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1999年モルジブ釣行記

初の海外旅行。GTに初挑戦。

1999-10-07~1999-10-14

その6 旅を終えて

 初めての海外旅行・海外釣行でしたが、帰ってきてからといえば、肩の筋肉痛が酷かったです。バンテリン1%ゲルを塗ってヒーヒー言ってたのと、病院に行って下痢止めの薬を貰ったくらいでしょうか?やっぱり疲れました。

 お目当てのGTは釣れなかったのですが、遠征はやっぱり楽しいです。見たこともない魚が掛かってくるのはドキドキ感があります。

 モルジブは基本的に現地の人が住む島と観光客が止まるホテルのある島が別れています。だから海外からの観光客が現地の人と触れ合う機会は皆無に近く、今回行った島も普段は入れません。このために特別な手続きをしたのだとか。これは大変貴重な体験でした。

 釣り道具が珍しくてワラワラやって来る現地の人と話したり、突然のスコールを避けて近くの島の雑貨屋さんの軒先で雨宿りしているとジュースを持ってきてくれたりしました。

 また暑い学校の校庭では子供達が元気にサッカーをしていたり、朝6時半に始まったお祈りの声に起こされたりと、少しは現地の人の生活を伺い知ることができました。

 この旅の特記事項としては女の子が可愛い!
 小中学生ぐらいの女の子達は例外無く目が大きくてクリッとしています。
 女性たちはモノ珍しいのか、夕方くらいになると玄関先に立って我々に話し掛けるでもなく見ているのですが、日が落ちてくると少女達の褐色の肌が夜の闇に溶けていき、妖艶な雰囲気が出てくるんですね。
 この表現はガイドブックの受け売りですが、まさにその通りだと思いました。

 しかし妙齢の女性はまったくと言って良いほど見かけませんでした。
 18~25歳くらいの女性がいないんですね。いや、いないわけではなく宗教上の理由から家から出ないってことなんでしょうけど、どれほど美しいんだろう?と妙に想像がかきたてられますね。(^^;)

 またイスラム圏には犬がいません。イスラムでは犬は悪い存在とされているそうで「犬のいない人間社会」というのはなんか物足りない感じです。犬は人間の歴史の中でもっとも古くからのペットでもあるわけですから、狩りなんてどうしてたんだろう?とか思っちゃいます。

 また行きたいですね。リゾートもいいんでしょうけど、町の中でフラフラしてそこはかとなく浮かぶ疑問がこれほど楽しいものだとは思いませんでした。
 開高氏のエッセイで海外には感性のある若い時、20歳くらいのうちに行くのがいいといった文章を読んだ覚えがありますが、さもありなん。
 付け加えるならGTも体力のある若いうちに行きたかった。溢れるパワーのあった18歳くらいに。と切に思ったのでありました。

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