トップ創作日誌

またもやバス用ショートロッド

同じような竿、2本もいらんやろ?でも…。

2003-12-19~2005-12-18

その4 ハンドル部の制作

グリップの接着

 グリップと接着前のリールシートをブランクに通して位置を確認したら、マスキングテープで目印を付けて、上下にはみ出さないように接着剤を塗ります。

 ブランクにコルクグリップを通して位置と方向を合わせます。今回のコルクグリップはアップロックシートと組み合わせるので向きがあります。スパインに対して右90度に捻った位置になるように決めます。

 今回使用したのは30分硬化型のエポキシ接着剤ですが念のため1日以上乾燥の時間をとりました。

grip
フードが入る穴はこのように開けます。
接着する際は向きに注意します。

 引き続きワインディングチェックの接着をします。購入する際は現物合わせでいくのが無難です。今回も大宮の吉見屋さんにブランクを持っていって購入しました。
 ソリッドグラスの竿と同じBellinger(ベリンジャー)の物。接着剤はボドキンを使ってはみ出さないように少なめに塗ります。ブランクの上から入れて接着したら、後は触らないように気を付けて乾燥させます。

windingcheck
ワインディングチェック接着後の様子

リールシートの接着

 リールシートの上のフード(グリップで隠れる方)をリールシートに2液性エポキシ接着剤で接着します。この際リールの足が入るフードの隙間に接着剤が入らないよう気を付けます。固着するまで充分に時間をとります。

 リールシートをブランクに通すと隙間がありますので、ブランクにタコ糸を粗くグルグル巻いて瞬間接着剤で止めます。密に巻くと2液性エポキシ接着剤の逃げる余地が無くなり大量にはみだしてしまいます。
 タコ糸で高さが足りなければマスキングテープ(瞬間接着剤を吸う吸水性のあるもの)を使います。高さを調節してリールシートが通るくらいにします。

 2液性エポキシ接着剤をブランクにたっぷり塗り、ブランクの向きとリールシートの向きを確認して接着します。ここでも充分に時間をとって接着させます。

 リールシートのエンドキャップを接着します。ここも2液性エポキシ接着剤を使って充分に固着するまで乾燥させます。

その5へ続く

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