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使わない竿は作り替えちゃおう

バスロッドからライトジギングロッドへ再生

2006-1-20~2014-3-11

その2 解体

 まずはガイドのラッピングを外します。ガイドの足にカッターの刃を入れて、スレッドを…と思ったのですが、コーティングが硬くてうまく外れませんでした。そこで塗料剥離剤を塗ってエポキシを溶かしてから、スレッドを切りました。

 次にFujiグリップ用のコネットを外します。鍋にお湯をグラグラ沸かして5分程煮て、グローブをして引っ張るとヌルッとした感触で抜けました。

懐かしいタイプ
これまで使っていた古いFujiのダブルハンドグリップとコネットです

 最後に塗装を剥がします。塗料剥離剤を塗って、塗装が浮いてきたところをプラノのルアーケースの仕切り板でゴシゴシ擦ってやります。

ヒーコラ
塗装剥離の作業中の様子です。

 写真左側がティップで、まだ塗装を剥がしていない状態です。中央の暗い赤が本来のブランクの塗装で、この暗い赤の上に白いサーフェイサーを塗り、緑のスプレーを吹いて仕上げていました。右端の黒いところがブランクの地肌です。

こんななってた
全ての塗装が剥離できました。斜めに入っているスジがカーボンシートの継ぎ目。

 塗装を剥がしてみるとスパインの元になるカーボンシートの継ぎ目が見えてきました。最初はやべっ!キズを付けちゃったかな?と思ったのですが、ブランクを巻くようにスジが入っているのを見て合点が行きました。スパインがまっすぐ通っているわけではないというのを改めて確認できたわけですが、これではなるほどメーカーが出荷時に暗い赤で塗装をしちゃうはずだと思った次第です。
 さてはて当初はクリアの保護塗装だけにしようかな?と思っていたのですが、このスジが見えちゃうと不細工なので、何かしらの色で塗装をしようと思います。

 その3へ続く

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