入門するのに竿作りから始めちゃうド阿呆の記録
前回の作業から1シーズンが過ぎてしまいました。改めて飾りを施した補強巻きの部分を見て、何となくやめよっかな?と思うようになってきました。やっぱりあまりゴテゴテと飾り立てると飽きるのも早いんですね。
というわけでせっかく凝った飾り巻きですが解いてしまいます。結局はシンプルなのが一番、ということで中央に赤のメタリックで2回巻くだけに留めてみました。
何も無いのは寂しいので赤メタを2回巻きだけ
さて飾りはちょこっとだけと方針を決めたばかりですが、ストリッピングガイドはもう少しだけデコレーションを入れてしまいました。
スレッドを巻き始める両端にあらかじめ銀のフラットティンセルを巻いて、この真ん中あたりからスレッドを巻き始めます。ルアーロッドなどによく見られるトリムの省力化のテクニックですが、フライロッドではあまり見られません。
あらかじめ銀のフラットティンセルを巻いておきます
続いてスレッドを巻いていきますが、#10-11のDHと強竿ですので、ストリッピングガイドはダブルラップにしてみます。1巻き目の中央には補強巻きと同様に赤メタリックの飾りを2回巻きで施します。
ストリッピングガイド。さすがに大きいです。
次に途中のガイドを巻いていきます。買った時に付いてきたガイドチャートに沿って、ガイドを配置していきます。
今回は15feetと竿が長いため、FujiのSiCリング入りダブルフットガイドを3個、スネークガイドを11個とたくさんのガイドの足をラッピングしなければなりません。補強巻きやトップガイドを合わせると30回を超えるラッピング作業となり、数えただけでもウンザリしてきます。
そこをグッと堪えて一つずつ丁寧に巻いていきます。綺麗に巻ければ気分も良くなりペースも上がります。最終的に綺麗に仕上げるコツは失敗したら巻き直す。挫けたら翌日に回してでも気分を変えることだと思います。
それでも綺麗に仕上がらない…。
ガイドの足の中央辺りに赤メタリックで2巻きの飾り巻きを入れる細工を入れてみたのですが、隙間が空いてしまいました。そこでスネークガイドには細いAスレッドで巻いてみることにしました。
いくぶんアラが目立たなくなりました。
その7へ続く
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