松原湖でキャンプして八千穂レイクへ
毎年恒例にしている八千穂レイクでのフロートチューブフィッシングですが、過去に2017年、2018年の2度、キャンプ&釣りのスタイルで出掛けています。
今年もキャンプ&釣りで計画を練りますが、これまで利用していた駒出池キャンプ場ではなく、松原湖高原キャンプ場へ行ってハンモックを吊ってお昼寝しませんか?と彼女をお誘いしました。ここは木立の林間サイトなので、良い場所が取れればハンモックが可能と踏んだのです。
とはいえ昨今のキャンプ場は折からのブームに加えて、コロナ対策で野外レジャーに人が流れて混雑しているそうです。キャンプ場も入場者数を制限するなど対策をとっていますが、ハンモックに適した場所が取るのが予想し、休暇を取って23日(日)から24日(月)に掛けての日程としました。
23日朝10時に彼女の家へ車で迎えに行き、荷物を載せて出発します。幸手ICから圏央道に乗って、鶴ヶ島JCTから関越道を走ります。
藤岡JCTから上信越道に入って、ちょうど正午になる頃、横川SAに着いたのでお昼ゴハンです。ここでお目当ての峠の釜めしを買って、フードコートで頂きます。
今回のキャンプの相談を持ち掛けた際にお昼ゴハンで食べた釜めしの容器を使って、キャンプでお米を炊いてみる?と唆したところ、彼女も興味を示してくれたので、大事に容器を持ち帰ります。
再び上信越道を走り、佐久小諸JCTから中部横断道へ入ってすぐの佐久北ICで降ります。実はこの日、15時から18時まで雷を伴う雨が降る、という天気予報が出ていました。手持ちの3m×3mのスクエアタープ(FlyFlyGo)はハンモック用にと買ったもので、二人で雨を避けて食事するには手狭です。いずれ必要になるよな…と思っていたので、この機会に二人用を買っていきます。
やってきたのはスポーツデポ 佐久北インター店です。店員さんに相談して決めたのはヘキサライト2(コールマン)です。14,800円でした。
急遽の買い物でしたが、再び中部横断道に乗って走り、佐久南ICで降りて道の駅ヘルシーテラス佐久南へ立ち寄ります。
彼女と八千穂レイクへ行く際に必ず立ち寄っている道の駅で、土地のものがアレコレと並び、見ているだけで楽しいところです。蓼科牛の焼肉用牛、ウィンナーソーセージ、軽井沢ビール、ピーマン、茄子を買いました。
またもや中部横断道に乗って八千穂高原ICまで進み、スーパーマーケットナナーズ小海店へ向かいます。ここではペットボトルのお茶、水、豚ロース肉、手羽中、卵、6Pチーズ、カップスープ、氷を入手しました。
ナナーズの隣にある高原のパンやさんで翌朝に食べるパンを…と覗いてみると、意外に焼き菓子に力を入れているようで、日本一大きいと認定されたフィナンシェが売ってました。僕は野沢菜入りのお惣菜パンとチーズ入りのパン、彼女は同じ野沢菜入りのお惣菜パンとイチジクのパンを買いました。
国道141号線から外れて山道を登り、15時頃に松原湖高原キャンプ場へ到着しました。
事務所で受付をします。従来は予約不要なのですが、今年はコロナウィルス対策のため、予約制となり入場者数を制限しています。事前にHPからオートキャンプサイトを予約したら、利用申込書が郵便で送られてきたので、受付へ提出して利用料金を払います。車一台+テント一張り5,000円でした。
場内へ入って、ハンモックを吊るのにちょうど良い間隔で木が並んでいる場所を探します。日曜の午後とあって、お客さんはおおむね撤収した後のようでした。第1~4キャンプ場まで車で一巡りして、結局、受付棟に近い第3キャンプ場にしました。ちょうどハンモックを二つ並べて張れそうな木を見つけたのです。
まずはハンモックの設営作業に取り掛かります。彼女はすっかりハンモックを気に入って、ついにマイハンモックをネットで購入しました。蚊帳自立型ハンモックです。
僕のplaisiureux(プレジュール)は、蚊帳が顔に垂れ下がって若干圧迫感がありましたが、彼女のものは蚊帳を骨で張る構造になっていて、充分な空間があります。また二人乗っても大丈夫という200kgという耐荷重に、約250×120cmの広々サイズです。
すっかりご満悦です
続けて僕のハンモックを吊ります。前記の通り蚊帳が顔に垂れ下がって、若干圧迫感があります。そこで100円ショップのセリアで買った突っ張り棒にダブル(目玉)クリップを付けて、蚊帳を張るロープを左右に分けて広げて蚊帳のスペースを広く取りました。
これで快適に
続いてテントを立てます。グランドシートを敷いて、BCライトドーム250(コールマン)を張ります。今回は彼女が自分用にバッグインベッド(DOD)を買ったので、二つ並べて配置します。シュラフ、枕を入れたら、蚊取り線香を焚いておきます。
空を見上げると、雷雨の予報どころか心地よい晴れです。標高約1,100m(松原湖湖面で1,123m)とあって気温は涼しく絶好のキャンプ日和ですが、天候の急変に備えてタープを張ります。
ロープを木に結び付け、反対側に付属のポールを掛けて尾根部分を張りました。通常ロープダウンする側に、長さ180cmにセットしたアルミテントポール150(FIELDOOR)を2本立てて、居住空間を広く確保します。逆側は一か所を木に結び、150cmのポールを使って立てました。
タープの下に居住スペースを作ります。背の低いアルミロールテーブル(キャプテンスタッグ)の上にロータスグリルを置きました。これが一番活躍し、我々も凝視する(笑)モノですが、今回初めてロースタイルに挑戦しました。
折り畳み椅子とBM-7000(MEIHO)でロータスグリルを挟んで、ここに座って食事をとります。モザイクキャンプテーブル(キャプテンスタッグ)は主に荷物を置くスペースとして横に配置します。大き目のキャンプチェアと合わせてハイスタイルで使ってきましたが、足を短くしてロースタイルもありですね。
テーブル類で火を囲むように配置しました。今回の居住スペースの構成には、彼女のアイディアがたくさん入ってます。
サイトの準備が整ったら、しばしハンモックに揺られます。
レビューです(25sec)
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前回、炎上させてしまった段ボール製スモーカー。今回こそは!と燻製のリベンジマッチを挑みます。
スモークハウス(SOTO)
彼女がわざわざ茹で卵を作ってくれて、プロセスチーズ、ベーコンとともに投入したのですが、またもや段ボール箱炎上!の憂き目に遭ってしまいました。何でかな?自宅で自前の段ボールを使うと炎上なんてしないのに。
焼けた段ボール箱の内壁を見ると、ちょうど付属のアルミ皿の高さの位置で激しく焦げて穴が空いています。これを見るとスモークブロックを乗せて熱くなるアルミ皿から、段ボールの内壁からまでの距離が近すぎた、と思われます。
1.アルミ皿から熱伝導の低い素材に変更する。2.スモークブロックを足付き網に乗せるなどしてアルミ皿への熱伝導を下げる。などの対策が考えられます。とにかくスモークブロックから炎が上がって燃えるとは考えがたいです。
前回、焚火をしなかったので残った薪一束を持ってきました。
僕の持っている焚火台はトライポッド型のライダーズファイヤクレードル FT1-477(DOD)ですが、今回はこれに峠の釜めしの容器を掛けて、お米を炊くという夢かなえ企画を発動します。
ところが肝心のニッパー(ワイヤーカッター)を忘れてしまい、お釜を吊るハンガーを作れません。オーマイゴッド!結局、炊飯はEPIバーナーでやることにしました。
なんだか食事のアトラクションがことごとく失敗します。三度目は絶対に許されん…と、お釜を洗い、お米を研いで180ccの水で吸水させます。これは絶対に忘れてはならない最重要項目です。
気を取り直してお風呂へ行きます。敷地にある八峰(ヤッホー)の湯に入ると、露天風呂が気持ちよかったです。
風呂上がりと言えばコレ!
お風呂から帰ってきたら、いよいよ晩ごはんにとりかかります。お釜をバーナーに掛けて炊飯スタート。
浪漫だぁ…(*´ω`*)
ロータスグリルに炭を入れて着火し、ピーマン・シイタケ・ナスを切って焼き始めます。軽井沢ビールで乾杯!
軽井沢ビール2種
炭火焼き
牛肉、豚肉、鶏肉の三種を交替でロータスグリルで焼き、彼女が持ってきてくれた三種のスパイスを振りかけて食べ比べします。
食べ比べ
二人の感想では鶏肉は黒瀬スパイスがいいかな…?くらいで、どのスパイスも甲乙つけがたいです。どれもお肉を美味しく食べるために研究されていると感じます。
お肉に合わせて食べたい!と言われた釜めしのお釜で炊いたご飯は、底の方が結構焦げてしまいました。火加減が分からず、途中火を強くしちゃったのがまずかったかな。無念である…。
二週前の帰省時の大阪土産ゆずびいる(JR西日本)、前回飲みきれなかったクラフトチューハイの小笠原レモンを呑みながら、結構食べました。
ゆずびいる
蒸し枝豆
蒸し枝豆をつまみながら、焚火をします。早めに寝ようかと思っていたのに、ウッカリ太い薪を入れてしまい、燃え尽きるまで時間が掛かって、寝るのが0時になってしまいました。
焚火
まったりしてました
その2へ続く
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