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スペイキャストをやってみたい!

入門するのに竿作りから始めちゃうド阿呆の記録

2004-6-15~2005-12-12

その2 グリップ・リールシートの加工

 胤瞬の手元のブランクはかなり太くなっています。このままではリールシートとコルクグリップの穴が小さ過ぎてとても通りませんので、棒ヤスリを使って穴を広げる作業から始めます。

insyun
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リールシートの穴を削ります。

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エンドグリップの穴を削ります。

 ここまで順調にきて、次にメインのグリップの穴を広げるのですが、こんなに長いコルクグリップは初めてです。棒ヤスリが届かないので割り箸で延長してみました。

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それでも向こう側までとても届きません。

 この延長棒ヤスリで削っていったのですが、コルクの真ん中あたりがどうにもうまく削れません。先細なのでうまくコルクの内壁に当たらないのです。
 みるみる作業効率が悪くなってゆき、なんと半年もの間ほったらかしにしてしまったのでした。

 ところが2月11日に長い棒に紙ヤスリを巻きつけたらどうだろう?と閃いたのでした。
 早速長くて細い棒を探したのですが適当なものが無かったので、ティップが折れて使えなくなったシーバスロッドのバット部のガイドを取ってみました。

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グリップはそのままです。

 これに両面テープで#60の紙ヤスリを貼り付けて、特製棒ヤスリの完成です。

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両面テープの幅が細くて一周回りませんでしたがヨシとしました。

 これを小脇に抱えてコルクグリップを動かしながら削っていきます。みるみる削り粉が出てきて見違えるほどの作業効率です。今まで何をやっていたんだろう?という程の勢いです。あっという間にブランクに通るサイズの穴に広がりました。

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仮組みしてみました。

 これで半年止まっていた作業も一気に解決しました。次はこれらのパーツを接着します。

その3へ続く

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