兎谷津HCは相変わらずのロケット消し込みでした
道満へら鮒会の6月例会が兎谷津へらぶなセンターで行われましたので参加してきました。
3月の清遊湖、4月の三国池に続いて雨になってしまいました。今年6回目の例会で半分の3回が雨とは…誰が雨男なんでしょう?(笑)
当会の例会は小池で行われます。ここ2回ほどは東岸(大池寄り)の小桟橋に釣り座を構えましたが、今回は雨で桟橋にテントを設置しづらいので、中央桟橋の北岸寄り入口から7席め辺り?の西向きに釣り座を構えました。左に1席あけてО氏、さらに2席ほど左に会長がテントを立てています。
釣り方をどうしようかな?とО氏と話していると、一足先にえさ打ちを始めたО氏はムクトップのウキでもいいかも知れませんよ?といいます。ムクトップのウキかぁ…と考えていると、会長がちょっとおいでで声を掛けてきました。会長のテントに行くとこれあげると一本のウキを手渡してくれました。PCムクトップだったと思うよ。もう目が見えなくなってきたから使わないんだよとおっしゃるので、ありがたく頂きました。
サインは…読めないなぁ。誰か教えて下さい
(クリックすると拡大します)
そんなこんなで釣り方は事前にアレコレと考えていたのですが、浅ダナ~カッツケの両ダンゴでいきます。竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.7号、頂いたばかりのウキをオモリから約60cmのところにセットしました。
えさ落ち目盛をハリなしでトップの付け根にあわせ、ハリス0.4号20-27cm、ハリは上下ともバラサ3号を付けると、トップの先端1目盛りまで沈んでしまいます。
これは難しそうなウキだな…と思いつつ、えさをオールマイティ240㏄:ベーシック120㏄:水120㏄に速効カッツケ120㏄で作りました。
トップが沈没するとえさ切り、を繰り返して30投ほど打ってみたのですが、ウキにウケが出ません。えさが持っているのか魚が居ないのかサッパリ判らないので、早々にギブアップです。会長ごめんなさい。僕のようなワカゾーにはまだまだ使いこなせないウキでした。
碧舟のRapid-EXのSサイズを取り出して付け替えます。ハリ付き3目盛り沈めでえさ落ちのバランスを取って、トップがなじむまでグイグイ押し練りを重ねて、ナジミが出るようにします。トップの先端1目盛りまでナジミが出るようにすると、ズバッとウキが消し込まれて、初物が釣れました。
やはりえさが持ってなかったようです。ウキのトップにえさの重さが掛からないと判らないので、ようやく一安心です。
これで安定してアタリが出るようになってきました。8時3分に7枚めが釣れるまでの傾向としては、早い1回目のアタリでチョンと動くアタリはカラ。ズボッと消し込むか強いアタリがヒット率が良い、とわかってきました。
ところが8時を過ぎた頃、O氏がヒット率が落ちてきて、へらの活性が落ちてきたようだと言います。僕も同様の印象を持ったところで、そういえば昨年も8時頃からカラツンの嵐になった気がする…モーニングサービスが終わったかも?と悪夢が蘇ります。
2ボウルめのえさは配合を変えて、単品爆釣!両ダンゴA120cc:同B240cc:水120ccの後、同A120ccで仕上てみました。こちらはあまり練り込まなくてもウキにナジミが出ます。毎投アタリが出るのですが、酷いカラツンは小べらやジャミと割り切ります。
ウキが少し揉まれるようなサワリが出た方がハリ掛かりする気がします。ハリ掛かりするサイズのへらぶな自体の魚影は薄い、と判断し、同Bを追い足しながら寄せを意識します。
これでアタリが出るようになってきました。10時34分には21枚まで釣果が伸びました。
3ボウルめのえさは夏のカッツケで使う配合の浅ダナ一本120cc:バラケマッハ120cc:水60ccで作ってみました。これはガンガン練り込んでもバラケマッハの効果で比較的集魚効果があります。寄せを重視して使ってみたのですがサッパリでした。麩の粒子が潰れてしまうえさなので、寄せるためには麩の粒子が漂わせないとダメなようです。
しばらく試して、これはダメだと次のえさを作ります。次のえさはペレ軽360cc:BBフラッシュ120cc:水120ccで作ってみました。先月の例会が終わった後からどうやって釣ろうかとO氏と検討していた際に出てきたのがペレ宙でした。
結局試釣もできなかったし、テントの中に入っているので長竿も出したくない…ということで、8尺浅ダナにしましたが、えさだけでもペレットが効くのかどうかを試してみたいところです。
するとすぐに反応がありました。トップの先端1目盛りまでナジんで、ゆっくり返ってきたところでドン!と良いアタリで1時間ぶりに釣れました。
1目盛残しで強くアタる動きが続いて2枚を追加し、このえさは好感触です。この頃からウキ下はほぼウキ1本分(約20cm足らず)に固定しました。ずっと小雨が降ったりやんだりの天気で水面直下に魚が居る雰囲気があります。
ただ経時変化が早いのか、すぐに締まって漂う粒子が少なくなるような気がします。良いアタリが出るからと言ってすんなりウキのトップがなじむようになると、手水を打ってペレ軽の粉を足して手直ししました。これでポツポツと拾っていきました。
この後、ペースが落ちて30分に1枚くらいになってしまいました。次のえさを、BBフラッシュが無くなったので浅ダナ一本で代用して作ったのですが、水加減が難しく、ゴソッとした手触りになってしまいました。これを手水を打って手直ししていったのですが、カラツンが多くて、ハリ掛かりが少なかったです。
残り30分と終了間際になってから、最後の悪あがきで少しペースを回復し、なんとか40枚まで釣れました。
この日の釣果は40枚、13㎏くらいでしょうか。せっかく2枚目のフラシを準備したというのに、2枚目のフラシにはあまり魚を入れられませんでした。トップは30.6kgでしたので、今月もまた半分釣ってません。トホホ…。
久しぶりの浅ダナ両ダンゴは、ドンドンえさを打って魚を寄せることが肝心、といつも思うことを改めて感じるのでした。若干ウキが揉まれる感じを出さないとジャミのカラツンばかりです。またここから強化月間ですね。
Copyright (C) びぃ,2012-06-26,All-Rights Reserved.