フロートチューブでバスバギング用
高番手ショートバンブーロッドを求めて
ルアーロッドになってしまった今、もうこうなったらどこへ行ってしまうのか?この竿?と言った感じです。どうしたもんか?と考えているうちに、早3年の月日が流れてしまいました(笑)。
道楽のバンブーもあることだし、どこかで買えるようなクラシカルな雰囲気竿は要らん!のです。バンブーの特徴である低反発を活かした実践的な竿が希望です。やはり大好きなトップをゆったり動かす竿が本命でしょう。
従ってガイドも性能重視でFujiのトルザイトガイドを導入します。トルザイトはSiCに比べてガイドリングが薄くなって内径が広がったことにより、一番手小さいガイドを採用できる、という触れ込みです。より軽く竿を仕上げ、余計な重量負担を掛けないことで、シャープな竿に仕上げられる、と聞いています。
そこでサバロに行き、相談しながらガイドを買ってきました。SiCのガイドセットにPLNSG1291という旧来のものがあるのですが、このセットを参考に、1番手小さいサイズで組んでみました。
トップガイドをホットグルーで接着したら、ガイドをメンディングテープで仮留めし、スムーズに竿が曲がって、糸が自然に出て行くガイド位置を探ります。ガイド位置はサッパリ分からないのですが、起点はトップセクションのフェルールの直上。やはり弱点になるのはフェルール周りになることが多いので、ここにガイドを配置して、あれこれ配置を探ります。
ところがトルザイトは内径が広くなったせいで背が低く、竿に負荷を掛けると、どうしても糸がブランクに当たってしまいます。しくじったとはいえパラボリックで名を馳せたヤングのテーパーを基にしているだけに、竿全体が大きく曲がるアクションなのです。
ガイドを増やせば糸がブランクに当たらないのですが、せっかく軽量になったトルザイトなのに、数が増えては軽量化になりません。そこで思い切ってスパイラルガイドセッティングにしました。竿の一番硬いところであるフェルールをまたいでガイドを傾けました。
左回りのセッティングです
両軸リール用の竿に採用されるこのセッティングは、ガイドが竿の上から始まって、60度ずつ傾きながら、トップガイドは竿の下向きになるという設定です。
これを組む際には右回りと左回りのいずれかを選択しなければなりません。選択の方法は諸説あるのですが、僕は独自の考え方で、リールからティップを見て左回りにしました。
右利きの僕にとっては、カヤックでの釣りを考えると、船の右前方にポイントを見ながらルアーを投げることが想定されます。そうするとルアーを曳いたり、魚を掛けた際に竿に掛かる負荷は左側なのです。この曲がる方向にガイドが無いとスパイラルガイドセッティングは効果を発揮できないのです。
上から | サイズ | 上との距離 | 価格 |
---|---|---|---|
Top | T-KGTT-6F-2.6 | (㎜) | 2,100 |
1 | T-KTTG5.5 | 100 | 750 |
2 | T-KTTG5.5 | 110 | 750 |
3 | T-KTTG5.5 | 120 | 750 |
4 | T-KTTG5.5 | 130 | 750 |
5 | T-KBTG5.5 | 140 | 800 |
6 | T-KWTG6 | 150 | 1,000 |
7 | T-KWTG7 | 160 | 1,150 |
8 | T-KWTG8 | 175 | 1,250 |
9 | T-KWTG10 | 190 | 1,450 |
しかし最新型は高い!ガイドだけで一万円オーバーとは正直キツい出費です。
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