2年半ぶりにGTに引っ張られよう
3月2日の朝はストラッチャン(Strachan)岬で迎え、この日の夕方までにポートブレアまで戻る予定です。
朝イチバンにデッキに出ると、昨日海に投げ込んでしまった竿を回収してくれていました。これで一安心です。
船のすぐ近くに魚がボンヤリ泳いでいるのが見えます。見えるといっちょう狙ってみっか?と思うのが釣り師の性。昨夜のブラクリ仕掛けにカツオの身えさを付けて、目の前にゆっくりと落とし込んでやります。
スーッと近寄ってきたので、食った?と思うタイミングであわせると、ギュン!と竿を絞って暴れます。意外と強いヒキを楽しみながら水面まであげてくると正体が判明しました。
これが昨晩の餌とりの正体だったか…となるほど納得です。そんなこんなで旅のメンバーも起きてきました。朝ごはんを食べてポートブレアへ向けて出発です。
恒例のコメント撮影その3(3min15sec)
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船は南へ向かいながら時折良さそうなポイントでスローダウンし、ルアーを投げてGTを狙います。
途中の浅い瀬で帰りがけの駄賃と投げたカーペンターのフュージラー100にGTが出てくれました。
僕のGT3本めのファイト(48sec)
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南に進むにつれ、スローダウンする回数も少なくなり、クルージングとなっていきました。今日の夕方にはポートブレアに到着しなければいけないので、仕方のないところです。
島の玄関であるポートブレアは南端にあるイメージです。従って基本的に南に行くほど、人が暮らしていたり、外国人との交流の機会が出てくる、と言えます。ポートブレアに近づくにつれて地元の漁船や交流のための船が増えていきます。
結局到着一時間前くらいから後片付けを始め、そのまま終了となってしまいました。
恒例のコメント撮影その4(2min17sec)
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16時頃、ポートブレアに戻ってきました。荷物を降ろしていたら港で白人男性に釣りかい?どう?釣れたかい?と英語で声を掛けられました。GTは釣れなかったけど、Invisible Bankまで行ったら、トローリングでカジキが2本釣れた、と答えたら、それは悪くないよ、と答えてました。Invisible Bankを知っていたので、やはりこの人も釣りをするのでしょう。
ソヌさんが釣った28kgのGTは蘇生させられなかったので、アンダマンの現地スタッフへのお土産にしました。これが冷凍庫でカチコチに凍ってしまったので取り出すのに時間が掛かってしまいました。ようやく取り出したところ、港にわらわらといた人達がこんな大きいGTがいるんだと驚いていた、とソヌさんが教えてくれました。GTを狙う釣り人はほとんどいないのでしょうね。
港から車に乗って移動し、この日の宿泊となるベイアイランド(Fortune Resort Bay Island)というリゾートに到着しました。ここで夕食をとると、ソヌさんは久しぶりのインド料理にほっとした様子。やはりマイルドなタイ料理は物足りなかったのですね。
インド料理もなかなか美味で僕も結構頂きました。浩一郎さんと二人でアイスクリームを2杯も食べちゃいました。
さらには今回の当初の予定でニコバル諸島へ行こうと企んでいた際に手配をしようとしていた船長さんが来てくれたので、少し話を聞きました。曰く今の時期は暑すぎて小魚の群れが表層に浮いてこないので良くないとのこと。良い時期を尋ねると9月の風の止む時期が良い、あとは乾季に入ったばかりの11月12月が良いとのことでした。
また北アンダマン島の北端や当初企てていたカール・ニコバル(Car Nicobal)島まで行かなくてもGTはたくさん釣れる、カール・ニコバル島は行くだけで時間が掛かるからリスキーだぞ、とも言ってました。
今後の計画については浩一郎さんも都合と計画があるでしょうから決め難いところですが、良いとされる9月くらいに北アンダマン島の北端か、2005年に行った小アンダマン(Little andaman)島までの海域を釣ってみたいところです。
打ち合わせを続けるソヌさんを残して、浩一郎さんと二人で一足先に部屋に戻り、就寝したのでした。
その6へ続く
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