トップ創作日誌

DHフライパックロッド製作記

バイクに積める竿が無いので作っちゃおう

2018-11-27~

その6

実戦投入…そして悲劇

 もうちょっとコーティングを重ねて見栄えをよくしようかな…と思っているうちに暖かくなったので、お化粧もそこそこに釣り場へ持ち出したくなってきました。2019年3月17日に加賀FAへ出かけたのですが、お客さんが多かったため、下手くそがダブルハンドを振り回すのは迷惑が掛かる…と見送り、デビューは4月6日のメバル釣りになりました。

 釣りを始めて約15分後、まだキャストの感触を確かめている最中にバキッ!と言う音とともに、グリップ直上のフェルールで折れてしまいました。なんてこったい!

ダメだったか
悲しい

 この日はすぐに予備竿に交換して釣りを続けましたが、日を改めて折れた竿を見ると、グリップ側に挿し込んで接着しているフェルールプラグが内側から竿を突き破ってしまったようです。
 この竿の製作にあたってはフルさんを始め、沢山の関係各位にご助力頂いた竿なのですから、このままでは終われません。なんとか修理したいと思います。

修理の相談

 心の傷が癒えるまで半年を要しました(嘘)。シーズンに入ったので修理を後回しにしたのですが、2019年も10月に入り、そろそろ修理に取り掛からねばなりません。10月5日(土)、アトリエに折れた竿を持ち込み、フルさんに相談しました。

 そこで想定した作業は、
 1.折れた破片からフェルールプラグを抜き取る
 2.グリップ側の破断面を切り落として、綺麗な継口にする
 3.フェルールプラグを差し込んで、2液エポキシで接着
 4.継口からワインディングチェックまで同スレッドで巻き上げる
 5.エポキシでスレッドをコーティング

 おおむねこんな段取りになりそうです。もちろん各工程で問題が発生するのは間違いないのですが、知恵と工夫で乗り切っていきたいと思います。

その7へ続く

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