ジギングロッドに改造して狙うはイソマグロとのパワー勝負
FLEX COAT Liteを使ってコーティングしていきます。1回目は薄め液を同量ほど入れて薄めて作ります。これはベースラップと同じくスレッドに染み込ませるのが目的です。
既にベースラップには1回目のコーティングがしてあるので、オーバーラップのみ塗っていきます。薄め液を多く混ぜているので、塗る際にスレッドからはみ出すとブランクの塗装をすぐに溶かしてしまう恐れがあります。スレッドの端ギリギリまで…とシビアに考えず、染み込んでいけばいい位の感じで塗ります。
余ったコーティング剤はティッシュの上にたらして硬化の具合の確認に使い、24時間後、コーティング剤が硬化していたのを確認したら、2回目のコーティングに移ります。
2回目は1回目より濃く作って塗っていきます。今度はベースラップもまとめて塗ってしまいます。糸目が見えなくなるよう多めに塗料を乗せますが、広い平滑な面では液ダレや塗り斑が出易いので、素早く作業するようにします。
作業をしているうちにどんどん粘度が高くなってくる点に注意します。やや薄めに作って穂先から塗ります。穂先のコーティング剤がボテッと樽型になると格好が良くないし、穂先の重量増加は悪影響が出そうです。
手元側は幅が広いのでコート剤が薄いと塗り斑や偏りが出易いです。やや粘度が高めになった方が塗りやすくなります。
しかし、あまりに粘度が高くなると塗りづらいので、その場合は改めてコーティング剤を作り直した方がいいでしょう。
充分に乾燥させます。ティッシュペーパーに垂らした余ったコーティング剤を触って確認します。硬化したら完成です。
できあがった竿にリールをセットし、ラインを通してリフトのテストをしたところ、やっぱりガチガチの剛竿でした。(^^;)
テニアン島釣行の出発に間に合うよう駆け足で作ったので、もっと手を掛けたい部分もあったのですが、それは帰ってきてからにします。
さてこの竿を持ってイソマグロを狙ってきます。果たして釣りあげられるのか?腰を痛めて寂しくお帰りになるのか?出発前から不安ですが、無事魂が入りますように。
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