ジギングロッドに改造して狙うはイソマグロとのパワー勝負
GTロッドが一本あります。今は亡きザウルスのSaltwater SportsmanシリーズのG.B.R Popping86といって、ガチガチの棒のようでとても疲れる竿です。GTを掛けるとショックがモロに掛かりパワープレイを強いられます。釣行の際でも年々手が伸びなくなってきており、他の2本で事足りることもあって、2006年GWのモルジブ釣行の際にはメタルジグを流すカツオ狙いのライトトローリングでしか使いませんでした。
以前に中古釣具屋に持ち込んで引き取って貰おうとしたのですが断られてしまいました。このままでは確実に邪魔になってきます。モルジブの船の上でどうしようかな?と思っていたら、ふと同行者のフィッシャーマンのジギングロッドが目に入りました。そこでこの竿バラしてイソマグロ狙いのヘビージグロッドにならないかな?と閃いたのでした。
2005年の久米島釣行でイソマグロと思しきヤツにぶっちぎられ、以来宿題に掲げてはきたものの、生来の根性無しではなかなか実現できなかったところでした。わざわざ竿を新調するのも…と思っていたので、まさに渡りに舟では?と思えてきました。
8フィート6インチ(約255cm)の全長ですがグリップ部分が2フィート(約60cm)以上あります。このグリップ部分を使わないで、竿本体のみを使って作り直せば恐らく6フィート(約180cm)程度になるでしょう。
そこでいくつか釣具屋を回ってイソマグロ釣りに使うジギングロッドを見せてもらいました。すると最近の傾向としては長さは6フィート前後なのですが、竿の中心部分までしなやかに曲がって根元部分にパワーを持たせるという竿が多く、イソマグロ=硬い竿でパワー勝負というのは僕の先入観だけだったようです。確かにある程度曲がってくれないと釣り人はモロに魚のパワーをくらってキツいファイトになってしまいます。
だからこそPopping86を使わなくなってきたわけで、短くしてジギングロッドとしたために、竿として曲がる部分が少なくなって硬くなると、更に想像を超えるパワープレイを強いられそうです。くわばらくわばら。
う~ん、あんまりパワー勝負って自信無い…。どうしようかな?と思っていたところにモルジブでご一緒した蒔田さんからイソマグロ釣りに行きましょうとお誘いがありました。
まだ行くと決まったわけではなく、改造が釣行までに間に合うかどうかも分かりませんが、ZENAQのJiggerTrust S63-7があるので、とりあえず作ってみてから考えることにします(笑)。これもイイ機会なんでしょうし、このままだとゴミとして捨てるしか他に行き先が無いですから。
その2へ続く
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