イカれた『バス用ソリッドグラスショートロッド』製作記
2003年5月に千葉の三島ダムへ釣りに行って以来、フライでバスを釣る時に使うショートロッドが欲しくなりました。
動機というかきっかけは結構あります。
何度かルアーロッドと一緒にカヌーに載せて釣りをしたのですが、カヌーが船に流されて岸近くに寄った時には船からはみ出したフライロッドが岸や木に当たって折れそうになりました。その時の竿はORVISのTRIDENTで9ftの6番でした。折れたら絶対泣きます(T_T)。
この9ftをサイドキャストで頑張って打ち込むのですが、短い方が楽だろうというスケベ根性を持っております。
抵抗や重量のあるフライをトラブルレスで投げ続けられる程の技量がないのです。
そこでお店やカタログ・インターネットを駆使してピッタリ合う物を探してみました。候補に挙げたのはTIFAのFla de Ba。6'3"の6-7番。もう一つはFenwickのyellowglass。6'6"の6番。
実際Fla de Baは2003年7月に買っちゃいました。小野川でフロートチューブを浮かべて7番を乗せて試してみましたがなんかちょっと違う。もうちょっとゆったり曲がってバットで飛ばして欲しいんです。なんだかラインの乗る感じが薄くて竿が曲がらない感想を持ちました。
yellowglassは意外と軽くダルンダルンの胴調子。アクションは好みの予感がするのですが、6'6"はカヌーではいいけど、フローターではちょっと長いかも?
こうなるといよいよ自分好みの竿が欲しくなってきます。ある時閃きました。ソリッド(無垢)のブランクを削って自分好みのテーパーを作ろう。これは結構面白そうだ、と思いついたのでした。
で、どんな竿にしようか考えてみます…。
その2へ続く
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