あれこれ工夫しています
バイクで出掛ける際に、何らかの荷物を持って行きたい場合があります。純正オプションの荷台を納車時から装備していますので、これを活用してカバンを積載しています。
一番簡単で手軽なのがドライバッグです。これはロードホッパーよりも前、レンタルバイク生活を始めた2017年3月にXL883Nアイアン(ハーレー)を借りて稲妻フェスティバル@大阪へ行く際に、お買い物イベントに行くなら持ち帰り用バッグが必要だ!と購入したものです。
Yahoo!ショッピングで見つけたUnigear(ユニジア)というブランドのもので、ロゴがゴルフのピンになっているところから察するにゴルフ用品でしょうか。色は黒で、容量が20リットル、高さは58cm、幅が36cmのサンドバッグのような形状です。お値段は約2,500円でした。
ドライバッグ(ユニジア)
長細い円筒の形状からシリンダーバッグとも言われますが、昔の頭陀袋のイメージですね。スマートというよりはワイルドな印象で、付属のベルトを付けて肩に掛けると、何だかバイカーっぽい雰囲気になるから不思議です。稲妻フェスティバルに出店していたSAMURAI Craftのスタッフの方が恰好いいですねとお世辞を言ってくれました(笑)。
しかしながら、この時は車載ベルトや荷掛ネットの類が無かったので、背中に斜め掛けのワンショルダーにして、タンデムシートに載せるように背負いました。するとバイクの振動でずり落ちそうになるのです。やはり背中に荷物を背負うのは疲れると実感しました。
そのためロードホッパーへの車載の際には、荷台に載せてROKストラップで縛っています。ページワン春日部の社長さんもやっぱりこういうシンプルなものを単純に縛るだけってのが似合うよねと言ってくれました。
ターポリンの生地は丈夫で滑りにくく水に強いことが最大のメリットで、袋の口を折り畳んでバックルで止める方法は防水性を上げるものとして、様々なジャンルで使うバッグに採用されています。よってバイク専用品にこだわらなければ比較的安価な商品が選べるというのがありがたいところです。
小さく折り畳んで収納しておけば不意の出番に備えられるし、寝袋など絶対濡らしたくないものをとにかく突っ込むなど、とても重宝しています。
2019年5月に九州ツーリングに出掛ける際に、もう少しドライバッグの容量が欲しくなりました。そこで新たに購入したのがRYOBIの30リットルのドライバッグです。
RYOBIのドライバッグ
RYOBIのロゴからお察しの通り、上州屋神田駅前店で購入した釣り用品です。ここでもバイク用に拘らず、身近なところから探してみました。
バッグの横にハンドルが付いているのが何気に使いやすいです。30リットルともなると結構な重さになるので、横から持てると荷台への積み下ろしの際に重宝しました。
一番重宝しているのがNB-12-BKマルチレインバッグ(デグナー)です。これもロードホッパーより半年も前、レンタルバイク生活の時に購入しました。
NB-12-BKマルチレインバッグ(デグナー)
このバッグの最大の特徴は2種類の使い道があることです。まずはタンデムシートに載せてロープ等で縛る方法で、シートザックとして使うのが一つ。
タンデムシートに載せてROKストラップで固定
もう一つが背面のポケットに収納された肩掛けベルトを取り出してDリングに繋ぐとリュックのように背負うことができる方法です。
ところがロードホッパーは乗車姿勢がやや前傾になるため、リュックを背負って走るのは疲労の元です。そこで考えたのは肩掛けベルトが取り外し可能なので、荷台に背負わせて車体左側にぶら下げる方法です。これを僕はサドルバッグセッティングと呼んでいます。
サドルバッグセッティングです
2018年3月11日にお台場で開催された稲妻フェスティバル@お台場へ行った時に初めて試みて以来、この方法は必要不可欠となりました。
実のところ肩掛けベルトの下側(腰側)がDリングで取り外し可能というリュックは少ない、というか他に知りません。強度が必要な部分なだけに普通はバック本体に縫い込んで作りますから、このバッグでしかできない方法なんです。
バッグは荷台に背負わせているだけなので取り外しは簡単です。バイクに積載したバッグを取り外し、そのまま背負って持ち運べるって何気に便利です。過去2回、レンタルバイクのダイナ・ローライダー(ハーレーダビッドソン)でキャンプミーティングに出掛けた際に使ったダブルサドルバッグNB-43(旧型)(デグナー)は、シート下の接続ベルトとバッグ本体をジッパーで簡単に取り外せる構造でしたが、サドルバッグ自体が持ちにくくてテントサイトまで持ち運ぶのに往生しました。
一般的なサイドバッグでも30リットルの容量はなかなかありません。房総一周ツーリングでは、このザックに着替えを入れて、宿泊するペンションに駐車したらザックを外してヨイショと担ぐと、すんなり部屋へチェックインできました。
スポンジシートです
ホームセンターで買ったスポンジシートを背面にダブルクリップで留めて、車体とバッグがスレて傷が付かないようにしています。振動の多いバイクなので何か付けると擦れ傷が心配です。
2018年4月8日にシーバス釣りに行った時は、ドン・キホーテで買ったプラスチック製コンテナ(タテ37.5cm×ヨコ26.5cm×高さ16.5cm)をROKストラップ(CM)で縛って載せました。もともとシューティングバスケットとして準備したものですが、当然荷物を入れちゃいますよね?
結局、折り畳み長靴を入れただけですが、蓋の開け閉めが無いとこんなに楽なのか?と驚きました。ズボラな僕にはぴったりです。
コンテナを積みました
とはいえ見た目が恰好いいとは言い難いので、2018年5月26~27日の房総ツーリングではシューティングバスケットの改良案として折り畳みコンテナを使ってみました。近所のホームセンターで見つけたTenmaのプロフィックス 折りたたみバスケットハンドル付き S ホワイトです。折り畳んでおけば移動時の見映えの問題は解決されますし、コンテナの上にシリンダーバッグを載せることができました。
組み立てて荷台に積載すれば、スクーターのカゴのような使い方ができるかも知れません。例えばキャンプ場で荷物を全部降ろして設営した後にカゴだけ付けて、ちょっと食材の買い出しに…なんてコトが想定されます。カーブを曲がる時に転がり落ちないよう、上から網をかぶせるといった注意は必要でしょうが、スーパーカブばりの活躍が期待できそうです。
ロードホッパーには籐(ラタン)で編まれたピクニックバスケットが似合うのでは?と思い付き、2018年5月31日、Yahoo!ショッピングでかごのお店 ラッセルからネットで購入しました。
素材が籐だけにバスケット自体の剛性が強くない気がするので、大きいバスケットにたくさんの荷物を詰め込むのは不安があります。そもそもフラッと近所へお出掛けといった風情のモノなので、荷台のサイズに合わせた小さいもの(長さ30cm×幅20cm×高さ17cm)にしました。お値段は約3,000円でした。
籐(ラタン)のピクニックバスケット
荷台には横長になるよう載せて、ROKストラップで車体方向に止めました。籐のバッグにはベルトも革の方がお洒落かも知れませんね。
2018年8月18日の積載テストを経て、10月18日に鳥羽井沼自然公園の池へいちじくを買いに行くオヤツーでデビューしました。結果はすこぶる良好でした。オヤツを買うだけであっても、お出かけ気分がアガる小道具って重要ですよね。
古いベスパやBMWのキャリアに革トランクが乗った佇まいは恰好いいですよね。twitterには#バイクに革トランクを載せ隊なんて素敵なハッシュタグがあるくらいで、Instagramにも#バイクに革トランクを載せ隊のタグができています。きっとロードホッパーにも似合うに違いない!と信じて挑戦します。
アレコレと物色しているうちに、ヤフオクで幅46cm×高さ27cm×マチ15cmと、荷台にちょうど良さそうな革トランクをみつけて、2018年9月30日にポチッとやらかしました。5,250円だったので安く落札できたと思います。
カバンのサイズとしては決して大きくありません。通常の旅行であれば一泊程度かな…?という感じです。早速積載テストを試みました。
似合ってる?
荷台のサイズから言えば、もうちょっと大きくても載せられますが、車体とのバランスで言えば、程よいサイズ感ではないか?と思います。これもお洒落で言えば、革ベルトで留めるのが良いとは思うのですが、やはりROKストラップが便利、簡単、高機能と手放せなくなっています。
いざ実践となるとなかなか機会が無いもので、2022年3月5日(土)いきつけの理髪店、髪toへ行く機会になってしまいました。
この時はほとんどカバンに荷物を入れませんでしたが、一泊程度の着替えを持ってフラリとツーリングに出るなんて旅情がそそられます。やはり革トランクは浪漫なんですよねぇ。
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