今年こそ鬼門の椎の木湖をメーター両ダンゴで
毎月第二土曜日に行われる道満へら鮒会の月例会ですが、今月はお盆の真っ最中に当たってしまったため、第三週の土曜日に椎の木湖で開催されました。
集合は4時30分。早い!遠い!釣れない!の三拍子揃った鬼門の椎の木湖、先週の試釣より釣れれば良いなぁ、と思って到着したところ、へらむぎさんから今回のゲスト参加のSEUZOUさんを紹介されました。
SEUZOUさんは謎(笑)の集団ド・エムーズの幹事長で、この会は先々月の兎谷津HCでゲスト参加され、僕がへら狂クラブの6月例会にゲスト参加した際にご一緒させて頂いた野州力さんが会長に、先月の武蔵の池でゲスト参加され、昨年末鮎川湖釣行でご一緒させて頂いたF迷人さんが副会長に就かれています。道満へら鮒会の会員各位が知らないうちにド・エムーズからの刺客第3弾!が送り込まれているというタイヘンな事態が起きているのです。
今回当会の入場順は何と一番。5号桟橋に入ることにして、621番の釣り座に入りました。右隣にへらむぎさん、SEUZOUさん、O氏、H氏と並んでワイワイガヤガヤです。5号桟橋なんてアテ番の大会でしか座ったことがない、という一番人気の場所。釣り座選び放題っていいですねぇ。
今回もまた8尺メーター両ダンゴでやります。何せ強化月間ですから(笑)。というよりこの月例会こそ8尺メーター両ダンゴで数を獲る!とそもそも強化月間を設定した目標なのです。
竿はシマノ慶匠8尺、道糸は1号、ハリス0.5号20-27cm、ハリは上下ともバラサ6号、ウキは碧舟のRapid EXのOサイズです。
えさはベーシックの単品爆釣!両ダンゴB:水を240cc:120ccで作って放置した後、単品爆釣!両ダンゴAを240cc入れてかき混ぜたものです。
日焼け止めをバッチリ塗って、水分も準備し、釣り開始となったのは6時前でした。
打ち始めはやはりウキのトップが1目盛りくらいしかナジミません。かなり浮力があるのかな…と思っていると、みるみるなじまなくなってしまいました。
やはりかなりアオリがキツいのかな…と思っていたら、スコン!とウキが入って初物が釣れました。
いまいちえさがもっているのか自信を持てないまま、7時2分に5枚めを釣りました。約1時間で5枚はなんとか拾っている…というペースでしょうか。とにかくデカい椎の木湖のへらですから、アオられ続けているんだと思いたい、というのが正直なところです。
しかしこの後6枚めが7時52分と50分穴が空いてしまいました。7枚めが8時14分ですから20分、8枚めが8時50分ですから30分と大ブレーキです。平気でこのようなことが起きちゃうから、へらぶな釣りって怖い(泣)。
とにかくスレ掛かりが多かったです。右隣のへらむぎさんにスレが多いときってどうしたらいいんですかね?と泣きつきました(笑)。O氏がそれはバラケ過ぎなんですよとアドバイスをくれましたので、えさの作り方を単品爆釣!両ダンゴB:単品爆釣!両ダンゴA:水を240cc:120cc:120ccで作って放置した後、単品爆釣!両ダンゴAを120cc入れる方法を試すと、少し良くなった…かな?という程度でした。
というのも、これまで左隣には人が座っていませんでした。というのも会員の一人が遅刻してくる、とのことで一席取っておいたのでした。ここで遅れて到着して釣り開始です。そうなると自ずと魚の引き合いになってしまいます。Bを減らす方法は取りたくなかったのでした。
これまで釣れなくなってきた上に、引き合いではまた昨年までと同じになってしまう…。打開策として、ウキとハリを1サイズ落とすことにしました。
さらにトイレ休憩のついでに様子を見に来たO氏がハリスは長めがいいですよ。30-38cmくらいとアドバイスをくれました。えさが煽られてウキのトップのなじみ幅があまり出ない状況なので、気持ち短めで、と27-35cmに変更してみました。これなら20cm→35cmの一本の交換で済みます。
この対応でペースを立て直すことができました。連続ヒットなどを交えて数が伸び、穴が空いても20分程度で済みました。3席左のO氏からウキがいい動きをしていますよと言ってもらえる時間帯もありました。しかしながら、この時にこの日の状態をもっと突っ込んで探っておかなければいけなかったのは、後からの反省点です。
釣れるときと釣れないときがハッキリしていたのですが、どうにかこうにか11時10分までに29枚を釣ることができました。
ここでトイレ休憩に立ちます。試釣で釣ったのは40枚だったので、あと11枚で並びます。そこまでは釣りたい…。あと4時間を切るくらい…。なんとかイケるかな?
ところが30分釣れない時間帯が続きます。イカン!ぼやぼやしてるとホントに4時間ボウズになりかねん!
ハリを1サイズ落としてバラサ5号にしていましたが、やはりえさの持ちが悪いと感じたため、ハリスを17-24cmと短めに詰めてみます。するとトップのなじみ込みは良くなったのですが、アタリが出ません。
やはりブラ下げてしまうとダメのようで、ゆっくり落ちていく途中でサワられ揉まれながら入れていく必要があるようです。ハリス寸を27-35cmに戻したものの、これではえさをもたせるのがタイヘンだ…と、ハリを1サイズ上げてバラサ6号にします。
後から思うに、この対応は悪くはなかったと思うのですが、ぴったり正解でもなかった、という感想を持ちました。終了前2時間前のこの頃からへらむぎさんが調子をあげてきました。えさがもつように付け方を替えてみたと仰っていました。多分えさのタッチをもうちょっと工夫しないといけなかったのでしょう。
この後も40分ほど釣果が途絶えました。試釣の時ほどでは無いにせよ、この日もかなり暑くなりました。もっとも気温のあがる13時から14時は集中力が切れてしまって、中ダルミの時間帯になってしまいます。夏の両ダンゴは体力勝負でもあります。
切れそうになる集中力をなんとか繋ぎ止めて、14時8分には40枚に漕ぎ付けました。20分ほどは平気で穴が空くのですが、アオリやサワリを出すようにえさ打ちを切らさず、魚を寄せていくと良いアタリが出ます。
終了間際になってO氏が様子を見に来ました。すでにえさを打ち切ったので早めに上がったとのこと。隣でStep by Stepでレクチャーをしてくれます。竿の操作、粘るかえさ切りするかを見極めるウキの動きについてなど、いつも教わっていることなのですが、すっかり忘れてしまっています。あぁ、そうだっけと思い出しながら改めて教わります。
そろそろ終わりか…という時に一枚を追加できました。いつも助けてもらってありがとうございます。
これでアガリですかね?と言う僕に、いやいや、もう一枚イケるでしょとハッパを掛けるO氏。もう一枚を狙いましたが、残念ながら追加は叶わず終了の時間を迎えてしまいました。
今日の釣果は44枚、約30kgでした。試釣の時より4枚追加できました。よかった。
この日の例会は昨年から導入された年に一度のハンディキャップ方式でした。僕の場合ハンデが20kgありましたので、今日の順位は7位でした。
頂きました
7位の商品はカニ缶でした。
ゲスト参加されたSEUZOUさんはチョウチンウドンセットで63.5㎏を釣り4位でした。さすがド・エムーズからの刺客、3ヶ月連続でみなさん上位の成績を収めております。
へらむぎさんは終盤に追い込み50.5kgで9位とこれまた好成績、みなさんやっぱり釣ってくるなぁ…と改めて思う次第デス。
メーター両ダンゴ強化月間の本命と思っていたこの日の例会もトップは70kgオーバーと、またもや半分釣れませんでした。とほほ…な結果が続きますが、椎の木湖の自己記録は更新できたので少しは上達できたのかな?と自分を慰めることとします。
最近使い始めたウキも3回続けて自分なりに良い釣果が出ているので、来月の野田幸手園でも頑張ってたくさん釣りたいなぁ…と思っています。
Copyright (C) びぃ,2010-08-31,All-Rights Reserved.