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スペイキャストをやってみたい!

入門するのに竿作りから始めちゃうド阿呆の記録

2004-6-15~2005-12-12

その4 ガイドフットを削る

 今回の作業ではガイドフットを削ります。見栄えの問題だけなので本当にこの工程が必要なのかと問われれば首を傾げるところもあるのですが、せっかく自分で作るのですから綺麗に仕上げたいのは人情ってヤツですよね。

 両頭グラインダーに金属作業用砥石をセットして、ガイドの足が滑らかなラインになるように削っていきます。

insyun
右が削って薄くなった足。左側が加工前です。
ちょっと見難いですね。

 スネークガイドはあまり削りません。もとから細く焼き色を落とせば滑らかなラインになるので、さっとグラインダーを掛けるくらいにします。
 一応大きい魚を釣る目的の竿なので、あんまり削ると強度が心配になってきます。

insyun
スネークガイドの加工前です。
焼いた色が残っています。

insyun
削った後のスネークガイドです。

 以前雑誌の記事で読んだのですが、この作業をディスクグラインダーでやっているプロのビルダーがいました。左手でディスクグラインダーを持ち、右手でガイドを持っていました。しかも素手で。注意しないと爪が割れるなんて笑っていましたが当たり前です。
 プロがそんないい加減にやっているのか?と半ば呆れましたが絶対据え置きのグラインダーに手袋着用をお勧めします。
 ホームセンターで買ってもたいした金額じゃないし、そんな危ない真似をするくらいならダイヤモンドヤスリ+手作業の方がまだマシです。怪我しません。

その5へ続く

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