3年ぶりにGTに引っ張られよう
翌朝早くに起床し、フルレアイランドホテルを出発しようとフロントへ向かうと、航空自衛隊の方がいらっしゃいました。何でもソマリア派遣からの帰りだそうです。少しお話しさせて頂きました。
国内線でHAA DHAALU(ハーダール)環礁にあるHanimaadhoo(ハニマードゥー)空港まで約1時間のフライトを終えると、3年ぶりの空港は随分建物が増えて設備が充実しています。以前は空港の周囲にフェンスさえ無くて、のんびりした感じだったのに。
空港裏の桟橋に進むと、こちらも新しく広くなっています。近年HAA ALIFU(ハーアリフ)環礁にリゾートが2つできているので、設備を強化しているのでしょう。
小舟に乗って、沖合に停泊していた船に乗り込みます。今回の船は前回までより少し大きいKANDI HIBARU号(カンディヒバル:ディビヒ語でメカジキの意味)です。本当は小さい船の方が魚が驚かなくて良いとのことなんですけどね。
船は空港のある島を離れ、西にある沈み根を目指します。落ち着くヒマ無く早速釣りの準備に取り掛かります。
今回のタックル
ペンシル用
ROD: FISHERMAN GIANT86
REEL: SHIMANO STELLA 10000H
LINE: PE6号
LEADER: VARIVAS ShockLeader 130lb
ポッパー用(使用せず)
ROD: ZENAQ JiggerTrust P83-5
REEL: DAIWA SALTIGA Z6000
LINE: PE6号
LEADER: VARIVAS ShockLeader 130lb
今回はゼナック+ステラの長年のコンビを解消しました。僅か3インチ(約7.5cm)の差ですが、ジャイアントの長さで飛距離を稼ぐことに期待します。いよいよGTフィッシングのスタートです。
最初のポイントでキャストの練習程度にウォーミングアップしたらHAA DHAALU(ハーダール)環礁を南へ進み、島周りや沈み根を攻めて行きます。
めいめい好きなルアーを投げていきます。僕のスターティングルアーはフィッシャーマンのペンシルにしました。
初物が釣れたところで動画撮影にも挑戦してみました。
鴨野さんのヒットシーン 56sec
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Macintosh : QT(5,613MB)
Windows : WMV(14,478MB)
浩一郎さんのヒット(?)シーン 1min28sec
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Macintosh : QT(8,975MB)
Windows : WMV(25,035MB)
僕のバイトシーン 39sec
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Macintosh : QT(4,065MB)
Windows : WMV(11,107MB)
動画を撮影し始めると魚がなかなか出てきません。モルジブのGTはすっかりシャイになってしまったようです。
今回はシイラ用ロッドも持ってきました。これで大きく移動する際にライトトローリングをします。実はカツオを釣ってガルディアスープを作ってもらおうとの魂胆です。前回のモルジブ釣行ではなかなか出てこなくて、最終日にリクエストしたらイマイチだったため、自前で新鮮な食材を調達する所存です(笑)。
ポイントの移動の際に流す、を繰り返していると、ついにドラグを緩めにセットしたリールから糸が吐き出されていきます。慌ててあわせてみると魚が掛かっています。
おぉ、トローリングで人生初ヒットかも?
カツオ用タックル
ROD: SHIMANO Scorpion OCEA Boat SCO-S8022BT
REEL: SHIMANO AIREX 5000
LINE: PE2号
LEADER: VARIVAS NylonLeader 40lb
LURE: FISHERMAN 弾丸メタルスイマー20g
トローリングで釣れた魚はツムブリでした。この魚はモルディビアンに食べる方で大変人気のある魚。これは食材としてキープされました。
この日はHAA DHAALU(ハーダール)環礁からSHAVIYANI(シャビヤニ)環礁へと船は南に進みます。
島周り、沈み根を攻めていってこの日の釣果は僕がGT1本、ツムブリ1本。浩一郎さんがGT4本。鴨野さんがGT2本。ファルーク氏がGT2本、カスミアジが1本でした。
この日はGaagandu(ガーガンドゥー?)のリーフの沖合に停泊しました。夕刻はライトゲームで小さい魚に遊んでもらおうと思いましたが、船の明かりの周りに小魚が寄ってくる割には何も釣れず。疲れもあってサッサと就寝しました。
その3へ続く
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