入門するのに竿作りから始めちゃうド阿呆の記録
さて今回は接着の作業をします。グリップとリールシート、ワインディングチェックとグリップエンドの金具(石突)になります。
まずはリールシートの接着です。金具が接着されていませんのでウッドのリールシートにセメダインのSUPER X2を塗り、金具を接着します。
リールのフットが入る穴と、フットが当たるように平面になっている部分の向きに注意して、固定されるまで待ちます。
次にメイングリップですが、長さが30cm以上ありますので、いつものような2液混合エポキシ接着剤でチマチマ練り練りとはやってられません。そこでチューブ形状のセメダインのSUPER X2を使ったという次第です。
多めにブランクに塗って、竿のお尻からコルクグリップをゆっくり差し込んで位置を決めます。当然余った接着剤がはみ出るので、そのままワインディングチェックを接着します。ゴム製で伸びるので、ティップ側から差し込めました。
それでも余る接着剤は爪楊枝とティッシュペーパーで拭き取ります。早いうちなら綺麗に取れます。
引き続きリールシートを接着します。これは向きに要注意です。リールのフットが入る穴から、ちょうど右に90度捻った位置に竿のプリントが来るようにします。右利きの人が竿を持ったとき、正面にプリントが見える位置ですね。
リールシート部です。グリップのフィルムは取らずに作業しています。
さらにエンドグリップを接着します。ここまで全てを竿に差し込んで、竿の後端とエンドグリップの後端を合わせて最終的な位置決めをします。
最後に石突になる金具を接着するのですが、今回は付属の金具を使わずにカナダの2ドル硬貨を貼り付けました。バス用フライロッドでもアメリカの25セント硬貨を貼り付けた同じネタです。
いつかはこの竿を持ってカナダのスチールヘッドを釣ってみたいという夢を託してみました。
ちょっと見難いけど、クマの絵柄の硬貨です。
あとは動かさないように注意して乾燥させます。24~48時間で完全硬化です。のんびりガイドラップのスレッドの色など考えながら待つことにします。
その4へ続く
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