バスロッドからライトジギングロッドへ再生
仕上がりをどのような形にするか、製作計画を立てます。
まずはブランクの色。カーボンシートの継ぎ目を見えなくするのが目的なので何色でもいいのですが、仕上がりの見た目に一番影響する部分でもあります。
あれこれ悩んだのですが、本来の塗装に近い暗い赤か赤茶色あたりがいいかな?と思い、日本橋のサバロでナガシマのウレタン塗料のマルーンとブラウン・ブラックを買ってきました。実際に調合して色を作るかどうかはフタを空けて塗料ポットに注いだ時に決めたいと思います。
次にハンドル周りです。根がミーハーなので最近流行りのセパレートハンドルにしてみたいなぁと思っています。カーボンパイプでブランクを繋いで、脇に挟んでシャクれる長さと考えるとフォワードグリップ込みで40~50cm程度を見込んでおけば大丈夫でしょう。
すると今回のブランクは本来出来上がりが約180cm(6フィート)になる物なんですが、前回作った時に若干根元を切り落としたので155cmしかありません。根元15cm程度をカーボンパイプとの接着部分と考えると155-15=140cmに40~50cmをプラスして、全長で180~190cm(6フィート~6フィート4インチ)ということになります。
ということで購入したのはジャストエースのカーボンメッシュパイプ50cm。内径11mm、外径13mmの2mm厚です。お値段は2,310円。
さてはてこの長さはどうかな?とネットで流れてシーバス・タチウオ・イナダを狙うくらい(ジグの重さ100gくらいまで)のジギングロッドの長さを調べてみました。だいたい180cm(6フィート)前後が多く、珍しいもので150cm(5フィート)未満といったところでしょうか。210cm(7フィート)以上となると船の上での扱いに苦労するのか殆ど見当たりません。
ということで長さは概ね常識の範囲内に収まりそうです。
では各パーツを考えてみると、リールシートは何故かうちに転がっているFujiのベイトリール用のものがありますので、これをそのまま採用し、グリップはEVAのパイプを使うことにします。色はやっぱり黒にして、色で遊ぶのはワインディングチェックにする程度にしたいと思います。
ロッドエンドやバランサーは市販のものを使うことにして、ハンドル周りはあまり奇抜なものにしないでおこうと考えています。
何故かうちにあった(笑)Fujiのリールシート
ガイドは錆びない物で。というのも前回タチウオジギングに使って手入れがいい加減だったのか、これまで使っていたガイドは少し錆びてしまいました。ガイドの質を上げると値段もそのまま上がってしまうのですが、品質重視で考えます。
基本的にはFujiのもので問題ありません。サイズはジギング使用に向いたもので。若干の未練が残るキャスティング用よりやや大きめになるのですが、心を決めてしまいましょう。
スパイラルガイドにも興味があるのですが、ライトジギングで必要か?と問われるとかなり疑問が残ります。この点見識をお持ちの方がおられましたらご教授下さい。
装飾の類としてはグリップ近くのバット部分に飾り巻きを入れようかと思います。せっかく作るわけですし、海の竿はフライロッドと違って若干派手目にするくらいの方が似合うような気がしています。
その4へ続く
Copyright (C) びぃ,2006-1-25,All-Rights Reserved.