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またもやバス用ショートロッド

同じような竿、2本もいらんやろ?でも…。

2003-12-19~2005-12-18

その6 ガイドラップのコーティング

色止め

 今回はプリザーバーで色止めをします。通常のスレッドでコーティングするとコート剤が浸透して沈んだ暗い色になります。これを防ぐための塗料がプリザーバーです。
 プリザーバーを塗ると耐久性が落ちると言われていますが、#5ロッドでは耐久性をシビアに問われることもないかな?と思い、見栄えで選んでみました。

コーティング

 この行程の前にホコリが飛ばないように部屋を掃除しようと思ったのですが、気が付けばラッピングドライヤーに竿をセットしていました(笑)。できるだけホコリが飛ばないようにそっと動くことにします。

 今回コーティング剤はFLEX COAT Liteを使います。紫外線による劣化、黄変を抑えた製品とのことですが、特徴としてはやや粘度が柔らかめかな?と思いました。使い勝手はなかなか良好です。
 ただ今回の1回目のコーティングはプリザーバーを塗った後だったのであまり気にならなかったのですが、乾いたスレッドに直接塗る1回目の場合にはちょっと濃いかも知れません。1回目は染み込ませるくらいなので薄め液で薄めた方がいいでしょう。
 粘度が高いと塗りムラが出易くなります。どんなコーティング剤でも気温が高いとどんどん粘度が高くなりますので、手早く塗るのがポイントです。

 使いきれなかったコーティング剤を紙の上に垂らして乾燥確認に使ったところ、およそ2日間乾燥させると硬化しました。
 次に塗りムラが出てしまった箇所を耐水ペーパーで平らにならします。1000番の耐水ペーパーで軽く擦ると塗装面は削れて白くなりますが、この後、2回目の塗料が1回目のコーティングを溶かすので気にしないで大丈夫です。
 再びFLEX COAT Liteを使って2度目のコーティングを施します。

coating
2度目のコーティング。

 2回目の乾燥がなかなか乾きません。一週間経ってもペタペタ張り付くような感触が残りました。どうやらコーティング剤を少なめに作ったので、配合が誤っていたようです。
 分量は多めに作ると硬化が早く進みます。当然塗りムラも出易くなるのですが、分量を少なく作ると配合は当然シビアになります。ある程度無駄になっても多めに作り、面倒でも薄め液を使って濃度を調整するべきでした。
 3度目のコーティングはこれまでの反省を踏まえ、薄め液で濃度を薄くして塗ることにします。充分に硬化してからペーパー掛けをしてから行います。

その7へ続く

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