そんなこんなで極心の足長4号を使って釣りをしてみようと、準備を始めます。竿はシマノ慶匠8尺、道糸は1号、ハリス0.5号27-35cm、ハリは上下ともバラサ5号です。先月の例会で使った仕掛けそのままなんですけどね(笑)。
えさはグルダンゴ:ベーシック:オールマイティ:水を120cc:240cc:120cc:120ccで作って、オールマイティを60cc追い足したもの。根拠や実績は無く、思いつきブレンドです。
エサ打ちを始めたのは8時頃だったでしょうか。1投めでウキのトップがなじまないので、少しずつ練り込んで打つ、を繰り返すと、4投めでナジミが出て、5投めでサワリが出ました。
よしよし、とさらに打つとツン!とアタリが出て、まずは一枚。釣り始めは順調なんだよね…。
その後5枚までは順調にアタって釣れてきます。そこから寄りがキツくなってきました。水面直下にワサワサとへらぶなが群れてきて、えさがもたなくなってきました。
O氏は12尺チョウチン両ダンゴで快調に釣っています。チョウチンやりましょうよ。浅ダナはウキがポコポコ突き上げられて難しいでしょ?とお誘いが掛かります。なんとかえさ付けを工夫して6,7枚まで釣りますが、ウキが立たなくなったりとさらに難しくなってきました。
9時34分に9枚を釣ったところで、ウキをリコーサーバンスのさみだれPCトップ浅ダナ用6号に変更します。少しオモリが増えるようなサイズを選びました。同時にハリスを伸ばして33-40cmです。
この変更でウキは立つようになりました。トップのナジミは2~3目盛りと浅いままなので、えさを練り込んで、なんとか入れていくようにします。浅いナジミのままでも良いアタリが出るので、早いアタリもとっちゃいます。
早めの昼食をとる11時までの1時間で11枚を釣りました。先月の例会と同じように今回もPCムクトップのウキに替えて釣り易くなり、ちょうど良い復習の機会になりました。
昼食後、再開して30分で7枚、12時台の1時間で9枚の釣果が出ました。やはりこの釣り方が決まると釣果が伸びます。
13時になったので、えさを打ち切ったタイミングで釣り方を変えようとシマノ朱紋峰本造り13尺を取り出しました。次第に正面から風がイヤな感じで吹き始めたこともあり、チョウチン両ダンゴにします。
道糸は1号、ハリス0.5号50-65cm、ハリは上下ともバラサ7号、ウキはリコーサーバンスのさみだれPCトップ深宙用11号です。このウキも昨年夏の精進湖以来久しぶりの登場です。普段あまり使わないのでこの機会に練習します。
えさは粘力:ベーシック:オールマイティ:水をスプーン半分:240cc:240cc:120ccで作りました。タナまでもつように粘力を入れた配合にしましたが、基本的にはさっきまでウキ下1mでやっていた釣りをそのまま13尺チョウチンのタナでやってみるイメージです。
仕掛けを作ったので、再開までに時間が掛かりましたが、えさ打ち5投めくらいでウキが動き始めます。とにかくウケが出なきゃな…と思っていたのですが、早々に魚の気配が出てきたので一安心です。
ウキのトップが沈没する程のナジミが出る前に、サワリが激しくなってきました。トップの中程くらいでツッ!と鋭いアタリが出たので、合わせてみるとすんなりハリ掛かりしてくれました。
その後もトップ付け根辺りやトップ中程で素直な良いアタリが出ます。本来はトップ沈没寸前までなじませる方がタナが凝縮できるのでしょうが、それより早いアタリであわせても充分ハリ掛かりしますので、あまり気にしないで取ってしまいました。
O氏はね?チョウチン面白いでしょ?と笑います。確かにこんなに素直なアタリが出てくれるなら苦労しないで楽しめます。長ハリスのチョウチン両ダンゴでこれほど素直にハリ掛かりしてくれるのは初めてのことでした。
周囲の釣りが終了となる15時頃に、二人とも終了の時間と思って後片付けを始めていました。すると放送で例会、大会参加者以外の一般客は16時までとのアナウンスがありました。まだ1時間あるけどどうしよう?と相談したものの、今日は充分に楽しめたので、早アガリとしました。
隼人大池ではあまり釣った試しがなく、難しいへらを相手にする…というイメージがあったのですが、今日は割合素直にハリ掛かりしてくれたような気がします。大型のへらの煽りがキツいところを、PCムクトップのウキでタナにえさを入れていく…という釣り方の良い練習になったと満足して帰路に着いたのでした。
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