入門するのに竿作りから始めちゃうド阿呆の記録
ガイドラップのコーティングはFLEX COAT Liteを使います。BROOKYでも使った経験から注意する点はそのまま使うとちょっと粘度が高い気がするので、薄め液を使ってさらっとした感じにすることでしょう。
考えてみると、これまでコーティング作業をした竿はバス用ベイトロッド2本とバスバギング用フライロッド2本で最長6ft6inと、1ピースのものばかりでした。それがいきなり15ft3pcsですから随分と勝手が異なります。
まずは3ピースの真ん中、ミッドセクションから作業することにしました。フェルールのメス側の補強巻きもコーティングするので、ラッピングドライヤーにはティップ側をセットします。
1回目は薄め液を等量ほど加えて濃度を薄め、スレッドに染み込ませるように塗ります。2回目は薄め液を50%程加えた濃度にしました。補強巻きやダブルラップといった広い幅のラッピングでは塗りムラが出てしまいました。
そこで3回目のコーティングでは薄め液を倍程入れて、広い幅のラッピングには塗りムラが出ないよう上から塗料をかけてみました。
補強巻き部分。
塗りムラは少ないのですが、イマイチ綺麗ではないですね…。
次にハンドル部のあるバットセクションを作業します。こちらはロッドエンドをラッピングドライヤーにセットし、ダブルラップを行った2箇所にコーティングを施していきます。
作業自体はミッドセクションと変わりません。同様に3回のコーティングを施します。
最後に穂先側のトップセクションです。このセクションもフェルールのメス側の補強巻きをコーティングするので、ラッピングドライヤーには竿の穂先をセットしなければなりません。しかし細い穂先を咥えるには太さが足りません。破損の不安もありますので、マスキングテープをぐるぐる巻いて太さを稼ぎ、穂先を保護してからセットします。
このセクションも同様に3回のコーティングを行います。
その8へ続く
Copyright (C) びぃ,2005-12-6,All-Rights Reserved.