ジギングロッドに改造して狙うはイソマグロとのパワー勝負
必要なパーツを調達します。ブランクを持ってサバロへ行きました。ここで相談しながらパーツを購入します。
まずはガイド。Popping86に元から付いていたガイドはスレッドで覆われていた足の部分まで錆びていたので、錆び難いもの、というのが一番の要望です。さらにはジグをシャクった時にPEラインが糸絡みしないもの、というリクエストを告げるとお薦めしてくれたのはFujiのチタンフレームのローライダーでした。
話を聞くとキャスティングの竿に使っても問題無いですよとのことでした。高さが低いのでスピニングリールを使う竿に使えるとは思っていなかったのですが、大丈夫です。手元のガイドでラインの広がりを一気に収束するんです。とのことでした。
今回はジギングロッドですのでキャスティング性能は考えなくても構いません。そう考えるとこのガイドのメリットを引き出す方向がいいのかな?と考えました。
チタンはすごく軽いのでガイドの数を増やしても竿の返りが遅くなりません。竿の反発スピードが速いまま、ガイドの数を増やすことができれば、竿が糸を持ち上げる箇所が増えるので、リフティングパワーを上げることが期待できます。シャープなシャクリとパワーアップを両立できることを期待しています。まぁこのブランクのパワーは充分あると思うんですけどね。
長く伸びた足の効果でPEラインのガイド絡みは少ないそうです。そして防錆性能はステンレスを圧倒的に上回るとのことでした。4年使ったというロッドのガイドを見せて貰いましたが、大切に扱っていたとはいえ、綺麗な輝きを見せていました。
欠点(?)としてはローライダーのスタイルが気に入らないという人がいます。そう思わないならコレがいいですよということでした。
この点については変わった竿ができそうという気持ちがあるもんですからむしろ歓迎です。ガイド総数はトップガイドを含め計9個と全長約6フィート(180cm)の割には多めです。アドバイスを受けながらT-LCSGの#10が4個、#12が1個、#12Mが1個、#16Mが1個、#20が1個、トップガイドはT-MNSTと選んでもらいました。しかし計9個で18,000円ナリ!チタンフレームは高いのが難点ですね。
リールシートはFujiのヘビーデューティーボートシートのBPS-20にしました。ゴツい感じが何となく気に入って。握って力が入らないとか痛くなったりしないかな?とも思いましたが、大丈夫だと思いますよと言われてその気になっちゃいました。
グリップエンドはジンバル+キャップにしました。ジンバルまで必要無いと思うのですが、Pacific Bayのアルミ製ペイントジンバルを見た時、高くてもコレがいい。今回の基本線は青い竿に決めた!と心を決めてしまいました。
EVAフォームはジャストエースの青で500mm×φ27×φ15のもの。ブランクの塗装を青に決めてしまったので、濃い目の青がいいなぁと思ってこれにしました。
スレッドはGUDEBRODのNCPスレッドで#245ロイヤルブルー。これはガイドのダブルラップのベースにしようと思っています。オーバーラップは濃い目の青かいっそ黒にしようか迷ったので次回持ち越しにしました。
スレッドは今日買わなくても間に合うので、もうちょっと悩みます。飾り巻きもしたいと思っているので。
あとワインディングチェックも次回持ち越しです。ハンドル部分が決まってブランク径をノギスで測ってから買いに行きます。
その他しごき塗装用ゴムと加工済み塗料ポット(ソケット)、ナガシマのウレタン塗料、ブルーを購入しました。これで濃い目の青にブランクを塗装する予定です。
その4へ続く
Copyright (C) びぃ,2006-11-25,All-Rights Reserved.