お魚に引っ張られに行こう
29日(日)(全行程9日目)は釣り7日目にして最終日となります。この日の釣りは停泊地のKulhudhuffushi(クルドゥフシ)を出発し、午前中釣りをしながら空港のあるHanimaadhoo(ハニマードゥー)へと向かいます。
三島さんは昨日まででGT総数が29本。今日1本獲って30本にのせたいところです。朝一番に港を出たところでナブラに出くわしました。僕はテクノガーラをブン投げると綺麗にドパーン!この日の船中の初物を頂きました。その後しばらくはナブラを見つけては時折バイトがあるもののなかなか獲れない状況でした。
日が昇ってきて島周りを攻め始めたところで、僕はトモに陣取りポッピング勝負にしました。まだG.B.R.Popping86で獲ってないのと、できれば三島さんにミヨシで30本目を獲ってもらいたいところです。
ところがポッピングも効果的なようで、この日2本目の真っ黒に日焼けしたGTがシーフロッグに出てきました。ようやくこの旅初のG.B.R.Popping86でのキャッチです。相変わらず曲がらない硬い竿で、ひぃひぃ喘ぎながらあげることができました。
この日はポッピングのフッキングが好調で、昨日までの不調が嘘のようでした。この後4発のバイトがあったのですが全てフッキングして全てバラフエをキャッチできました。もうちょっとGTが掛かってくれてもいいようなものだけど…と、釣れたら釣れたで欲も出てきちゃったりします。
結局GT2本、バラフエ4本を釣ったところで釣りは終了です。この旅での僕の総数はGTが24本、カスミアジ2本、バラフエ6本でした。三島さんも30本の大台に乗せて、全員でGT総数は100本ちょっとというところでしょうか。
後は大慌てでパッキングです。船上でバタバタと釣り道具を片付け、服を詰め込んで一段落したところで最後の昼食をとりました。船長やコックと最後の挨拶を交わして小船に移り、国内線の空港へと向かう時にはいつもあっという間に過ぎちゃったなぁという感慨でいっぱいになりますね。
国内線の飛行機で1時間飛んで夕方にマーレ国際空港に到着すると、空港島のホテルへチェックインします。デイユースの3時間程度の滞在ですが、ホテルの売店でお土産を物色します。売店の女性がなんやかんやと話しかけてきます。日本語がとても上手だったのでバラーバル(excellentの意)と言ったらディビヒ語で話しかけてきました。でもそれはちょっと無理。気に入られたのか商売方針なのか鬱陶しいくらいの売り込みをされましたが、ニッコリ笑ってNo.Thank you.
結局ここでは紅茶詰め合わせとチョコレート、モルジブ産葉タバコ(シガリロっぽいやつ)を購入して最終パッキングをします。ホテルのレストランで夕食を食べて、いよいよ空港に向かいます。
空港のお土産物屋ではモルジブの地図とタバコ、椰子の実を購入しました。23時過ぎの出発の飛行機でマーレを後にすると、翌日30日(月)の朝5時過ぎにシンガポール着になります。ここでもお土産を物色した後、武部兄弟と三島さんは6時30分発の関空行きへ。搭乗口でお別れした後、一人で7時過ぎ発の成田行きへと乗り込みます。
長いフライトを終えて成田に着いたのが17時過ぎ。あ~疲れた、といいながら車に乗って最後に自宅へのドライブ。渋滞もなく無事着きました。
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