初の海外旅行。GTに初挑戦。
ゲストハウスに辿り着いたのがお昼過ぎで、早速荷造りをほどいて釣りに出かける準備をします。早々に準備を終えて、Thinadhoo(ティナドゥー)の港に行くと、地元の人達がワラワラと遠巻きに見ています。普通モルジブの地元民の島には観光客が来ないので珍しいらしいです。
この釣行の後、この竿は売ってしまいました。とても固くて扱い切れませんでした。
いざ出港です。隣りの島のリーフエッジから攻めます。出ない。沈み根を攻めます。出ない。結局延々流して行ったのですが、出たのは外道のレッドスナッパーだけでした。
こいつがsnapperと呼ばれてますが、タイには似ても似つかぬ魚です。
好勝くんがこの日コイツを2本あげたのみでした。
一日中投げ倒したのですが、GTは現れてくれませんでした。う~む。おかしいなぁ、とクビを傾げつつ帰港したのであります。
2日目は朝から出陣です。この日も延々やってみるのですが、どうにもGTが出てきません。10時頃ようやくトモの方で釣っていた浩一郎さんに出ました。約10kg。彼に言わせるとお子様サイズだとか。
吸い込むような小さいチェイスだったとか。
結局この日も全然釣れずにレッドスナッパーを好勝くんが一本獲ったのみでした。GTはもとより、魚影自体が薄いような感じがしていたこの日の釣りでした。
3日目も朝イチから釣るのですが、さっぱりGTが出てきません。さすがに3日目となるとどうもおかしい、ということになり始めました。
浩一郎さんが港で現地のおっちゃんを捕まえて「ムダハンディ?(GTの現地名)」「オー。ムダハンディ。」「…。」などと聞いてみると、いることはいるが少ないらしい、とのことでした。新天地を求めて南へ来たのがどうやら裏目に出てしまったようです。
出港してとりあえず小物でもいいからと、ジグをキャストして速引きしてみるとカスミアジが釣れてきました。浩一郎さんと圭吾さんで5本くらいを獲りました。一番大きいのがこんな感じです。
圭吾さんは日焼け対策バッチリ。
カスミはとっても綺麗な魚でした。
その後、頑張ってようやくオイラのツルポップにもお魚さんがようやくのお出まし。ハタ系の約5kgってとこでしょうか。
この他にも1本、レッドスナッパーが釣れました。
結局お目当てのGTは出ずじまい。マーレに戻って他の島へ行こうか、との意見になったのでした。
その4へ続く
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